再び、汗腺のお話~ | 大阪市の整体療術院 和海(なごみ)のブログ

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他府県からも来院者が多く、評価が高い
整体院の院長日誌です。

いよいよ梅雨に入りましたね~


ジメジメと蒸し暑い時期の到来!


それが過ぎると夏がやってきます!


地球上に生を受け


地球上で生活するには


地球の環境に順応していくことが大事です。


でも、多種多様の便利機器が発明普及されて


それが、逆に健康を損なう結果を連れてきているようです。


そのひとつ


『汗腺』について


過去掲載を再び再掲載します。


特に新生児をもつお母様は参考にしてください!



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テレビの天気予報で
人の『汗腺』について話していました。


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『汗腺(エクリン腺)』とは、体温調整のために汗をかく部位



『そのエクリン腺の数、

日本人は、平均230万個
ロシア人は、平均約190万個
フィリピンの人は、平均280万個


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これは約3歳までに定まり

それ以降、成人になっても増えることはありません。』…と解説。


『だから、この時期に季節を感じない生活環境
特に夏、冷房の中で育てると汗腺が少なく成長して
暑さ(熱中症)に弱い体質の成人になる』と言ってました。
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汗腺の役割、汗の役割については
『体温調整』とは認識していましたが…

そこで研究!
ネットでいろいろ検索。わかりやすかったのが↓

【汗腺数の差について】

☆赤ちゃんの汗腺(抜粋)
お腹の中で…妊娠後16週ぐらいで、手のひらや足の裏に現れる。
その後19週目には脇の下に、22週ごろからは額や頭に、
それに次いで胴体、上下肢に広がっていきながら
35週目(およそ9カ月の終わりごろ)には成人と同じような構造がほぼ出来上がってくるという。
汗腺が徐々に能動化し始めるのは、早くて28週目ごろからだという。
しかし汗腺の大部分が能動化してくるのは35~36週目あたりからであり、
その発達は生後2年半ぐらいまで続いていく。
そしてそれ以降は能動汗腺が増えることはなく、
生涯を通じてその数は変わらない。

他にもいろいろ検索できました。

人の肌の表面には汗腺があります。

この汗腺は、生後2~3年間に育った環境によって決定されます。


能動汗腺衰退症になると、

暑くても汗をかかず、常に冷房を求め、

からだに変調をきたします。

ヒトは生後2歳までの環境で汗をかかないと

能動汗腺数が増えないことが報告されており、

70年代以降の冷房が普及している時代に育った世代は、

汗腺の少ない世代」になりやすく、冷房病(能動汗腺衰退症)などは、

体温の調節能力の低下を招きます。

以前、テレビコマーシャルで
『暑い夏、赤ちゃんは体温調節がうまくできません。だから…』と
そのお手伝いグッズ(汗をかきにくくする物)みたいな製品を

紹介していましたが、間違ったキャッチフレーズだと

確信できました!

汗をかく赤ちゃんをみて、

母親は『かわいそう』と物心ついた頃の自分に置き換えて
汗をかかないで済む、涼しい環境を与えようと手を尽くしますが、
それは、『愛情』だったのかもしれませんが、


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日本の気候・自然環境になじめない体、汗をかけない体に育てていたと言うほかないのです。

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赤ちゃんは汗をかきながら、

この日本の環境を体で覚えて慣れようとしているのです。
(これは免疫とも関連しますが、別の機会に…)

だから、自然の気候に触れさせて、
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汗をかいたら、あせもになる前にマメにふき取り続ける『愛情』

元気に育てて頂きたいと思います。