前回の記事を書いた時はまだ夏日が続き、クーラーを使っているという話を書きましたが、たった2週間で季節は一転肌寒いほどになっています。
このあまりにも酷い寒暖差に身体がついていかず、体調を崩す方が増えています。
中でも多いのが風邪です。
夏の薄い寝具を使い続けていた。
Tシャツ、短パンで寝ていた。
窓を開けていた。
等々をしておられると一気に気温が下がるともろに影響を受けてしまいます。
喉が痛い。
咳、鼻水が止まらない。
微熱がある。
といった症状が起床時から起こるようになります。
他にも吐き下しの症状を訴える方もありました。
基本的に冷えが原因の風邪なので、対処法は足湯、もしくは足の3指4指間の冷え調整点への輸気です。
冷えをとった上で左の骨盤を引き締める調整を行い、胸椎10番左3側、胸椎5番左3側に輸気をしておけば症状が長引くことはありません。
それと前回の膀胱炎のところで水分不足は原因の1つと書きましたが、これは風邪でも同じです。
身体の水分が不足した乾燥状態は、ウィルスがつきやすくまた活動しやすい状態なのです。
加えて身体が冷え、体温が下がっているとウィルスにとっては天国。
流行時期でもないのに、インフルエンザの話をチラホラ聞くのも頷ける話です。
気温が下がって来てますます汗をかかなくなったので、ついつい忘れがちになりますが、水分、とくに水はしっかり取るように心がけておきたいところです。
お茶やコーヒーで代用しているという方もありますが、これらは利尿作用があるので、よけい水分不足になる可能性もあります。
ダメとは言いませんが、やはり水は別に取る方が賢明です。
一日にコップに3杯から5杯。
量的に1リットルぐらいでしょうか?
これぐらいは最低でも一年中を通じて取っておきたいものです。
後は味噌汁やお茶、コーヒーなどを飲んで1日に2リットルから3リットルの間ぐらいが適当ではないかと考えています。