きさらぎ賞の勝ち馬予想をしてみます。

きさらぎ賞過去10年の勝ち馬一覧

(勝馬の新馬戦の年月日、芝ダ距離、騎手、人気)
開催年 馬名 生産者 厩舎 生年月日 デビュー戦 距離 騎手 人気
2014年 トーセンスターダム ノーザンファーム 池江泰寿 2011/3/14 2013/10/20 芝1800 武豊 1
2015年 ルージュバック ノーザンファーム 大竹正博  2012/4/22 2014/9/28 芝1800 戸崎圭太 2
2016年 サトノダイヤモンド ノーザンファーム 池江泰寿 2013/1/30 2015/11/8 芝2000 ルメール 1
2017年 アメリカズカップ 社台ファーム 音無秀孝 2014/2/7 2016/7/16 芝1600 松若風馬 1
2018年 サトノフェイバー フジワラファーム 南井克巳 2015/4/8 2018/1/6 芝2000 古川吉洋 1
2019年 ダノンチェイサー ノーザンファーム 池江泰寿 2016/2/6 2018/7/8 芝2000 川田将雅 1
2020年 コルテジア ノースヒルズ 鈴木孝志 2017/2/23 2019/7/20 芝1400 松山弘平 7
2021年 ラーゴム ノーザンファーム 斉藤崇史 2018/3/2 2020/7/19 芝2000 北村友一 2
2022年 マテンロウレオ 猪野毛牧場 昆貢 2019/4/22 2021/10/30 芝2000 横山典弘 2
2023年 フリームファクシ ノーザンファーム 須貝尚介  2020/4/7 2022/10/9 芝2000 川田将雅 1

ダートデビューは無し。芝1400が1頭、芝1600が1頭、芝1800が2頭、残り6頭は芝2000でした。

新馬戦の人気は6頭が1番人気、3頭が2番人気、3番人気は1頭(7番人気)でした。

デビュー時期も8頭までが10月末までにデビューしています。例外はサトノフェイバーで、3歳新馬戦(2018/1/6)→きさらぎ賞を連勝しています。

きさらぎ賞(2024年)の出走馬一覧

(勝馬の新馬戦の年月日、芝ダ距離、騎手、人気)
馬名 騎手 厩舎 生年月日 デビュー戦 距離 騎手 人気
1 1 ピエナオルフェ 川島 荒川 2021年2月17日 2023/10/21 ダ1800 川島信二 15
2 2 インザモーメント 鮫島駿 田中克 2021年2月20日 2023/9/30 芝1800 鮫島克駿 7
3 3 ウォーターリヒト 河内 2021年3月24日 2023/10/9 芝2000  団野大成 8
4 4 ヴェロキラプトル 西村淳 高野 2021年4月28日 2023/6/24 芝1800 三浦皇成 5
5 5 シヴァース Mデムーロ 友道 2021年4月24日 2023/11/19 芝1600 ルメール 1
5 6 ナムラエイハブ 和田竜 長谷川 2021年2月17日 2023/6/10 芝1600 和田竜二 4
6 7 レガーロデルシエロ Aルメート 栗田 2021年2月18日 2023/6/18 芝1600 ルメール 2
6 8 ファーヴェント 川田 藤原 2021年2月21日 2023/8/5 芝1800 松山弘平 1
7 9 ジャスティンアース 松山 杉山晴 2021年2月8日 2023/10/9 芝2000 松山弘平 1
7 10 ブエナオンダ 武豊 須貝 2021年1月20日 2023/10/28 芝2000 川田将雅 2
8 11 テイエムリステット 酒井 木原 2021年2月17日 2023/7/16 芝1600  酒井学 11
8 12 ビザンチンドリーム ピーヒュレ 坂口 2021年1月28日 2023/12/2 芝2000 ムルザバ 2

  新馬戦がダート又は芝1600m以下

①ピエナオルフェ、⑤シヴァース、⑥ナムラエイハブ、⑦レガーロデルシエロ、⑪テイエムリステット

  新馬戦の人気が3番人気以下

②インザモーメント、③ウォーターリヒト、④ヴェロキラプトル

  結論

⑧ファーヴェント、⑨ジャスティンアース、⑩ブエナオンダ、⑫ビザンチンドリーム

  勝組と負組の境目

こんな上位人気馬だけしか残らない予想になるとは。資金配分みたいなことをしてもろくすっぽ儲かりもしない馬券なんて買いたくない。京都芝1800だから、外の人気馬が先行して最終コーナー4番手くらいで直線抜け出し、順当勝ちみたいな展開になりがち。儲けるためにも、しっかり絞り込まないといかんだろ。

しかしながら、強者には逆らえない。美味しい思いをしたいなら、ノーザンファーム生産馬を買えばいいんじゃねぇの。過去10年の優勝馬のうち約半数がノーザンファームなんだから。

  • ファーベント(社台コーポレーション白老ファーム)
  • ジャスティンアース(三嶋牧場)
  • ブエナオンダ(ノーザンファーム)
  • ビザンチンドリーム(ノーザンファーム)

フェアリーSのイフェイオンは社台ファーム、シンザン記念のノーブルロジャーは海外生産馬、京成杯のダノンデサイルは社台ファームと、ノーザンファームは今年のクラシック世代の重賞をまだ勝てていないんだよなぁ。そろそろお目覚めいただいて、俺を稼がせてくれないか(自分の都合のいいときだけ、働いてくれればいいんです)。

ノーザンファーム生産馬は2頭いるから、どっちも買えば美味しい思いができる確率が高くなりそう。

ちょっと話が脇にそれるけど、きさらぎ賞って、前走チョイ負けした馬が勝つってイメージが強いんだよね。古い話で申し訳ないんだけど、スペシャルウィークがそうだった。年明けの白梅賞で賞金加算の目論見が負けてきさらぎ賞使って。ナリタトップロードやリーチザクラウンもそうだったし。きさらぎ賞馬で後にG1を勝つような馬って、このレースの前にチョイ負けしていたのよ。サトノダイヤモンドは新馬戦からきさらぎ賞まで怒涛の3連勝だったけど、皐月賞ダービーは惜しくも2着だった。

今回本命にするビザンチンドリーム、この馬の新馬戦は確かにとんでもねぇ勝ちぷりだった。だからこそきさらぎ賞でも本命にするけど、このレースを勝ったら皐月賞ダービーはサトノダイヤモンドみてぇになりそうだなぁ。まあ、そうなったら本番では頭から買うのはやめよう。

もう1頭のノーザンファーム生産馬であるブエナオンダ。こっちは全走3着でチョイ負けってトコロがきさらぎ賞馬のイメージにぴったり。配当が10倍超えそうなので、色気を出してちょっとだけ抑えるとするか。