食事でかかる新型栄養失調/小若 順一

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アスペルガー症候群、高機能自閉症、広汎性発達障害、言葉の遅れ、うつ病、躁うつ病、リウマチ、膝の痛み、骨折後の痛み、冷え症、低体温、視力低下、アトピー性皮膚炎、化学物質過敏症、肌荒れ、認知症、腰痛、肩こり・・・

 この本のまえがきに書いてある、ミネラルを摂取することによって改善した病気の数々だ。現代の日本人の食生活が、実は厚生労働省の発表している基準値ではなく、家庭で一般的に食べられている食事やコンビニ弁当の栄養分を実測してみると、驚くべき実態が明らかにされている。
 たとえば、コンビニの「幕の内弁当」、持ち帰り弁当、宅配弁当では、すべて1~2歳児が必要とする基準より少ない量しかカルシウムが含有していなかった・・・などだ。

 ミネラルの摂取方法に違いはあれど、当院でも日々ミネラル不足を指導しています。悲しいことに、現代農法や養殖魚などの食材では、ミネラルを十分に摂取することが不可能なのです。そしてミネラルを摂取した人たちの改善ぶりを日々目の当たりにし、いかに多くの人がミネラル不足に陥っているかということを臨床現場で知らされたのです。(※こちらのブログも参照

「食品と暮らしの安全基金」は本当にまじめに声高に、いろんな分野で警鐘を鳴らしてくれます。今その最先端が、この著書に書いてあるミネラル不足です。国民総人口が心身共に不調になってしまいます。全国民が健康になれるよう、この実態に気付いて欲しいものです。日々の悩みの解決方法は、以外にもこのミネラルにあるのです。