「竹には、五徳あり」
と言われます。
元は、大陸の仏教用語らしいです。
竹ですね。
1.普融の徳(根っこの徳)
2.常緑の徳
3.空洞の徳
4.節の徳
5.真っ直ぐの徳
が、日本ではメジャーな所です。
1,
竹は他の植物と違い、根っこが特徴的です。
地上だけを見ると、別々の答えに見えますが、
根っこではしっかりとつながっているのです。
その根っこが広く深く張り巡らされているので、
竹は安定して生えてくるです。
「結果は、しっかりした根っこがあってこそなんだよ」
と捉えるのでしょう。
2.
竹は、常に青青としています。
このために清々しさを覚える人が多いのです。
「人間、いつでも青春」
とも言えるかもしれません。
3.
竹は中身が空洞です。
だから竹は水筒として容器としても利用されました。
中身を満たすことができる余裕があり、
そこに色々なものを入れることができる。
そして、空洞だからこそ、竹独特のしなり、
柔らかさが生まれているのです。
だから、台風が来ても倒れずに済むのです。
中身がギシギシであったらば、
この竹の細さでは耐え切れないものです。
「中身が満たせるような空洞、虚心が大事」
なのです。
4.
竹には、節があります。
私達の生活にも節があるからこそ、
メリハリがつき、元気でいられます。
寝る時間と働く時間、そして遊ぶ時間。
これらがバランスを持って節があるからこそ、
それぞれで力を発揮できますし、元気でいられます。
人間関係でもそうですね。
何でもかんでも依存する関係では難しくて、
礼節という節があるから、お互いの力を引き出す
良い関係が成立します。
「区切り、区別は、お互いを活かすためには
どうしても必要だよ」
ということなのでしょう。
5.
曲がらずに、まっすぐ伸びていく。
孟宗竹などは曲がっているから良いのですが、(笑)、
普通の竹のまっすぐ伸びる様は、機能美であり、1つの理想です。
「人間も、背筋をまっすぐして生きよう」
と考えたのかもしれません。
竹が色々な所で人気がある理由がなんとなくわかります。
生命力も強いですからね。人間の生き方の1つの理想を重ね合わせたくなるのでしょう。
面白い言葉を見つけたので、
紹介させていただきました。
(感謝)
吉田直樹 拝


