ヒヤシンスステークスの勝ち馬予想をしてみます。

ヒヤシンスステークス過去10年の勝ち馬一覧

(勝馬の新馬戦の年月日、芝ダ距離、騎手、人気)
開催年 馬名 生産者 厩舎 生年月日 デビュー戦 距離 騎手 人気
2023年 ペリエール チャンピオンズファーム 黒岩陽一 2020/2/13 2022/8/27 ダ1700  福永祐一  2
2022年 コンバスチョン ダーレー・ジャパン・ファーム 伊藤圭三 2019/5/12 2021/6/27 ダ1400  三浦皇成 1
2021年 ラペルーズ 富田牧場 藤沢和雄 2018/4/10 2020/6/27 芝1800  木幡育也 10
2020年 カフェファラオ Paul P. Pompa 堀宣行 2017/3/3 2019/12/14 ダ1800 ムーア 1
2019年 オーヴァルエース 梅田牧場 高木登 2016/4/7 2018/11/24 ダ1600 蛯名正義  1
2018年 スマハマ 千代田牧場 高橋亮 2015/2/16 2017/11/11 ダ1800 藤岡佑介 4
2017年 エピカリス 鎌田正嗣 萩原清 2014/3/22 2016/8/14 ダ1800 ルメール 1
2016年 ゴールドドリーム ノーザンファーム 平田修 2013/4/19 2015/12/13 ダ1800 川田将雅  3
2015年 ゴールデンバローズ Crossed Sabres Farm 堀宣行 2012/2/14 2014/11/8 芝1600  ムーア 2
2014年 エキマエ アラキファーム 中川公成 2011/5/15 2013/7/21 ダ1700 江田照男 6

芝デビューが2頭。ラペルーズはヒヤシンスステークスでは2番人気、ゴールデンバローズはヒヤシンスステークスでは1番人気でした。芝デビューの人気薄は苦戦傾向です。

ダートデビューは無し。芝1500が1頭、芝1600が3頭、芝1800が3頭、残り3頭は芝2000でした。前週のきさらぎ賞よりもこちらのほうがデビュー戦の距離が短い印象なのは、芝2000デビュー馬が少ないからかもしれません。

新馬戦の人気は6頭が6番人気なのは先週同様、2頭が2番人気、3番人気以下は2頭(3、8番人気)でした。

デビュー時期も全10頭までが12月末までにデビューしています。

新馬戦からの連勝は    リアルスティールとダノンベルーガ、新馬→条件戦orオープンクラスからの連勝はダノンキングリーと3頭います。

ヒヤシンスステークス(2024年)の出走馬一覧

(勝馬の新馬戦の年月日、芝ダ距離、騎手、人気)
馬名 騎手 厩舎 生年月日 デビュー戦 距離 騎手 人気
アンクエンチャブル ルメール 高柳瑞 2021/2/4 2023/8/27 ダ1200 石橋脩 2
エフエイト 松岡 北出 2021/2/17 2023/8/13 芝1200 秋山稔樹 9
ジョージテソーロ 嘉藤 2021/2/14 2023/7/29 ダ1200 原優介 9
タイセイリアル 田口 矢作 2021/2/20 2023/11/19 ダ1600 松岡正海 3
チカッパ 横山武 中竹 2021/4/12 2023/6/4 芝1400 和田竜二 4
バナマンテソーロ 柴田大 加藤士 2021/4/16 2023/9/16 ダ1800 永野猛蔵 12
ハビレ 菅原明 武井 2021/2/19 2023/6/17 ダ1400 菅原明良 3
バロンドール 横山典 松永幹 2021/2/15 2023/10/14 ダ1800 横山典弘 3
ピカリ 松若 森秀 2021/3/18 2023/8/20 芝1800 菅原明良 3
ペッパーミル 内田博 加藤士 2021/4/10 2023/12/23 ダ1800 黛弘人 13
ホルトバージ 今村 寺島 2021/4/8 2023/7/16 芝1600 今村聖奈 6
ラムジェット 三浦 佐々木 2021/4/4 2023/7/1 ダ1400 北村宏司 6
ロジアデレード 野中 稲垣 2021/1/29 2023/9/16 ダ1800 野中悠太 3
ワイワイレジェンド 田口 矢作 2021/4/6 2023/6/17 ダ1000 古川奈穂 5

  新馬戦が芝1400m以下、ダート1200m以下

アンクエンチャブル、エフエイト、ジョージテソーロ、チカッパ、ワイワイレジェンド

  新馬戦がダートの場合、人気が7番人気以下

バナマンテソーロ、ペッパーミル

  出走前年度の全国リーディングが40位以上の関西の厩舎

タイセイリアル、バロンドール、ピカリ、ホルトバージ

  結論

ハビレ、ラムジェット、ロジアデレード

  勝組と負組の境目

ヒヤシンスステークスはダートのオープンクラスの開催が少ないことから有力馬が出走してきたレースだったなぁ。しかし、今年は海外遠征する馬、地方ダート三冠レースのトライアルへ出走する馬が多く、例年に比べて小粒館が否めねぇんだよ。新馬戦の人気を見ても、1番人気になった馬が1頭もいないという面子構成。

暮の全日本2歳優駿を勝ったフォエバーヤングも、ダートの関東馬の2勝馬のアマンテビアンコもサウジダービー出走で不在。主役不在のなかで賞金稼ぎができる、もとい誰が勝ってもおかしくないともいえる。

2勝クラスはチカッパ、バロンドール、ワイワイレジェンドの3頭、いずれも関西馬。そうはいっても過去10年では関東勢が8勝していることから関東馬中心でいいんじゃねぇのか?

全然関係ない話なんだけど、ワイワイレジェンドの馬主さん、山田裕仁の同姓同名の方に非常に優秀な成績だった競輪選手がいまして、ワタシは大変おせわになりました。いや、直接お会いしたことはなく、車券上でしかお付き合いはしたことがありませんが。この方、きれいなフォームから繰り出す自力と味方を容赦なく捨てるクレバーな走法でKEIRINグランプリ(GP)を3度も制覇した物凄くエライ方です。ワイワイレジェンドには、この方の名前にあやかって、どんな展開になっても周囲を上手く使って立ち回り、ゴール前チョコンと差すようなレース展開になると面白いよなぁ。ヒヤシンスステークス自体、1番人気も活躍するけど、10年間で3連複の配当が100倍を超えているので、日本全国の競馬ファンを涙の坩堝に叩き込んでください。本家競輪選手の山田裕仁選手も、1997年、2003年のグランプリも人気薄だったから。※ちなみに長女は元SKE48チームEの山田澪花さんです。