正体術の知られざる秘密(肩鎖関節) | 正体術倶楽部ブログ

正体術倶楽部ブログ

整体のルーツ高橋迪雄の正體術 その実践的セミナー「正体術倶楽部」。自分で歪みを調べ矯正体操を設計しその姿勢で寝まま足か膝を浮かせてトンと床に落とすだけ!5分で行うオーダーメイドの自己矯正法。足、膝、股関節、骨盤、腰、胸、首、顎関節まで同時に矯正できる!

正体術の知られざる秘密(肩鎖関節)

最近、よく出てきます寂動正体では、胸鎖関節が筋肉の硬縮を解消する
重要な部位であることを説かれています。

胸の中心の上部にある胸骨と肩からこの胸骨につながっている
胸の最上部にある左右にある鎖骨によってつくられる関節です。

ここの関節がズレるとは、どういうことでしょうか?
考えてみましょう。

まず多くのズレは、肩が前にきた状態。
寒くなった時、年老いてきた人に見かける状態ですね。
この時には、鎖骨が前に向かってきますから
胸鎖関節を診ると鎖骨が前に大きく出てきます。

そして肩が後ろに行くと
今度は、肩甲骨は後ろに引かれ
胸鎖関節では、鎖骨がヘコんだ状態になります。

多くの問題は、前方への場合が多いとは思うのですが、
さて、この肩が前にくるのはどうしてでしょうか?

まず、前湾が自然湾曲である胸椎が、
逆に港湾になっている猫背状態が考えられます。

では、この猫背の原因は?

骨盤はどうなっているのか?
腹直筋はどうなっているのか?
腰椎はどうなっているのか?
股関節はどうなっているのか?

体の部位はつながって関連づいています。

こうした関連性を分かりにくく書かれた本が
あの高橋迪雄師の正体術矯正法です。(笑)

ちなみに私が動画で紹介しています健康法としての正体術では、
肩甲骨を寄せる最に肩が後ろに引かれるので鎖骨が引かれ
胸鎖関節の矯正が自力の範囲で行われます。

先にスネの2本の骨、脛骨とヒ骨の間を正体術健康法では
足首を反らして3秒間力を入れることで
自力の範囲で締める動きが行われることを紹介いたしましたが、

実は、肩鎖関節においても前肩の方にとっては
簡単体操として毎日自分で行えるすぐれものだったのです。

こうした関連性のある部位を同時に矯正できる正体術矯正法は
同時に関連性のある部位にアプローチする故に
小さな力によって矯正を可能にしているのです。



たとえば、複数の大きく重い石が重なりあったすき間に携帯電話を落したとしましょう。
一つをを動かそうとしても重なりあっているためになかなか動きません。
そんな時は、仲間を呼んで来て同時に複数の石を動かせば
落とした携帯も簡単に拾い上げられます。

手技療法家の方々は、今回の文章は、コピペしてた方がいいかもしれませんね(笑)