できないようなことは、教えてもしょうがない その2 | 正体術倶楽部ブログ

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整体のルーツ高橋迪雄の正體術 その実践的セミナー「正体術倶楽部」。自分で歪みを調べ矯正体操を設計しその姿勢で寝まま足か膝を浮かせてトンと床に落とすだけ!5分で行うオーダーメイドの自己矯正法。足、膝、股関節、骨盤、腰、胸、首、顎関節まで同時に矯正できる!

できないようなことは、教えてもしょうがない その2

できないようなことは、教えてもしょうがないと言いながらも

なんで高橋迪雄の正体術処方解説は指導者養成講座として実際のセミナーの指導内容として
4日間もかけて行い、映像教材としてDVDとして販売したのか?

たぶん、たった1度この高橋正体術の講座を受講されただけでは、
自由自在に矯正法を設計できる人は、たぶん100人に1人もいないでしょう。

そこでその助っ人として神崎正体術を同時に講習ではお伝えしたのですが、
もし、元となった高橋正体術処方解説の講座を行うことなく
名人芸を排し誰でもでも設計できると言う神崎正体術だけを指導したならば、
何の発展性もない簡単につまづいてしまうマニュアル人間を作っただけで終わっていたでしょう。

何しろ指導者養成講座の終了後に出た質問に
「いくつか指導してもらった神崎正体術のうち
どの設計法を使ったら良いかが分からない」と言うものがあったくらいですから

その答えは、初級・中級編の時にすでに説明しているのですけど・・・(苦笑)

1.その人ができる体操であること

2.指導者が設計できる誘導できる体操であること

この1と2の両方の条件を満たすことが第一選択です。(爆)

人間にはできることしかできないのですから
まずは「できること」をする。

相手に
この体操できます?
うつ伏せになれますか?
仰向けになれますか?

恥ずかしがらなくてもイイですからどうか聞いてください。

できないことはできないんですから
考えてもしょうがないわけです。

やる前から迷うことなんて何もないです。

たいして種類はないのですから
エンピツの各面に矯正法の名前を書いて転がして
出た目でも決められます。(爆)

答えは、私の頭の中や本の中にあるわけではなく
施術者と被術者と言うか施術との関係の中にしかないのです。

そんな意味でも矛盾だらけで分からないことだらけの高橋正体術は、
退屈でも、何度も何度も読んだり聞いたり、見たりして、人の体は、
そんなにこっちとらの思い通りにはいかないよってことを
骨身にしみ込ませてください。(これは、冗談ですけどネ)

「すっきりしない」「分からない」「モヤモヤした」状態の脳は、
それを完全な形にスッキリした満たされた状態にしたいために
ずっとそれを満たすための情報を集めようとしますから
正体術についてのスキルをさらに発展させようとすることでしょう。

「そんなツマラナイことに時間を使うことは、時代遅れだ!」
そんな声が聞こえてきそうなのですけど
こうした地道な繰り返しや努力のできる人とそうでない人の差が
あとあと大きな差となると私は思っています。

どうか辛くても高橋正体術は、分からないなりにも何度か読んだ方が良いでしょう。
宮本先生の「新正体法」の特殊操法は、高橋正体術をもとにして書かれた部分ですので
合わせて読むことをお勧めいたします。

たぶん最初は、分からないことが多いでしょうけど
最初はできないことも次第にできるようになってくることもあります。

これはしょうがないことですので
どうか辛くてもがんばってください。