名前はかわいいが副作用に注意が必要な
神経障害性疼痛の治療薬

最近、患者さんにどんな薬を飲んでいるかと聞くと
「リリカ」の名前が出てきます
通常、神経障害性疼痛や線維筋痛症に伴う
疼痛の治療に用いられます。
名前は、かわいいのですが
けっこう副作用が出るようですね。
ゲームキャラでリリカといえば
↓

主な副作用として、浮動性めまい、傾眠、浮腫、体重増加などがあります。
めまい、傾眠、意識消失などがあらわれ、自動車事故に至った例もあります。
高齢者ではこれらの症状により転倒し骨折などを起こした例があります。
体重増加の話は↓に載っています。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2011/1010/450773.htm

リリカは服用の方法も普通の鎮痛剤とは違うようで
痛いときだけ飲むのではなく、一定期間以上飲み続けることで、
初めて効き目を発揮するようです。
↓
http://allabout.co.jp/gm/gc/391056/
どちらにしろ『リリカ』もその場しのぎの薬で
根本の解決になりませんので
当院で、体の形と動きを治して、健康になりましょう



リリカ服用時の注意!!!!!
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・呼吸困難、全身のむくみ、体動時の動悸 [心不全、肺水腫]
・顔面・舌・口唇・のどなどの腫れ、蕁麻疹、呼吸困難 [血管浮腫]
・から咳、呼吸困難、発熱 [間質性肺炎]
・顔面蒼白、呼吸困難、蕁麻疹 [ショック、アナフィラキシー]
・高熱、目の充血、赤い発疹、関節の痛み [皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]

参考 リリカ添付書