こんにちは!
再生整体 輪(りん)の樋口です
今回は高血圧の原因と改善方法についてです
はじめに血圧とは血液が血管壁を押す圧力のことです
高血圧の基準は年齢や性別によっていくつかに分かれます
高血圧になる原因は2種類あります
一つは物理的な高血圧もう一つは精神的な高血圧です
物理的な高血圧になる原因は2つあります
1つ目は腎機能の低下によるものです
コレステロールが血管壁に付くと血管壁が固くなり弾力がなくなることによって血流が悪くなります
血流が悪くなると腎臓の働きも低下してきます
腎臓の働きが悪くなると塩分と水分の排出がうまくできなくなって血液の量が増えます
血液の量が増えるということは血液が血管壁を押す力が強くなるので血圧が上がります
腎臓の近くには大腰筋という筋肉があります
大腰筋が動くと腎臓の機能回復に繋がります
ですので改善は大腰筋がしっかり動けるように、股関節の辺りをほぐします。
2つ目は血流不足によるものです
血液は心臓から送り出され全身にめぐり筋肉の動きと弁の働きによって帰ってきます
しかし運動不足や足の筋肉が弱ると足から血液がうまく帰ってきません
血液の流れが悪いと首と心臓にある圧受容器がそれを感知し「もっと圧力を上げて血流をよくしないと」と血圧を上げます
ふくらはぎは第2の心臓と言われているように全身の血流に大きく影響しますので血流不足の改善はふくらはぎをしっかりほぐします
そして次に精神的な高血圧ですが原因はストレスです
血管の周りには神経がまとわり付いています
ストレスが加わると交感神経が高まり交感神経が高まると神経は締め付けられます
神経が血管を締め付けると血管の幅が狭くなり血液が血管壁を押す力が高まります
つまり高血圧の状態になります
その血管が狭い状態が長く続くと血液の流れは悪いですから圧受容器が血液の流れを感知して血流を上げようと血圧を上げます
ですので精神的な原因の場合 短期でも長期でも血圧は高くなります
ストレスを受けると体は全体的に緊張状態になります
その中でも副腎が緊張すると副腎皮質からアルドステロンというホルモンを分泌します
アルドステロンはNaを体内に溜める働きがあります
血液量の塩分濃度を一定に保つ働きがあるためNaが増えたら血液量も増やそうとします
そして血管の中の血液が増えたら血管壁に対する圧力が増えますので血圧が高まります
なので精神的に疲れている方の改善は頭皮と副腎をほぐします
副腎は腰の少し上辺りを押し込むようにほぐします
脳は全ての司令塔なので頭皮をほぐして脳神経の緊張を緩和します
それと精神的に疲れている方はC1~C2・T4~T5・L4~L5の間が詰まっていることがあるのでここを伸ばします
血圧が上がるには理由があります
健康に良い習慣を!