ドラフト会議前にすることといえば、トレセンへの入厩情報の確認。
POG特捜班の ゲート試験合格馬情報(JRA-VAN)
ゲート試験合格馬(サンスポZBAT!)
自分は主にサンスポのゲート試験合格馬を愛読しています。競馬を始めた頃、週刊ギャロップの読者だったのが影響しているのかもしれません。基本、競馬をするときに購入するのはサンケイスポーツです。
これまでの私は、赤本(2023~2024年完全攻略ガイドPOGの達人)に掲載された馬、赤本の巻末で須田鷹雄さん、浅野靖典さん、本誌の三人のうち、誰かが評価しているという基準でドラフト候補リストを作成してきました。ただ、赤本の印を見るだけではなかなか仲間内POGを勝ち抜くことができないので、毎年度、いろいろな視点で赤本で紹介されている馬を絞り込んでいます。
早期ゲート試験合格馬の成績
ゲート試験 合格頭数 |
期間勝利頭数 | 勝率 |
532頭 | 153頭 | 28.76% |
2023-2024シーズンに際して、まずは2021年産のサラブレット一覧を入手し、3月から5月中旬にかけてゲート試験に合格した記事が出るとその日付を入力し、さらに赤本が発売されると、選者毎の印を入力してきました。エクセルファイルで管理していますが、7000頭以上いるリストなので、かなり重いデータとなっています。
早くデビューすれば、新馬戦で勝てなくも未勝利戦を走る機会が多い、あるいは1勝して条件戦、OPクラスを走る機会も多くなります。また、赤本で印を打たれた馬と、そうでない馬の成績も自分自身が知りたかったからです。
5月中旬までに入厩した馬は532頭、勝率は約26%となりました。JRA-VANに掲載されたものとのチェックはしていませんし、サンスポの記事を見て手入力しているので、漏れがあるかもれないことをご了承ください。とにかくシーズン1勝を目指すのであれば、まずは早期にゲート試験を合格した馬が手っ取り早く賞金を稼げそうという視点でドラフト候補リストを作りました。
赤本で印が打たれた馬、かつ早期ゲート試験合格馬
区分 | 区分対象頭数 | 期間勝利頭数 | 勝率 |
赤本印あり、かつ ゲート試験合格 |
128頭 | 53頭 | 41.41% |
赤本で印を打たれた馬かつ早期ゲート試験合格済の馬と、それ以外の赤本で印を打たれた馬とを比較してみました。クラッシク戦線に向かうために2歳戦中に1勝でもあげておきたい、できれば阪神JF、朝日杯FS,ホープフルS等も狙うのであれば、専門家の評価と、実際に早くから実戦に臨む馬から指名馬を選ぶことが大切だと思います。
今シーズン終了後、赤本で印が打たれもののシーズン未勝利だった馬について探ってみたいところです。