3年前から始まっている豊橋市の汐川干潟で石倉カゴを用いたニホンウナギをはじめとする生物の生態調査に参加させて頂きました。

(既存の石倉カゴ)

この石倉カゴは全国で約700か所に設置しているのですが、このカゴを用いて干潟でニホンウナギの生息をモニタリングしているのはここだけとのこと。

3年前から春と秋の2回ずつ調査している訳ですが、このカゴの設置が結構大変。

網のなかに石を組んで置いて生物の隠れ家を作ってやる事で生息を確認するようです。


(新しいカゴ)

先日はまず既存のカゴの横に新しいカゴを設置し、既存のカゴの上部を開けて石を新しいカゴに移動。

その際、生物が逃げ出さない様に網を持ちあげながらの作業でした。

 

石をひと通り移動し終えたらカゴを岸に上げてヘドロを除去しながら生物の捕獲。

これが大変でした。気を付けていても魚が暴れるとヘドロがしぶきになって飛んできます💦

私も作業に加わりましたが上着もズボンもいつの間にかヘドロしぶきにまみれていました。


(ウナギが見えますか?)

ニホンウナギは麻酔をかけてサイズを確認後マイクロチップを埋め込みます。

(肛門近くをカッターで切る)

(上の画像に写っている棒状のものがマイクロチップ)

このマイクロチップで生態を管理しているようで今回獲れたウナギ10数匹のうち何匹かは既に埋め込まれており生息していることが確認されました。

 

この場には九州大学の教授、養鰻組合の方、豊橋市自然史博物館の学芸員もいらっしゃりニホンウナギやその他の生物についても色々と教わりました。

今回はニホンウナギの他にカニ(名前は忘れました)、テナガエビ、ウロハゼ、マハゼ、ゴカイ等を発見しました。

今回調査に加わったこの事業ですが3年間は豊橋市から予算は付いていたのに今年はないそうです。

前市長が行った事業だから現市長は予算を付けないのか???そんなゆがんだ考え方をしてはいけませんが、持続可能な街づくりを掲げている本市として、ここに維持管理のための予算を付けていないのは納得できないですよね?

これについては先輩議員とともに市にお願いしました。要望は果たして通るのか?


ここの干潟はかつて2000ヘクタール以上あったそうですが、今はその15%以下約280ヘクタールしかないそうです。

しかも砂などが堆積して干潟が固くなりゴカイなどの生物が住み難い環境になってきています。

 

この環境を回復&維持していく事はこの地の生態系、環境を後世に残す貴重な事業です。

みんなの意識改革、活動が大切です。

活動を支えるため自治体の補助も必要です。

 

皆さん、ご協力お願いします。

 

 

私、石河かんじは豊橋市に住む皆さん、そして将来豊橋市に生きる若者が笑顔で過ごせる街になることを常に意識して活動しています。

 

2023年の活動テーマは「挑戦」頑張る人たちが前向きに活動できる社会づくりに挑戦します

 

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