先日、友人と話していたら、
最近のお母さん(オランダで子育てしている人たちのことね)は、
基本的知識をどこから学ぶのだろう、という話題になりました。
私も参加している、蘭蘭育児ネットワークでは、
基本は押さえている、という前提で、
オランダの情報をお知らせしています。
私のブログでも、気がついたときにちょこちょこ書いてはいますが、
体系だっていないし、情報は少ない。
数年前の話ですが・・・・・
病院で出産したお母さんが、退院してきました。
人工栄養だったのですが、赤ちゃんの抱き方、ミルクの飲ませ方を、
病院で十分に練習できなかったようです。
自宅で、一人で、赤ちゃんを抱っこして哺乳瓶を与える自信がなくて(赤ちゃん、ふにゃふにゃですから)、
ベッドに仰向けに寝かせたまま、哺乳瓶を使っていたようです。
しかも半年間!
事故が起きなくて良かったです・・・・ほんとに。
誤嚥性肺炎、という病気があります。
読んで字のごとく、
飲み込んだものが、食道の方に行かず、気管に入ってしまって、
そこで炎症を起こし、肺炎になってしまう、というものです。
まちがって気管に入ったミルクも、むせて吐き出せば、肺炎にはなりません。
でも、水平に、仰向けに寝かせたままだと、吐き出したものがまた気管に流れ込んでしまいます。
だから、哺乳瓶を使うときも、赤ちゃんは抱っこして、頭を高くしておきます。
そうすると、ちょっと考えてみてください。
おっぱいを飲ませてから寝かす時も、頭を高くするか、横向きにした方がより安全、ということになりますよね。
オランダの現在の指導は、あくまで仰向け寝中心なので、顔だけ右か左に交互に向けておきましょう、
と指導されますが、これも、頭の歪みの予防だけではなくて、誤嚥を防ぐ意味もあります。
先ほどのおかあさん、半年間、だれもそれを指摘してくれる人に出会わなかったんですよね。
日本にいて、周りにお母さんや近所のおばさんなど、子育ての経験者がいたら、
こんなことは起きなかったと思います。
私は友人とそんなことを話し、どうしたらいいんだろうねぇ・・・とため息をつきました。
育児書や育児雑誌は山ほど出版されていますが、
だしのとり方、みたいな基本の基本が抜けてるってことなのかもしれない・・・。