整体 和海 （なごみ） さん
腰痛治療改善.COMの教えて掲示板に質問の書き込みがありました。
質問者にあなたのお力を貸していただけますか？
■ 質問内容 ■（４０代後半女性）
ぎっくり腰を2度体験。腰のゆがみを調節する方法が知りたいです。
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以前から腰痛がひどく、
既に２回ぎっくり腰で通院しています。
＝
４０代後半でギックリ腰の経験が２回・・・
結構、健康的に体調管理をされていたようですね。
もちろん、
数で決められるものではないですが・・・(＞人＜;)
『通院』とは、どのような治療院でしょうか？
あの痛さは、
二度と体験したくないので日頃から気を付けています。
＝
『あの痛さは二度と・・・』には、同感です。（経験者として）
まず
腰に疲労が貯まったらすぐ湿布をして
症状を軽くするようにしています。
＝
それで『軽くする』効果があるのでしたら、いい対処ですね。
また、
腰との関連が深い肩甲骨を動かすこともやっています。
猫背にならない様に気を付けたり、
足をくまない、
カバンはリュックと細々気をつけています。
＝
体調管理への気配りがなされていて、
進行を遅らせていることはいいことです。
しかし、
毎日行える腰のストレッチ法などはやっておりません。
背骨や腰の骨のゆがみを調整できるようなストレッチを
教えていただきたいのです。
＝
『ゆがみを調整できるようなストレッチ』とは、
『ご自身でできること』という意味でしょうか？
そう言う意味では、難しいと思います。
腰を中心に、
全身のゆがみを初歩の段階で取り除くような、
バランスに重視したストレッチ法はあるのでしょうか。
＝
現在の状態を『初歩の段階』と判断するのは危険かと思いますよ。
お仕事的にも、
年齢的にも、
起こっている激痛を考えても・・・
対処法というよりは、
日々の体つくりで根本的に直していきたいのです。
＝
『体つくり』は、いい目標です。
腹筋を鍛えると良いと聞いたことがありますが、
そういった観点でのアドバイスがあれば
そちらも教えていただきたいです。
＝
『腹筋を鍛える』は、
確かにいい方法ですし、
必要な方法の一つです。
しかしながら、
『それさえすれば・・・』と、いうことではありません。
ギックリ腰をどう捉えるかによっても違ってきます。
『急性腰痛』と診断される『ギックリ腰』を
『急に腰の骨がずれる（歪む）ことによる痛み』と捉えるか、
『蓄積が進行した筋肉疲労（こり）により、
筋肉機能が悪化した』と捉えるかによって
対処、対応、処置方向が異なります。
『骨のズレ』と思う方は動かない方（安静）を選択されるでしょうし
『筋肉疲労』と捉える方は、動く方（運動）を選択されます。
『骨のズレ』は、
瞬時に起こったものではなく以前から潜在し、
『筋肉疲労』は、
『骨のズレ』の悪影響で
筋肉疲労が進行蓄積に至ったもの。
したがって、
『筋肉疲労』を取り除いた状態で
骨格関節矯正法を用いるべきかと思います。
そうして、筋肉と骨格を正常な状態に近づけたのちに
『全身のゆがみを初歩の段階で取り除くような、
バランスに重視したストレッチ法』を取り入れて行くことが
求められます。
ご一考ください。