肩こりの理論と実技 | 基礎整体講座PRO

基礎整体講座PRO

品川区大井町にて開催されるプロ向けの整体勉強会です。

Since 2009.5.3

講師の宮崎です 

当講座の内容を大まかに説明するコーナーです。

第一回目は「身体の使い方」でした。
http://ameblo.jp/seitaimeister/entry-11773832357.html

二回目は、「整体基礎理論」
http://ameblo.jp/seitaimeister/entry-11785498669.html

三回目は、「視診」
http://ameblo.jp/seitaimeister/entry-11791291045.html

四回目は、「腰痛」
http://ameblo.jp/seitaimeister/entry-11803530342.html

五回目は「肩こり」について書いていきます。


腰痛と並んで、メジャーな症状と言えますね。
これまた、世の中には沢山のやり方や考え方があります。

当講座で指導させていただく内容として、基本的な考え方は前回書いた腰痛と同じです。
同じなのは、基本だから(笑)
でも、戦術は無限大でいきましょう。


まずは、なぜ肩に負担が掛かってるのか考えるといいですね。
沢山動いて疲労が蓄積して、負荷が集中して痛くなったのだから、さぼっている部位を動かせばいいのです。

肩を揉んでしまったら、更に肩が動くために症状が悪化する場合があります。
負荷を分散して、仕事してもらった方が効率的ですよね。

位置や動きを整えるのは、その後の方がいいです。
時間の無駄になるかもしれないので。


肩は可動域が広く、下からのバランスの補正も多く入ります。
脳に近いのと手の影響もあり、精神的なストレスの防御も加わります。

つまり、突き指しても、足をくじいても、腹を壊して猫背になっても、精神的ストレスが溜まっても肩こりの要因となるという事です。


身体中の補正が入りやすい肩は、どこが根本的な原因か分かりにくいです。
そこが、難しいところかもしれません。
構造としての大部分の原因を取り除き、症状を緩和するところから始めてみて予後を観察していくといいですね。


大雑把に書くと、背中(頸椎含む)を整えて腕の捻じれを改善するといいですよ。
でも、下肢や内臓に問題があると、再発しそうですね。

肩こりといっても、原因は沢山あるのです。

激痛を伴う五十肩などは
肩を触らずに施術するテクニックも必要となるでしょう。
基礎の基礎である身体の操法はテクニックを練習しながら、身に付けていってくださいね。
テクニックのやり方だけ身に付けても、将来の自分の為にならないですよ。

当講座では、基本となるテクニックを学んでいただきつつ、余裕のある方には更に他のテクニックを追加でやっていただきます。

どんどん、体得するとお得ですよ(笑)
でも、色々な事を学んでも、そこに基礎の基礎である身体の操法が大前提としてあるんだと頭の片すみに置いておいてくださいね。