最近の私の大のお気に入り本「サラとソロモン」シリーズを
何度も読み返している。その都度新しい気づきがあり、
気持も明るくなることができる。

ソロモンがサラに「やがては心地よいと思うより大切なことは
ない境地に達するだろう。事実を見つめる、真実を示す、
といったことは、心地よい考えを見つけることと比べたら、
ちっとも重要ではなくなるんだ。」と言うシーンがある。

事実を見たり真実を見つめることは大切な事なんだと漠然と
思ってきた。しかし、考えてみれば本当にソロモンの言う通りだ。

アバター(R)では世界は自分の反映であるという。引き寄せの法則
でももちろん、自分自身の思考が全てを引き寄せているという。
同じことを言っている。つまり、今自分の前に展開している事実や
真実に見える現象は、自分自身のアイデンティティ、思考の
結果起こっている、創造していまっていることであるということだ。

大切なのは、その事実や真実を見、それが自分の望まないもので
あれば、そこに焦点を固定するのではなく、自分の持っている
どういうアイデンティティがこの現象を引き寄せたのか、常日頃の
思考が引き寄せたのかということに気づき、自分の望むもの、
心地よい思考に転換していくことである。

よく神様が与えた試練だという言葉がある。自分に乗り越えられ
ない試練はないという。果たしてそうなのだろうか・・・。
自分の信念がその現象を引き寄せて創り出しているのであれば、
自分にとってピッタリなのは当たり前ではなかろうか。
神様は個別に人格をもって試練を与えたりするのだろうか。
大いなる引き寄せの「法則」をもって大宇宙を運営しているの
ではないだろうか。私にはこの方がピッタリとくる。

体は思考、思いをポジティブなものに変えたら瞬間に軽くなる。
反対にネガティブな思いを持つと瞬間に重くなる。
簡単な実験で明らかなことだ。思考が現象に与える影響を
如実に体が示し教えてくれている。
あなたは自分の望むものを思考していますか?
それとも自分の望まないものを思考しているのでしょうか?