こんにちは!
再生整体 輪(りん)の樋口です
今回はストレスは身体に影響するという内容です。
30代女性
去年の8月に急にフラっとして横になって休んだ それ以来真っすぐ歩けない。
と言って来店されました。
痛みはなく人間ドックや耳の検査は色々したけど異常は出なかったそうです。
血の巡りをよくする漢方は飲んだりしてるけど改善しません。
とのことでした。
お話を聞いていくと「1年くらい介護していたお母さんが去年の1月に亡くなった」とのこと。
その7か月後に体調不良です。
東洋医学では「肺は気を主る」と言われていて悲しみや憂いが過ぎると気を消耗して肺の病を引き起こすとされています。
肺が弱ると呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると酸素と二酸化炭素の交換がうまく行われなくなって全身疲労に繋がります。
慣用句に「胸に穴が空いたよう」という言葉があります。
その言葉通り悲しみ過ぎて肺周辺の気力が落ちて肺が弱って体調が悪くなったのでしょう。
こういう場合 筋肉を揉んでも体調はなかなか回復しません。
気功と会話が大切で体調回復の為にはご本人さんの気分が上向くことが必要です。
病院の検査で異常が出ないのに体調が悪いのはこういった検査では計測できないことが原因だからかも知れません。
40代女性
よく来ていただける方でいつも他人の為に尽力されそのためご自身が満身創痍になって来店される方です。
ある時「何が足りない?睡眠か活力か楽しい事かどれでしょう?」と聞いて来られました。
「最近 楽しいことは何ですか?」とお聞きすると「楽しい事はない」とおっしゃったので「では今していることを楽しみましょう」とお伝えしました。
以前どこかのサイトで「幸せな人と不幸な人の定義」というのを見ました。
不幸な人は足りない物を数えて幸せな人は今あるものに感謝する。
とありました。
例えば食事にしても「食べなければいけないから作らなければいけない」と考えるより
「食材がすぐ買える」「何でも好きな物を作れる」「食べることができる体」に目を向けると感謝の気持ちが沸いてきます。
義務でさせられるのではなく自分の意思で動ける幸せ。
そして「当たり前」を見直すと感謝が沸いてきます。
足りなかったのは「楽しい事」ではなく「楽しむ心」だったのかも知れません。
思考は感情に影響します
感情は身体に影響します
ですので考え方は健康に影響します
ストレスと言っても怒りや悲しみなど色々ありますがどれも執着するのがよくありません。
1日はどうやって過ごそうと24時間です。
どうせならポジティブ思考で楽しく過ごしましょう
健康に良い習慣を!
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