視察2日目朝、佐賀県武雄市を出発。
JR佐世保線とシーサイドライナー、そして島原鉄道を乗り継ぎ長崎県島原市へ。

途中雲仙普賢岳や諫早湾干拓堤防道路を横目に眺めながら3時間半の移動。

島原駅に到着すると眼の前に島原城(跡)

その後タクシーに乗り込んで到着したのが島原復興アリーナ
こちらを会場にして
・島原半島ジオパークについて
・島原城築城400年記念事業について
お伺い、勉強させて頂きました。




まず島原半島ジオパークについて
島原半島は世界で35か国・127あるユネスコ世界ジオパークのなかのひとつで、雲仙普賢岳噴火ののち当地で火山都市国際会議を開催しその中で島原半島をジオパークにしては?と言う案が出たところから始まったものとのこと。
SDGsの考え方に似たところが多く、持続可能な地域社会の構築を意識して地域の方から積極的な意見を聞き、自然が残した遺産を保護し子どもたちの教育に活かしたり観光資源にしたり地域の復興に活かすことが目的との事。

現在は我々の地元、東三河市町村もタッグを組んでこれを目指しているところです。
豊橋市の場合、もっと地元の声を吸い上げる努力と仕組みが必要と感じました。

島原城築城400年記念事業については、7年かけての活動とのことで2024年まで7年かけて完結を迎える壮大な取り組みです。

町並み作り、歴史学習、各種イベントと多くの取り組みであるため島原市役所だけでなく企業や団体にも協力してもらいながら町が一体になって活動されているそうです。

ジオパークにしても記念事業にしても、市と市民がワンチームになっているように感じました。
みんなで同じ方向を向いて歩むことって本当に大切だし大きな力になると思います。

その後移動までの時間、アリーナに隣接するがまだすドームを見学。

地元の小学3年生は年に1回、社会勉強で訪れているそうで、この日もひと組いらっしゃり、先生の言葉に熱心に耳を傾けていました。

このドームは雲仙普賢岳噴火後、土石流が海まで運んできた土砂を整地して建てられたもので雲仙普賢岳噴火、火砕流、土石流の歴史を後世に残し学んでもらうための施設だそうです。

展示物と映像、そして係の方からの解説で噴火の際の悲惨さと恐怖を実感しました。


島原半島にお住まいの方は常に噴火と地震による津波からの被害に備えながら生活されているそうです。

背景に映っている平成新山からは水蒸気が吹き出していました(日常の事だそうです)
 


私、石河かんじは豊橋市に住む皆さんが笑顔で過ごせる街になることを常に意識して活動しています。

2020年の活動テーマは「応援」

頑張る皆さんを応援します


https://www.facebook.com/kanji.ishikawa



コチラからご案内を不定期に配信しておりますので是非ご登録ください。
↓↓↓↓↓