お盆と、DMの世界 | 『自分と家族の健康は、自前で築く』整体カウンセラーのブログ
今日が、お盆の最終日でしょうか。
 
「夏には、花火🎆  盆踊り🕺」
と言われますが、あれも迎え火、送り火だし、
目に見えぬ世界との交流のための踊りですからね。
 
今夜は、ちょっとスピリチュアルの話をしましょう。
お盆期間ですからね。
 
 
 
現代における日本らしさの原点は、江戸時代です。
この時、最も日本らしさが開花した時であり、
現代に引き継がれる日本らしさが完成した時でもありました。
これが良いかどうかは置いておいて、
スピリチュアル・宗教の面でも、江戸時代に完成されたものがありました。
 
現在でも8万社以上ある神社。
江戸時代はもっとありましたが、これを統括していた神社がありました。
それは、京都の吉田山に鎮座する吉田神社です。
京都大学の隣というか、京都大学の敷地が吉田神社のものです。
 
吉田神社は平安時代の、859年に創建。
この時代は沖縄地方を除く、北海道を含めたほぼ今の日本の領土が
日本として制定された時でもありました。
(沖縄琉球の言語は、大陸や台湾の文法や単語ではなく、日本語ですし、
DNA的に日本人です)
 
多分この頃から、唱えられている祝詞があります。
吉田神社最高の祝詞の1つ。
「六根清浄」です。
530年には伝わっていた仏教、景教の知識も入っている、
当時の日本のスピリチュアルの粋を集めた祝詞です。
 
江戸時代は裕福になり平和になったので、
山岳修行を、専門職も庶民もしていました。
山に登る時、般若心経と並んで唱されたのが、
この「六根清浄」でした。
 
自分を清めるのに良いし、場を清めるのも良い感じです。
そして面白いことに、人間としての生き方も教えている。
 
平安時代は日本統一がされた1つの時代でもありますが、
京都の朝廷が強かった理由はいくつかあるのですが、
対立していた朝廷や、異国で採用されていた呪術、軍事、農業、都市計画法、科学などを
巧みに吸収して、どんどん強くなって行ったからだと聞きます
当時の世界最先端のハイブリットバージョンが、
日本の朝廷だったわけです。
 
農業や食糧供給、工業、貿易、流通、政治、宗教、軍事、人口&都市計画、山林開発は、
どこの国でも死活問題でしたから、
「喧嘩も強いし、お金持ちにもさせてくれ、
お腹いっぱいにもさせてくれるんだから、仲間にさせてよ♪」
と言い恭順した国々が、日本各地にあったのではないでしょうか。
 
そして自分達が持っているものよりも、
さらに優れた良いものを教えてくれるので、逆らう理由がなかったのかもしれません。
だからこそ、連合国みたいな形になったのでしょうね。
(反対に、米ができにくい東北地方や北海道は、長くてこずったと思われます。
あと沖縄ですね)
 
そうした日本当時の日本の良いものを集めたハイブリッド版が、
スピリチュアルにおいては、「六根清浄」なのです。
 
 
 
この「六根清浄」がね、
とてもDMが目指す境地と似ているのです。
 
ジョンは「六根清浄」など知るわけがないと思いますが、
とても似ているのです。
「DMの境地を、私たちの祖先は1000年以上前に到達していた」
ということかもしれません。
 
ではその「六根清浄」を見てみましょう。
 
 
 
 

『六根清浄大祓』

天照皇太神の宣はく

(あまてらしますすめおおがみ、のたまわく)

人は則ち天下の神物なり

ひとはすなわち あめがしたの みたまものなり

須らく掌る静謐心は 則 神明の本主たり

すべからく しづまることをつかさどる こころは すなわち かみとかみとの もとのあるじたり

心神を傷ましむること莫れ 是の故に

(わがたましいを いたましることなかれ このゆえに)

目に諸の不浄を見て 心に諸の不浄を見ず

(めにもろもろの ふじょうをみて こころにもろもろの ふじょうをみず)

耳に諸の不浄を聞きて 心に諸の不浄を聞かず

(みみにもろもろのふじょうをききて こころにもろもろのふじょうをきかず)

鼻に諸の不浄を嗅ぎて 心に諸の不浄を嗅がず

(はなにもろもろのふじょうをかぎて こころにもろもろのふじょうをかがず)

口に諸の不浄を言いて 心に諸の不浄を言わず

(くちにもろもろのふじょうをいいて こころにもろもろのふじょうをいわず)

身に諸の不浄を触れて 心に諸の不浄を触れず 

(みにもろもろのふじょうをふれて こころにもろもろのふじょうをふれず)

意に諸の不浄を思ひて 心に諸の不浄を想はず

(こころにもろもろのふじょうをおもひて こころにもろもろのふじょうをおもはず)

此の時に清く潔き偈あり

(このときに きよく いさぎよき ことあり)

諸の法は影と像の如し 清く潔ければ

(もろもろののりは かげとかたちのごとし きよくきよければ)

仮にも穢るること無し 説を取らば得べからず

(かりにもけがるることなし ことをとらば うべからず)

皆花よりぞ木実とは生る 我が身は則ち

(みなはなよりぞこのみとはなる わがみはすなわち)

六根清浄なり

(ろくこんしょうじょうなり)

六根清浄なるが故に五臓の神君安寧なり

(ろくこんしょうじょうなるがゆえに ごぞうのしんくんあんねいなり)

五臓の神君安寧なるが故に天地の神と同根なり

(ごぞうのしんくんあんねいなるがゆえに てんちのかみとどうこんなり)

天地の神と同根なるが故に万物の霊と同体なり 

(てんちのかみとどうこんなるがゆえに ばんぶつのれいとどうたいなり)

万物の霊と同体なるが故に

(ばんぶつのれいとどうたいなるがゆえに)

為す所の願いとして成就せずといふことなし

(なすところのねがいとして じょうじゅせずということなし)

無上霊宝 神道加持

(むじょうれいほう しんどうかじ)

 

 

 

 

 本当は、大和言葉で唱えます。

庶民は、上の漢文読み下し調です。

 

 

私なりに要約してみると、

「人生、色々あるし、色々使って行かなければならないものだけど、

心の中まで濁る必要は無いよね。

しかし、生きていれば必ず濁るので、濁ったらその都度、

祓い清めて、おくんなまし。

人間は、神そのものなんだから、

神であることを思い出し、神であり続けながら、前々へと進むぜよ」

と言うような内容です。

 

上も下も神だから、雑に扱うことなく、奴隷という身分を設けなかったのです。

敵対する武将であっても。

まさに日本が日本である理由が、ここに含まれている祝詞です。

 

 

 

 

DM ディマティーニメソッドでも、

「偏ることを止め、バランスを取りましょう。

バランスを取ると、インスピレーション、愛が湧いてきます。

インスピレーション、愛の源泉は、神であり、

神は、インスピレーション、愛そのものだよ」

と言います。

 

多分ユダヤ教、イスラム教を熱心に研究したジョンなので、

同じことを言っているんだと思います。

どうも現在の地球の私達の文明は、チグリスユーフラテス文明のあたりで醸成されて、

各地に伝わったような部分もありますからね。

似てきても当然です。

 

 

「ご先祖様。

私もこのように生き続けますし、どうぞご先祖様方も、

向こうの世界で、このように生き続けて下さい。

ありがとうございます」

と言う思いで「六根清浄」を唱えながら、仏前神前、

墓前で手を合わすのも良いかもしれませんね。

 

先祖は、ほんと大事ですよ。

江戸時代などは、健康祈願、お金巡り祈願をして、

効果があったから大流行した訳ですしね(笑)

 

良いお盆期間をお過ごしください。

 

 

 

ちなみに、

写真の三沢赤城神社は豊城入彦命という古代の皇族を祀る神社であり

(多分縄文人の祭司場所に設置)、

赤城山はもともとは、先祖信仰の山でもありました。
写真の赤城山山麓の真ん中に突き出ているのが、

地蔵岳と呼ばれて、まさに先祖が降り立つ場所とされていました。

 


※当会は宗教活動は一切していませんので、

ご注意下さい。

あくまで日本人としての教養範囲を、

私の趣味で知っているだけのことです。



 

 

 

(感謝)
    
   
セルフ整体道場・新宿天心會   吉田直樹 拝
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