肩コリの正体 | 『自分と家族の健康は、自前で築く』整体カウンセラーのブログ

“私は、肩凝りがあるけど、いいんだ。 この位なら、耐えられるから♪”

と、言っている方がいた。




その肩凝りが、

「昨日、久しぶりの草野球で肩を使った」

「長距離、重い荷物を持ち運んだ」

というものなら、何でもないし、放置していて良いです。


蒸しタオル
でもしておけば、なくなる。




しかし、そうでもないなら、これは対処を考えたほうが良い!

そもそも、肩凝りがある体自体、明らかにおかしい体なんですから。


この方は、肩コリがない状態を、空想できないのでしょう。


だからといって、体に負担を掛けっぱなしの生活は、


大人のすべきことではありません。








肩コリは多くの場合、食べ過ぎが原因であることが、多いです。

これは食べ物に目がない、左右型傾向の人が抱える症状です。




食べ過ぎると、胃袋が膨らみすぎて、心臓を圧迫します。

心臓が圧迫されると、血圧に変動が起きるので、


脳内の血圧の調整が必要となります。

この脳内の血圧の調整を、肩を固まらせることでするのです。




放置しておくと、脳卒中にさえ成りかねないから、


体が本能的に、肩を固めるのです。

これが、肩コリの正体その1です。




なので、


“食後になると、肩が凝るのよね~”


と言う方は、


食事量を減らすか分散すると、肩コリが消えます。








次に考えられる肩コリの原因は、眼精疲労です。


PC、携帯、TVは、目を酷使します。


特に今は、PCの疲労がヒドイですね。


PCで鬱になる方も、PCで鬱を悪化させる方も多いですよね。




PCによる目の酷使から来る肩コリも、あるのです。


これは、年末か年始に発表する『PC対策』をして頂ければ、あまり問題はない。


ある種の体操と、いくつかの温法などで、大抵は事足りるものです。




つまり、肩コリの正体その2は、目の酷使です。








他にも原因はありますが、以上の2点が、最も多くかつ、


解決が楽なパターンの肩コリです。


解消しやすい肩コリの類です。







しかし、重い肩コリも、あります。


それは、側腹
から来るものです。

食べ物もそんなに食べていないのに、PCも仕事で使うわけではないのに、


肩コリが常時ある場合の肩コリが、側腹
由来の肩コリです。


これは、最終的には、脳卒中さえも覚悟しないといけない。




この状態の人は、まず腰が抜けています。

特に、乱れてしまった40代以降のねじれ型に多いです。

ねじれ型が乱れると、必ず側腹
に来ます。

そして、腰の力が抜けます。




ねじれ型が腰の力が抜けると、色々迷惑なことになるのですが、


ある特殊な精神状態になります。




まず、目下の人の話を、話半分にしか聞きません。

そして、決めて付けて物事を言う。


反面、立場が上だと思われる相手には、みっともない程、思考停止な程、

ヘーコラ・ヘーコラします。


媚を売ります。


まぁ、部下を育てる力は、半減どころか、なくなります。




そして、ねじれ型の特徴である、情の厚さが無くなります。


薄くなります。

薄情になります。




おまけに、ガンコになる。

反抗のための反抗を決め込み、他人の話など全く聴かなくなるのです。


もちろん、本人にこの自覚はありません。


むしろ、自分をイイ上司とさえ思い込んでいる。








やがて風邪を、ひかなくなります。

そして、風邪が引けなくなった数年後、バタリ!と倒れるに至ります。




周囲の人は、“風邪一つひかない、健康な人だったのに…”


などと言いますが、これは正確ではありません。


風邪一つまともにひけない、マズイ体
だったから、当然だよね”


なのです。




風邪を薬で止める、風邪を薬で止める、風邪を薬で止める、……


を何回か繰り返していくと、最後は心臓が止まるようにできているのです。




ただ、これもスッキリ止まってくれれば良いのですが、脳卒中やガン、


強度の鬱病などに、発展する可能性の方が高いのです。

今までの精算をすべく、苦しみに苦しみ抜いて、


やっとサイゴに心臓が止まるのです。


楽に逝かしてくれるようには、どうもできていないのです。










なので、

冒頭の“ ”を言った方に、


「そうはおっしゃいますけど、部下やご家族に、


どれだけのイヤな思いをさせているか、お判りですか?」




「どれだけ不決断になり、どれだけ横暴な振る舞いになっているか、


どれだけ器が狭くなっているか、

まだ判らないのですか? いつまでトボケルつもりですか?」

と、ねじれ型に効く言い方で言おうかと思いましたが、止めました。




体調の悪いねじれ型には、何を言っても反抗しか来ないからです。

まして、幸田のことを“下の人間”と見ている状態だからです。


「そうですか^^」

これだけで、その場は止めました。




幸田は、人を観てから法を説きます。


やたらに整体や、解決策を提示しません。


生命が即座に掛かっていない場合以外は。




一応もう一言チクリと、


「肩コリには、脳卒中の可能性もありますけどね~」


とは、言っておきましたが。


まぁ多分、都合が悪いので、聞き逃したでしょう。


聞き止めていたら、大したものです。




自分の人生は、自分で決めるものだし、脳卒中の生き方を良しと決めているのなら、

「それを止めるお節介は、する必要がない」とも感じます。




「生きたい様に、生きればいい。

それを実践して、ダメな様なら他の生き方をすればイイ。

その時、必要ならばお手伝いをしますよ」


というのが、幸田のスタンスです。

早く気が付いてくれることを、祈るばかりでは、ありますが。。。。








こうした場合、ねじれ型らしいねじれた体を取り戻す体操が、必要です。


詳しくは、体を読まないと分からないですが、いくつか特殊な体操が必要となります。


さて、この方はいつセルフ整体を必要としてくれるか、見ものです。


ご縁が無い方ではないので、今後も少しづつ語り掛けを続けようと思ってはいます。


もちろん早い方が、その方を含め、その方に関係している方全員に良いことは事実なのですが。




いつも、心と体の素直さは、耕しておきたいですね。















幸田直樹