改善例「50代女性」腕が挙がらない改善 | 再生整体 輪

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整心体師 樋口が健康に関して書いているブログです

こんにちは!
再生整体 輪(りん)の樋口です

50代女性 左腕を肩と水平の高さまで挙げ肘を直角にするとそこから挙げれない。
痛みはある日とない日がある。
と来店されました。

他に自覚のあるチェックは「自律神経失調症・ストレス」でした。
運動は週二回ジムに行っていて30分ジョギング 1時間筋トレ 30分水泳とのこと。

聞くと「ウォーミングアップとクールダウンをほとんどしていない」とのことでしたのでそちらをしっかりしてもらうようお願いしました。


全身をルックしていくと左の肩甲挙筋が弱って菱形筋や広背筋が縮まって固まっていました。
これだけ偏った筋肉になる原因は「クセ」のことが多いです。

お聞きすると「左ヒジを付く癖がある」とのこと。
意識してやめるようお伝えしました。

それと他もウォッチしてくとTCHもありました。
TCHとはTooth Contacting Habit(歯列接触癖)の略で上下の歯がずっとあたっているクセのことです。

通常唇を閉じていても歯と歯は当たっていないのが正常です。
少しでも接触していると咬筋といって噛む時に使う筋肉を使い続けていることになります。

咬筋が疲れると顎関節が疲れ 顎関節が疲れると胸鎖乳突筋が疲れ 首全体をはじめ鎖骨から腕や胸や背中まで疲れが広がっていきます。
ほぐしても治らない肩こりはTCHの可能性もありますので意識してみてください。


この方の原因は噛み癖による筋肉疲労と左ヒジを付く癖による偏った筋肉の使い方でした。

ですので整体としましてブロッキングを多用しました。
ブロッキングとはある筋肉を動かないようにしたまま体を動かしてもらうことによって普段使えていない筋肉を強制的に動かし、体のバランスを整える手技です。

固い所をほぐして日常も意識してもらうことによって3回目で改善しました。


多くの人は「自分の得意な筋肉」をよく使います。
ジムでは専門のトレーナーに指導してもらうのがいいと思います。

「なくて七癖」とも申します。
癖を自覚しバランスよく体を使えるよう事前に意識し自然を目指しましょう。

 

健康に良い習慣を!

 

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