特別に膝関節を酷使する環境になくても
日常生活の中で立ち上がったり
座りこんだり歩き回ったりなどの動作の時
膝には大きな負担がかかり
さまざまな膝の病気になります。
その中の一つ
変形性膝関節症のお話です。
変形性膝関節症は
運動不足による筋力の低下、加齢、
体重の増加、O脚X脚などの
きっかけにより膝関節の機能が低下して
膝軟骨や半月板のかみ合わせが緩んだり
変形や断裂を起こし炎症や痛みを伴う病気です。
初期の状態では軽度の膝の関節軟骨の
磨耗が生じますが自覚的な症状はほとんどありません。
軟骨の磨耗がある程度進むと
膝の曲げ伸ばしや歩行時の膝の負担の増加
また軟骨、半月板の変性による刺激により関節炎が生じます。
関節炎になると膝の曲げ伸ばし時の痛みや
曲げ伸ばしの制限が生じます。
また、関節液が多量に分泌され
関節に水が溜まることもあります。
さらに軟骨の磨耗が進むと
関節の土台の骨が露出したり
骨そのものの変形が生じたりします。
この状態では膝を動かす動作の度に
硬い骨同士が直接ぶつかり合うため
強い痛みを生じ日常生活において大きな障害となります。
進行を防ぐ方法としては
*膝の周りの筋肉を鍛えること
*膝の使いすぎであれば運動量を減らす
*体重を減らす
(体重が1Kg増えれば膝への負担は×3倍になるといわれています)
*普段は運動靴に変えてみる。
変形性膝関節症は
上記の方法や薬物療法でも改善できない場合、
最終的には人工関節置換手術を行わないといけない場合もあり
手術をした場合には
10年~20年に一度入れ換え手術をしなければいけなくなります。
私達はまず体のバランスを整え
痛みの出ない体に変えていく治療をしております。
膝の痛みは
立ち方や歩き方座り方など
間違った角度で脚を使っていると
起こります。
足首の角度が
時計の11時の方向に左足の親指
時計の 1時の方向に右足の親指があるのが理想です。
その時の脚の角度がしっかりと骨盤に
脚が嵌り真っ直ぐな脚の角度になります。
それ以外の脚の角度で立ったり歩いたりしていると
膝が捻れそこに力が加わると
膝の痛みが生じてきます。
脚の形が気になる方
少しでも膝の痛みがある方
是非ご来院ください!
また怪我が原因の膝の痛みも
手術をされた方でも術後のケアや
メンテナンスなど
ご相談承っております。
整体サロンhttp://seitaisalon.net/