昨日の続き、おっぱいをあげるときに注意して欲しいこと。、簡単だけれど大事なことです。


赤ちゃんがおっぱいにくわえ付く時、唇(特に下唇)が外側にめくれてしっかりおっぱいに密着しているかどうか、注意してくださいね。


生まれてすぐのころは、赤ちゃんもまだ慣れていなくて、下唇を内側に巻き込んでいることがあります。そうすると、舌を唇の前方まで伸ばせないので、乳輪部まで深くくわえ込むことができず、乳頭だけをしゃぶることになります。これではおっぱいは出てこないし、長く乳頭をしゃぶっていることで、ふやけて乳頭亀裂などの原因ともなります。


自分で上手にくわえつけない赤ちゃんには、パクッといく時に、赤ちゃんの唇の下を軽く下方に引っ張って、手伝ってあげます。きちんとくわえてもらった時には、おっぱいの先だけでなく、乳房の奥まで陰圧がかかるような、はっきりした感覚がありますから、育児は初めてのお母さんでも、『これ!』ってわかります。



ついでですので、基本についても。


授乳時にまず大切なのは、お母さんが楽な姿勢をとる事です。座ってあげる場合、椅子の高さや背中の角度が大切です。オランダの椅子は、背が高いので、足が床にしっかり着かないような時には、足置きを使いましょう。

背中に力が入らないように、背もたれやクッションを調節して、体の緊張をすっかり抜いて楽な姿勢を取れるようにします。ちょっとのことだからとこれを怠ると、赤ちゃんを抱いているうちに、体を支えるために筋肉が緊張してきて、うまく抱けないし、肩こりなどの原因にもなります。

ベッド上であげるときも枕やクッションを活用して、同じように楽な姿勢をとります。


そして、お母さんと赤ちゃんの体は、いつでも向き合っているように。

抱いている赤ちゃんのお腹は天井を向いていて、顔だけ横に曲げておっぱいをくわえている、というのはXです。

こういう姿勢は赤ちゃんにとって無理な姿勢ですから、疲れやすいし、くわえ方にも歪みが生じます。

乳頭の一部だけに陰圧がかかるつぶし飲みの原因にもなります。


お母さんの方から赤ちゃんに向かってゆくのではなく、赤ちゃんの体がお母さんの方に近づいてくるようにします。お母さんは、リラックスした姿勢を保ったままです。お母さんが自分の体を安定させておくことで、赤ちゃんは正しい姿勢で、効率的におっぱいを飲むことができるのです。