発育期の腰の痛みについて

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不調の先の夢を叶えるお手伝いの専門家エネルギー整体師の蟹江です
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発育期の腰の痛みとは？

脊椎分離症と脊椎すべり症があります

脊椎分離症とは？

椎間関節の基部の骨が分離する状態です

原因として、腰の曲げ伸ばしや捻り運動を繰り返すことで徐々に骨の分離が起こるとする「疲労骨折説」があります

骨が充分形成されていない少年期に腰部に繰り返し負担がかかることで発症します

日本人の男性の約8%にみられ、成長期のスポーツ選手の腰痛の原因の30〜40％を占めます

脊椎すべり症とは？

椎体が前後にずれている(すべっているようにみえる)状態です

分離症に伴って起こるすべり症(分離すべり症)と、分離に伴わないもの(変形すべり症)とに分けられます

分離すべり症は椎間関節の分離によって脊椎の安定性が悪くなり、さらに成長期では椎体が変形したりします

原因

○立位姿勢でのバランスの崩れ

○足首の動揺

○膝関節の屈曲、伸展障害

○股関節の柔軟性(開拝制限）の低下

○骨盤・背骨・肩甲骨の歪み

○アゴの関節の歪み

○枕の高さの違い

○肘関節のねじれ

○筋肉(屈筋曲げる筋肉と伸筋伸ばす筋肉)のアンバランスによるもの

○間違った運動フォーム

などが考えられます

症例①

高校3年生女性

ソフトボール選手右投げ右打ち

投手

2年前から練習中に腰部に痛みがでて整形外科に受診レントゲン、MRI検査の結果

脊椎分離症と診断されコルセットを装着し痛みをかばいながら練習を続けている

症状

○起床時に腰全体に痛みがある

○練習中、特にバットを振る時やボールを投げる時に左腰部に痛みが特に強くでる

○走っていると、時々ギクっとする左腰部に痛みがある

○練習後に腰全体がだるい感じがある

○痛みをかばいながら練習をしているのでバッティングホームや投球ホームが崩れている

○練習中はコルセットを装着していないと不安である

○授業中、長時間座っていると腰全体に痛がでる

○時々、腰から両脚にかけてしびれがある

以上のような状態でした

「かにえ式メソッド」で結果した結果

○立位姿勢では左肩が下がり右肩が上がっている状態で側弯傾向があり

○左足首の動揺あり

○左膝関節の伸展障害あり

○左膝関節の柔軟性の低下(開拝制限あり)

○骨盤・背骨・肩甲骨の歪みあり

特に骨盤が前傾して反り腰になっている

○右胸部の筋緊張あり

○右肘関節のねじれあり

○左アゴの関節の歪みあり

○枕の高さがあっていない

以上のことをふまえて施術をおこないました

施術

○立位姿勢でのバランスの調整

○左足首の動揺の調整

○左膝関節の伸展障害の筋肉の施術

○左膝関節の柔軟性(開拝制限)の筋肉の施術

○骨盤(反り腰）・背骨(側弯)・肩甲骨(左右のねじれ）の調整

○左アゴの関節の歪みの調整

○枕の高さの調節

○右胸部の筋肉の施術

○右肘関節のねじれの調整

○練習中のバッティング・投球ホームの指導

○練習前後のセルフケアの指導

※腰の痛みに特に効果がある四つん這い歩行を指導しました

四つん這い歩行についてはこちら

こちらから

をおこないました

5回の施術でコルセットを装着しなくても痛みがなくなり、バッティング・投球ホームも安定して球速、打率もアップしました

僕の34年間の経験

僕の34年間の経験上痛みが出ている箇所とは別の部位が原因になっていることもあるため、お客様の反応をしっかりと把握しながら施術をおこないます。また、こちらが意図しない場所つまり痛みの原因とは全く別の場所に大きな負担がかかっていることも多々あります。痛みをかばうような動きをするため本人も気づかないうちに別の場所にも問題が生じたというケースです。(例えば古傷など)

そういった場所の必要性もお伝えしながら施術を行います

僕の夢‼️