みなさんこんにちは!

 

ストレッチ整体ピッと!辻晴稀です

 

前回太ももの前側の筋肉が硬くなるとどうなるかについてでした。今回は太ももの裏側が硬くなるとどうなるかについてです!

 

太ももに裏側にある筋肉はハムストリングスという筋肉が存在します

 

【ハムストリングスとは】

大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の3つを合わせてハムストリングスといいます。大腿二頭筋は骨盤から始まり、膝裏の外側につきます。半腱様筋と半膜様筋は骨盤から始まり、膝裏の内側についてきます。この筋肉は足を後ろに引く際や膝関節を曲げる際に働きます。

 

【ハムストリングスが硬くなると】

この筋肉が硬くなると、骨盤を後ろに傾ける方向(後傾)へと引っ張られるため猫背につながりやすいです。また、足の後面の筋肉になるためこの筋膜が硬くなると後面が引っ張られ骨盤が前方へと移動し、反り腰にもなりやすいです。そのためこの筋肉が硬くなると腰痛につながりやすいです。実際に施術をしている中で腰が痛い人は高い確率でこの筋肉が硬くなっています。また、膝関節が伸びにくい原因にも繋がります。膝が伸びないと代償的に背骨が曲がってきて猫背につながります。

 

【ハムストリングスを柔らかくする方法】

立った状態で両足首を掴み、膝を伸ばしていきます。いきなり伸ばす前に数回曲げ伸ばしをすることにより筋肉や筋膜の動きが良くなり、痛みが起こりにくいです。数回曲げ伸ばしを行った後にゆっくり15秒程度かけてストレッチをしていきましょう!

 

横になった状態で行う方法としては股関節を90度曲げた状態で膝を伸ばしてきます。この時も最初に数回曲げ伸ばしをした後に行いましょう。その後ゆっくり15秒程度かけて伸ばしていきます。

 

【ハムストリングスが硬くなる原因】

この筋肉が硬くなる原因としては足首の硬さが挙げられます。足首が硬いと重心が後方に移動しやすくなります。後方重心になると後ろに倒れないように上半身は前方に重心を持って行こうとします。そうなるとこのハムストリングスが常に働いて倒れないように維持し、筋肉が硬くなりやすくなります。

 

腰痛改善や姿勢改善のためにもこのハムストリングスの柔軟性が必要不可欠になります。ストレッチは毎日行うことでより早く効果を得られます。できるだけ、毎日ストレッチを行なっていき、習慣化していきましょう!