膝の痛みは年代関係なく起こります
今回は膝に痛みを感じるけれど 膝の調整だけでは十分ではない状態について書かせて頂きます
膝の変形
中年といわれる年齢くらいから女性に増えてくる膝痛があります
これは足の膝関節が変形してくるもので 足がO脚になって内膝の関節が痛むのですが 年齢とともに変形が強くなり太ももの外側が固くなり外側に張り出しています
詳しい手順と解説は12月8日のブログ「座るのが大変 立つのが怖い-膝の痛み-」を参照ください
簡単に調整法を説明します
被術者の 痛む膝の後ろの丁度曲り角になる窪んだところに 重ねた指を当てると硬直があり これが膝裏調整点です
硬直に指を当て緊張を緩めます 弛んだら柔らかく弾いて下さい 弾く方向は内側なら真ん中から内側に 硬直が外側にあれば真ん中から外に弾くようにします
膝の皿(膝蓋骨)のまわりの腱(膝蓋靭帯)が固くなっているところに親指を当て緩めます
膝蓋骨の動きが良くなったら 足の三里を調整します その後被術者の爪先を引き延ばしたまま 足の2指と3指の間の3指寄りの足の甲を 足首から足指の股にかけて20~30回軽くなでおろします
注!
ここで大切なのは 痛む側の大腿部外側の 固くなっている部分を手のひらで内側に押し込むように緩めることです 前回の膝の操法にこの調整法を加えると変形性の膝痛には有効です
その他の原因
膝に痛みを感じくけれど 膝の調整方法だけではあまり変化のしない場合があります 今回はその中から良く見受ける原因を3例上げておきます
股関節(大腿部と骨盤が接する所)が原因の場合
膝に痛みを感じるが 通常の操法をしてもあまり変化がないという場合です 観察をするところは痛む側の太ももから脹脛の外側です ここが緊張して固くなっているときは股関節を診て下さい
膝の変形のように O脚にはなっていないけれど脚の外側が固い場合は股関節の弛みやズレが原因です
先にも書きましたが 膝の操法だけで変化が少ない場合は股関節の調整が必要です
股関節の調整方法は腰椎5番の2側の膝と同側の動きの悪いところはゆっくりと押圧し弛めます 1度だけではなく2・3回繰り返すと緩んできます
ただし直接大腿部の骨頭を操作はしないで下さい 輸気をする場合も股関節周りの筋肉に手のひらで行って下さい 股関節の調整は微妙で難しいので ご注意下さい
後 股関節の場合も二宮先生が膝痛の時に使う 内腿を緩めるための膝の回転動作も大変有効な手法です
足首が原因の場合
足首の事故や怪我による捻挫や変形は膝に影響を与えます
多いのは捻挫の後 足首が不安定で足底がきちんと地面を取らえられず 必然的に膝の内旋や外旋が起ります
足首の怪我が一時的なものであれば 怪我が良くなった時に足首を調整すれば 内旋や外旋はすぐに戻ります
この場合の膝痛は 膝の痛みをとる調整をすること当然ですが 足首や踵の調整をしっかり行わないとこの痛みは解消しません
股関節と足首が原因の膝痛の場合は原因の部位をしっかり調整しておかないと最初に述べた膝の変形による膝痛に移行することが多いのでご注意ください
坐骨神経痛が原因の場合
通常の冷えによる膝痛とは違い これは坐骨神経痛という症状で 痛みを膝に感じるものです
勿論膝の調整をすることで痛みは減少しますがこの場合 原因は脊椎管狭窄症や椎間板ヘルニアなど椎骨のトラブルなので それぞれの腰痛や椎骨の調整をすることで最終的に膝の痛みが解消されます
脊椎管狭窄症(11月8日)の椎間板ヘルニア(12月1日)の調整方法は腰痛に関するブログを参照ください