先週ぐらいからこむら返りを訴える方がチラホラといらっしゃいました。

そこで今回はこむら返りについて考察していきます。

こむら返りの原因は血流不足です。

筋肉にいく血液が不足することで起こります。

ただ血流不足に至る要因はいくつかに分かれます。

1つは激しい運動による過度な筋肉への負荷です。

走ったり泳いだりしている時に脚がつる状態のことです。

誰しも1度ぐらいは経験したことがあるかと思います。

私も趣味で水泳をしているので、ときどきなることがあります。

これは異常ともいえないもので、しばらく安静にしていれば自然に治まります。

問題は次からで、冷えが原因でなるものです。

冷えることで太腿やふくろはぎに流れる血流量が低下しこむら返りを起こします。

冬になることが多いですが、夏場でも起こりえます。

これからどんどん効き始めるクーラーによる冷えです。

クーラーの効いた部屋で半パン素足の状態で寝ていたりするとてきめんに起こします。

もっとも今回訴えられたものとは違います。

まだそこまでクーラーを使っている方はいらっしゃらなかったので。

残ったのは熱中症の前駆症状的なこむら返りです。

湿度の高い蒸し暑い日が続いているので、熱中症になる方も増え始めています。

比例して前駆症状のこむら返りも増えているのです。

対策はしっかりと水分と塩分をとることです。

血圧が高いからと極端に減塩していると症状がなかなか改善しないことがあります。

汗で出る塩分の量はしれているので、激しい運動をする以外は塩分は不要という意見もみられますが時と場合によりけりです。

具体的な症状が出ているわけですから。

杓子定規に考え過ぎて症状が悪化し、熱中症に移行すれば目も当てられません。

整体的な対策は左の骨盤を引き締めることになります。

左の骨盤を引き締めると心臓の働きが高まるので、全身に行く血流量が増しこむら返りだけでなく熱中症の予防にもなります。