整体屋の中楠です☺︎
昨日もドラムのレッスンだった。
最近は、ジャズのテーマ部のメロディをドラムでどう表現するか。
しかも結構制約強め。
小音量。スネアとキックのみ。左手はリムショット。クロススティックは可。
意外かもしれないけど、制約があった方が楽なんだよね。
人間って脳科学的に見ると選択って苦手なのよ。なんでも良いよ。と言われるとフリーズする。
よくあるのが、スーパーでドレッシング3種類置いてる店と、10種類置いてる店があって、普通なら10種類置いてある店の方が売れそうじゃない?でも実際はその逆になる。
ドラムでもタムもシンバルも使って良いよ、となると表現の幅が出なくなる。
スネアのみの中でどう音色をつけたりダイナミクスをつけたり工夫する。その方が効く。
で2時間たっぷりやって。
今、今成さんってドラマーに習ってるんだけど、この方が凄い稀有なドラマーで。凄い独特。
今もう三年習ってるんだけど、こんなに長い事1人の人に就いてるのは初めてで。
何が良いかって言うと、非常に地味で苦しい練習が多いんだよね。笑
かっこいいフレーズを出来るようになる、とかは僕にとってそんなに面白くなくて、練習すりゃあ大体のことは習わんでも独学でできる。
独学じゃ気がつけない背中に手が届きそうなレッスンを毎回やるから楽しい。
内容はそんなに多岐にわたる訳じゃなく、タイム、トーン大体この2つ。だけどやれどもやれどもなんだよ。
彼のドラミングは本当に凄くてコントロールが異常に凄い。打音が一音一音違うのよ。叩く場所やスティッキングを一打ごとに変えるから。それをちゃんと音楽的にコントロールしているのが驚異的で。
僕も結構技術力はある方なんだけど、毎日地味な基礎練やると、逆に音を均一に揃える練習になってしまうから、音色をコントロールするのが出来ないのよね〜。凄くタイトで面白みのないドラムに聞こえる。今成さんの後に自分の音聞くと。本当に、音が生きてるみたいなドラム叩くんだよなぁ。
タイプ的には結構対極にいるタイプだけど、いつも勉強になります。
ってかプロでもかっこいいドラマーって少ないもんね。上手い人はいくらでもいるけど。
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