先月マツダミヒロさんの提唱している「魔法の質問」の認定講師セミナーを受講してきました。

「魔法の質問」とは簡単に言うと、何も教えないし教えもありません・・・。

適切で良質な質問を相手に投げかけることによって、その人が自動的に自分で答えを見出していくというものです。

コーチングがベースになっているそうですが、「魔法の質問」の素晴らしいところは、一つのテーマにつき8つの質問から成り立っている質問集が、すでに数百とも数千ともいわれる程準備してあるのです。

その質問に順番に答えていくと、不思議と引っかかっていたモヤモヤ感や霧がかかって迷路に入り込んでいたものが、自分の中から答えがスッキリと見えてくるのです。

またグループで行う体制は、各自が答えをシェアしあうことによって、人の視点や感性を知ることができてものすごい気づきと学びになります。


人から教えられたり指示されたものは、往々にして深く理解しないで行動したり、長続きしないことが多いものです。またその教えがあまりに素晴らしいと、特定の人や概念にいつの間にか依存してしまうことにもなります。

しかし自分で答えを見つけ出したものには理解が伴いますので、自立して動くことができます。

質問体質の自分自身を習慣づけることによって、自立心旺盛な本来の人間性を取り戻していくことができるのです。

この魔法の質問は現在、一般のみならず学校や企業など様々なシーンにおいて取り入れられていっています。海外にもどんどんと拡まっています。


実はBSセラピーも依存しないで自立を生みだす仕掛けをもっているのです。


(つづく)