実に日本では75年振りに開業となった栃木県宇都宮市のLRT(宇都宮ライトレール)を視察させていただきました。

この計画自体、実現まで30年掛かったそうで関係者の皆さまのご苦労と根気には頭が下がります。

このLRTという乗り物は低重心で3両編成です。

豊橋市内を走る昭和からの路面電車(ほとんどが1両編成)とは大きく異なっています。

あ、でも豊橋も1車両だけはLRTで「ほっとラム」と呼ばれています。

この特徴は

・揺れない

・乗降が容易

・バスなどその他の移動手段との連携

・時間に正確

・環境に配慮

など様々な効果があります。

 

宇都宮市のライトレールは宇都宮駅を中心に東西に走らせる予定ですが、まず駅から東側ルートが完成しそれを今回説明を聞いたり実際に乗ったりして学ばせていただきました。

 

豊橋市との大きな違いは何でしょう。

まず、新幹線の線路が豊橋市の場合は地面を走っている。→宇都宮市は駅の最上階に新幹線

次に財政面で考えると民間の鉄道会社も維持費を3分の1負担している。→宇都宮市は上物は民間、地面の維持管理は市と国。

これはまず大きな違いです。

豊橋駅も新幹線が上を通っていたら市が東西に分断されることはないのにね。

 

今後駅の西側を通すときには傾斜を登ってペデストリアンデッキと同じ高さのところをLRTが走るんですって!!

 

 

さて、実際に乗車する事になりました。

まず基本的には交通系ICカードの利用を勧めています。

1日の設定上限は400円にしてあるから助かります。

ドアがプシュッと開いた先には交通系ICカードをかざす部分が幾つもあります。

走り出すとめっちゃスムーズ!静か!感動ものですがそのうち川を渡るしカーブも起伏もガンガン走っちゃうし!

 

 

そうこうしているうちにトランジットがあるところに到着。企業団地のど真ん中(?)でした。お勤めの方たちが通勤の足として利用してくれるから安定収入が計算できるしCo2削減にも繋がる。通勤する人も渋滞知らず、良いですね。

 

まちづくりはこれくらい思い切ってやらんといかんな、と本当に思いました。

 

まず何からやろう?

JR東海?いやいやそれだけじゃないですね。

頑張らなければ他市に置いてかれるぞ〜でもホント豊橋駅を何とかできれば西側まで路面電車が走れるしそうしたら、各電停から枝を伸ばすように路線バスを繋げれば・・・良いと思いませんか?

 

私、石河かんじは豊橋市に住む皆さん、そして将来豊橋市に生きる若者が笑顔で過ごせる街になることを常に意識して活動しています。

 

 

 

2024年の活動テーマは「対話」みなさんとの対話から良い街づくりに繋げようと思います。

 

 

 

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