改善例「40代女性」背中(肩甲骨と肩甲骨の間)の辛さ改善 | 再生整体 輪

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整心体師 樋口が健康に関して書いているブログです

こんにちは!
再生整体 輪(りん)の樋口です

40代女性が「肩甲骨と肩甲骨の間が辛い」と言って来院されました。

リラクゼーションで勤めていた時はよくここの部分(僧帽筋、大・小菱形筋)を「いくらでも強く押してくれ」と言われました。
そう言われた時は両手の親指だけに全体重を乗せて押したり肘を使って押すこともありました。

しかし強すぎると筋線維が損傷します
損傷したら修復作業が必要です

「強く押す」のと「修復」を繰り返すと皮膚や筋肉はどんどん固くなっていきます
さらにその強さにも慣れていきます
つまりもっと強く押さないと「痛気持ちいい」と感じられなくなっていくのです

そうやって「より固く」「より感じにくく」なっていくことによってどんどん強い刺激を求めて「より固く」「より疲れやすく」なっていくのです
昔「マッサージするとクセになる」と言われていた原因はココにあると思います


当院では強い刺激はしておりません
原因を特定し反射などの人体に備わった生理機能も活用することによって弱い刺激で結果を出せるのです

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

この方は骨盤が前傾することにより腰方形筋と脊柱起立筋が疲れて固まってました
それと猫背のクセもあり胸椎6番付近も固くなっていました

頭部も重かったので話を聞くと眼鏡を変えたそうです
その疲れから眼精疲労もあり腰と頭部の両方から今回の背中(僧帽筋、大・小菱形筋)の辛さになったんだと推測しました


骨盤が前傾すると大腰筋が縮まります
その姿勢が長く続くと縮んだまま固まります
大腰筋が固まると腰椎も固まります

そして猫背になると脊柱起立筋が引っ張られます
引っ張られた脊柱起立筋が固まると胸椎も固まります

胸椎が固まると肩甲骨と肩甲骨の間はなかなかほぐれません(大・小菱形筋)
ですのでこの方の肩甲骨と肩甲骨の間をほぐすには、先に骨盤前傾と猫背を戻して大腰筋と脊柱起立筋をほぐしてからになります

強い力は入れてませんが終了後辛かった肩甲骨と肩甲骨の間も楽になって姿勢も綺麗になりました
この楽な状態を長く続けるためには普段の姿勢が大切になります

「良い姿勢をしようとするとすぐ疲れる」というのはその姿勢を維持する筋肉が弱っているということです
疲れても少し休んでまたいい姿勢を保とうとするだけで弱った筋肉を使うことになるので続けることが大切です


健康に良い習慣を!


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