夢のために大学中退を決意した僕。

でももちろん、その前に

親を説得するという大きな試練が…

 

 

 

前回記事はこちら左矢印

 

 

 

大学受験前も役者の専門学校に行きたい

と伝えた時は、結局父親のあまりに落胆して

元気をなくしてしまった姿を目にして

 

 

仕方なく大学進学を決めましたが

今回ばかりは絶対に折れない覚悟でした。

(ちなみにこの時はまずはディズニーダンサーを

やってみたい!という気持ちが強かった。)

 

 

 

勝手に中退してしまうという事も可能では

あったのですが、さんざんこういう事で

親に心配かけて、しかも内緒で彼女の家に

 

 

 

大学も行かず入り浸っていたという

後ろめたさもあり、

 

 

 

きちんと徹底的に

自分の思いを伝えて、了承を得た上で

 

 

 

スッキリと自分の責任で、夢に向かって

チャレンジするという道を行きたかった。

 

 

 

でも、正直、下町気質の白黒ハッキリした性格の母に

また伝えるのは怖かった滝汗

 

 

 

 

どれだけ怒鳴られるのかとヒヤヒヤ滝汗

こりゃ面と向かってしっかり言える気がしない…

 

 

 

という事で、手紙を書き、実家に帰った時に

そっと仏壇の前に置き、帰ってから電話で

「手紙を読んでくれ」とだけ伝えました。

 

 

 

 

数日後、母から電話が…

「なぜ今じゃなきゃダメなのか?」

「大学卒業してからだっていいじゃん」

「それなら止めはしない」

 

 

 

母の主張はずっと変わらず。

でも僕にとっては今の状況が辛くて仕方なかった。

これをあと3年も!?今すぐにでも夢に向かって

突き進みたくてウズウズしてるこの若者の熱い思いは

 

 

 

そう簡単に変えられない笑

僕も折れませんでした。

 

 

 

父はいつも何も言わない人なので

ほぼずっと母とのやりとり。

 

 

 

そんな状況が半年ほど続いたある日

また実家に帰って母と平行線の話し合いを

続けていた後。

 

 

 

何気なくTVをみていた僕に

隣に座っていた父がボソリと言いました。

 

 

 

「大学出たからと言っていい仕事に就けるわけでもないし

成功するわけでもない。今はもうそんな世の中だ。」

 

「お前の人生だ。お前がそこまで言うならやってみるか…」

 

 

 

サラリーマンになり、たくさんの苦悩とストレスを

味わっている父から出た 

 

 

何か重く、でも愛を感じる

渾身の一言でした。

 

 

もちろん、泣きましたえーん

 

 

 

続く…