前回の姿勢制御のメカニズムその1

 

の姿勢を制御するための

 

重要な3つの感覚システム

 

視覚・前庭・体性感覚の

 

視覚システムからの続きで

 

前庭系システムになります。

 

 

  前庭系システム

前庭系は、特殊感覚のひとつで 平衡感覚に必要なシステムになり 主に頭の位置と動きについての情報を集めている器官で 耳石器と三半規管で 構成されています。耳石器は、球形嚢・卵 形嚢で構成されており 頭部の重力に対する定位および直線加速度を感知する受容器で 球形嚢は 垂直性を卵形嚢は 水平性の加速度を感知しています。耳石器は、空間での頭部の位置をモニターすることで 姿勢の制御をおこなっており 頭部の静的位置をおもに検出しています。 三半規管は、頭の回転運動を感知する受容器で 前(上)半規管(前後回転)・後半規管(左右回転)・外側(水平)半規管 (水平回転)で構成されており 各半規管が 3次元空間内で互いに直交するように配置されることで 各方向の回転加速度を感知する仕組みになっています。三半規管は、つまづいたときなど、突然に頭部や身体が動いたときなどに平衡を保持する制御をおこなっており 頭部の動的位置変化にともなう加速度を検出しています。

(図を参照)

 

このように 前庭システムは、自分の身体の傾きやスピード、回転を感じる感覚になり、その感覚情報を脳が利用することで、身体のバランスを保ち適切な動作を行うための重要な器官になります。また、前庭システムには姿勢に関わる大切な反射「前庭脊髄反射」、「前庭頸反射」、「前庭動眼反射」や自律神経に関わる「前庭自律神経反射」などがあります。

 

 

⚫︎ 前庭脊髄反射( VSR ):Vestibulo Spinal Reflex

頭部の位置や加速度の変化に対して、頸部や体幹の筋緊張を制御し 安定した姿勢を維持するための反射になり 前庭の刺激情報が脊髄を通り 下位頚髄、胸髄、腰髄を介することで 頚部や四肢の伸展筋を調節し、姿勢保持と平衡維持などをおこなう働きをしています。例えば、転びそうになった時などに同側の手足や体幹などの伸展筋群を緊張させ、転倒しない様に自然と踏ん張るなどの動作をします。

 

○前庭脊髄反射が上手く働かないと

・姿勢が維持できない、崩れやすくなる

・すぐに寝転がりたがる

・転倒しやすい

などの症状が起こりやすくなります。

 

○関わりのある原始・姿勢反射

立ち直り反射(迷路性、体性、頸筋性、視覚性) 

緊張性迷路反射

 

⚫︎ 前庭動眼反射( VOR ):Vestibulo Ocular Reflex

頭が動いたときに頭の方向と反対方向に眼球を動かすことで、網膜に映る外界の像のぶれを防ぎ、頭が動いているときにも対象物が見えにくくならないように視野を安定化させる反射で、頭の動きによる三半規管刺激と視覚刺激による眼球運動により起こる協調視線制御になります。この前庭動眼反射は、内耳中の前庭器官の三半規管が頭の動きを検出し前庭神経核を介して延髄に送られ、前庭核で中継された後、眼球を動かす外眼筋の運動ニューロンへと伝えられます。前庭核内の中継ニューロンには興奮性と抑制性の2種類があり、一つの筋肉が収縮すると同時にこれと拮抗する筋肉が弛緩して眼球が一方向に動く仕組みになっています。

(前回のブログ記事で説明した視覚システムの視線安定化に関わる反射になります。)

 

○前庭動眼反射が上手く働かないと

・動くものを目で追う「追視」ができない、苦手

・ものをじっとみる「注 視」ができない、苦手

・集中力が持続しない

などの症状が起こりやすくなります。

(図を参照)

 

⚫︎ 前庭頸反射( VCR ):Vestibulo Collie Reflex

頭頚部や上半身の位置が地面に対して大きく傾いた際に、三半規管が頭部の傾きを感知し、頭部を地面に対して垂直になる様に安定させる反射になります。例としては、つまずいて倒れそうになった時などに頭を上げることで 頭部を垂直な位置に保ち身体を安定させようと働きます。この前庭頸反射は、半規管ー前庭神経ー前庭神経核ー前庭脊髄路ー頸筋運動ニュ-ロンの経路で頭部を安定させるのと同時に頸動眼反射(COR:Cervico Ocular Reflex = 頸部からの入力によって引き起こされる眼球運動で、上部頸椎からの情報が前庭神経核を経由し 動眼神経核、滑車神経核から 外眼筋を支配して眼球運動を調整する反射になります。また、前庭動眼反射とも関係が深く 相互に影響しあっている反射といわれています。) とともに 眼球のブレを調整します。

 

○前庭頸反射が上手く働かないと

・転倒しやすい又転倒時に顔を打ちやすい

・運動が苦手

・バランス感覚がよくない

などの症状が起こりやすくなります。

 

○関わりのある原始・姿勢反射

迷路性立ち直り反応/頚性立ち直り反応

(図を参照)

 

⚫︎ 前庭自律神経反射

平衡感覚を脳に伝える前庭神経に過度な刺激が入ると、過度な刺激で引き起こされた前庭神経の強い活動が 循環、血圧、呼吸などをコントロールする自律神経系の反応を誘発し、動悸、吐き気、嘔吐、顔面蒼白、冷や汗などの自律神経反射をひき起こす反射で、非日常的 または 過大な前庭刺激による空間情報の混乱に対する生体への警告反応と考えられており、感覚混乱による反射といわれております。

 

○前庭自律神経反射が上手く働かないと

・乗り物酔いをしやすい

・ゆれをひどくこわがる

・不慣れな姿勢を極端にこわがる

などの症状が起こりやすくなります。

 

 

次に前庭システムの前庭情報の伝達としては

 

前庭器官(半規管+耳石器)で検知した

 

情報(前庭感覚)は

 

前庭神経節を経て

 

脳幹の橋と延髄の移行部にある

 

前庭神経核に伝えられます。

 

また、前庭器官の情報の一部は

 

下小脳脚を通って直接小脳に達し

 

そして 前庭神経核へと出力されます。

 

このように前庭神経核を中心とした

 

神経回路を総称して

 

前庭神経路(前庭系)といいます。

 

この前庭神経路の中心となる

 

前庭神経核は 

 

4つの核で構成されており

 

外側前庭核、内側前庭核

 

上前庭核、下前庭核

 

になります。

 

⚫︎ 外側前庭核(外側核)

外側前庭核は、前庭器官のすべての部分および前庭小脳(前庭小脳とは、おもに片葉小節葉からなり 内耳の前庭器から平衡覚の入力を受け 前庭神経核に出力します。頭部と眼球の運動を調節し 身体の平衡を保つ働きがあります。)からの入力(求心性線維)を受け取ります。前庭小脳からの入力は、頭の傾きと重力に関する情報(抑制性)が伝えられます。また、外側前庭核からの出力(遠心性線維)は、主に「外側前庭脊髄路」になります。外側前庭脊髄路とは、主に耳石器(卵形嚢・球形嚢)からの入力を受け、腰髄までの脊髄全域に同側性にのみ投射しており、頚部・体幹・上下肢の全てに影響を及ぼし、上下肢を含む全身の前庭脊髄反射に関係しています。また、外側前庭脊髄路の細胞は、興奮性細胞のみになり、主に頚部および四肢の伸筋群活動を促進し、四肢の屈筋群の活動を抑制します。例としては、頭部が左に急に大きく傾くとその情報は前庭器官から前庭神経核に伝えられ、外側前庭脊髄路を経て左側の下肢の伸展筋を活動させることで、左足が伸ばされ踏ん張ることで 身体を支えバランスを保とうとする働きをします。

 

[ 入 力 ]

・耳石器・半規管・小脳

[ 出 力 ]

・外側前庭脊髄路(同側の頸髄・胸髄・腰髄の全ての脊髄)

[ 働 き ]

・頸部や体幹、四肢の抗重力筋の賦活

前庭脊髄反射

 

⚫︎ 内側前庭核(内側核)

内側前庭核は、主に半規管(外側半規管)からの入力(求心性線維)を受け取ります。内側前庭核は、上行線維と下降線維があり、上行線維は 内側縦束(MLF)という線維を介して正中線を横切り反対側の傍正中橋網様体(PPRF:橋にある水平眼球運動の中枢で注視などに関わります)および外眼筋の反対側の運動核(外転神経、動眼神経、滑車神経)を神経支配しています。 この経路は前庭動眼反射に関わり 垂直および回転運動中の明瞭な視界に重要になります。下降線維は、両側に分かれて内側縦束を下行し 大部分は頚髄および上部胸髄レベルで終了します。この経路を「内側前庭脊髄路」といいます。この内側前庭脊髄路は、前庭頚反射など頭と首の姿勢を安定させる役割があります。また、内側前庭脊髄路の細胞には興奮性のものと抑制性のものがあり、原則として興奮性のものは対側の脊髄を下行し、抑制性のものは同側の脊髄を下行しますが、対側の脊髄を下行する抑制性細胞も少数存在するといわれており、主に頚部や背筋群の運動の抑制や興奮に関わります。例としては、頭部が左に急に大きく傾くとその情報は前庭器官から前庭神経核へ伝えられ、内側前庭脊髄路を経て右側頚部の伸展筋を収縮させることで頭部を右に傾けバランスを保とうとします。また、 内側前庭核は、片葉小節葉および小脳虫部の前部と後部を含む、小脳のいくつかの部分にも投射しています。

 

[ 入 力 ]

・主に半規管

[ 出 力 ]

・内側前庭脊髄路

・小脳

[ 働 き ]

・頸部筋群制御による頭部と眼球の相互調整

前庭動眼反射/前庭頸反射/頭部立ち直り反射

 

 

⚫︎ 上前庭核(上核)

上前庭核は、主に半規管(前半規管と後半規管)からの入力(求心性線維)を受け取ります。 上前庭核の出力(遠心性線維)は、内側縦束 (MLF) に入り 滑車神経核および動眼神経核の同側に投射します。また、上前庭核は、下前庭核からの線維と結合して、前庭小脳の片葉小節葉内の室頂核に向かいます。 片葉小節葉はバランスの維持に関与しており、反射性眼球運動への適応に重要です。また、上前庭核は、視床の核にも投射しています。

 

[ 入 力 ]

・主に半規管 

[ 出 力 ]

・同側の動眼、滑車神経核

・小脳、視床

[ 働 き ]

・頭部可動時の注視(眼球運動)の安定に関わります。

前庭動眼反射

 

⚫︎下前庭核(下核)

下前庭核は、主に卵形嚢と球形嚢からの入力(求心性線維)を受け取ります。 下前庭核の出力(遠心性線維)は、他の3つの前庭神経核と小脳への投射があります。下前庭核および内側前庭核からの下降投影は、血流、呼吸数、および心拍数に影響を与える前庭交感神経反射(前庭系を介した交感神経の活性化で、頭の傾きと重力の情報を受け取り、その結果、起立時の血流、呼吸数、心拍数に影響を与えます。)を調節します。 さらに、内側前庭脊髄路と外側前庭脊髄路の両方に、下前庭核に由来する線維があります。

 

[ 入 力 ]

・主に卵形嚢と球形嚢

[ 出 力 ]

・小脳

・内側前庭脊髄路の一部

・外側前庭脊髄路の一部 

[ 働 き ]

・姿勢調節(体幹•四肢の筋緊張の調整。身体の平衡機能を担う。)

前庭脊髄反射/前庭動眼反射/前庭頸反射/頭部立ち直り反射

 

(図を参照)

 

 

このように前庭系は、とても複雑なため

 

解明されていない事柄も多く

(前庭系だけに限らずですが)

 

未知数な感覚器官ですが

 

前庭器官の入力は 多くの運動応答の

 

協調にとって とても重要であり

 

眼の安定や 立位・歩行の姿勢安定の

 

維持などに重要な働をしてくれます

 

ですので、前庭機能が異常を起こすと

 

眼の焦点を合わせることや

 

バランスを維持することなどの

 

身体の平衡保持が困難になり

 

眩暈や乗り物酔い・メニエール病などの

 

症状をおこしやすくなります

 

また、平衡感覚は自己意識とも

 

関係することが分かっており

 

前庭感覚器系の機能低下や

 

障害のある方などは

 

無意識下で 身体感覚が 

 

不安定になるため

 

身体像や自己認識が

 

脅かされ

 

強い不安感に

 

陥るといわれております。

 

前庭感覚は

 

自己意識にも関わる

 

重要な感覚器になります。

 

 

視覚と前庭覚のトレーニング方法

 

⚫︎ 眼球を動きやすくする方法

 

1)眼球運動の検査

正面を向き眼で、アルファベットの『H』の文字をなぞるように動かしていきます。

1、眼を平行に右へ(右横方向へ)移動させ、その位置から上へ移動、そこから下へ移動させます。左方向も同じように行って下さい。

2、左右平行移動後からの上下で、眼球が、動かし辛い方向を見つけます。(無ければ正常です。)

 

2)眼球運動の調整

1、眼の動かし辛い方向に眼を向け舌を出来るだけ強く押し出します。

(例:眼を左斜め上に 動かし辛い場合は、舌を左斜め上に出来るだけ強く押し出します。)

2、回数は、2,3回でも動きやすくは なりますが、疲れる位まで行うと身体的にも効果(姿勢の改善など)が 出やすくなります。

(もし上記で効果がない場合は、舌が出にくい方向に舌を出して行ってみて下さい。)

(図を参照)

 

⚫︎ 前庭覚のトレーニング方法

 

A)眼 球 トレーニング

両手に力ードを持って肘を伸ばし

顔の前におきます。

頭は動かさずに

2 つの力ードを交互に見ます。

左 右 •上 下 1 0 往復 1 日2 回位。

(図を参照)

 

 A)頭位 変換 トレーニング

カードを持って肘を伸ばし

顔の正面におきます。

カードを見たまま

頭を左右•上下に動かします

各 1 0 往復 1 日2 回位。 

(図を参照)

 

B)眼 球 トレーニング

カードを持って肘を伸ばし

顔の正面におきます。

頭は動かさずに

ゆっくり動かしているカードを見続けます

左 右 •上 下 1 0 往復 1 日2 回位。

(図を参照)

 

B)頭位 変換 トレーニング

カードを持って时をイ申ばし

顔の正面におきます。

カードをゆっくりと左右•上下へ動かし、

カードを見たまま

頭を力ードと同じように

左右•上下 に動かします。

各 1 0 往復 1 日2 回位。

(図を参照)

 

C)眼 球 トレーニング

カードを持って肘を伸ばし

顔の正面におきます。

頭は動かさずに

早く動かしているカー ドを見続けます。

左右・上 下10 往復1 日2 回位。

* 眼球トレーニング B)の早いバージョンになります。

 

C)頭位 変換 トレーニング

カードを持って肘を伸ばし

顔の正面におきます。

カードをゆっくりと左右・上 下 へ動かし、

カードを見たまま

頭をカードと反対に 左右・上下 に動かします。

各 10 往復 1 日2 回位。

(図を参照)

 

 

小さなお子さまの場合は

 

カードではなく

 

お気に入りのおもちゃなどを

 

使用してみて下さい。

 

また、回転する椅子を使い

 

顔を正面に向かせたまま

 

椅子を回転させる方法や

(図を参照)

 

 

棚の上の物を取り

 

床に置いたり

 

その逆の床の物を取り

 

棚の上に物を置く運動でも

 

前庭覚のトレーニングになります。

 

小さなお子さまの場合は

 

上記のような動作を取り入れた

 

遊びを行うと良いと思います。

 

このような視覚と前庭覚の

 

トレーニングを行うことで

 

姿勢が 改善されたり

 

バランス感覚の向上

 

などの効果が 期待されます。

 

また、脳も鍛えられますので

 

ぜひ試してみて下さい。

 

 

次回は 今回の続きで体性感覚

 

について書いていきたいと思っております。

 

皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。

 

【お読み頂きまして ありがとうございました】

今回は 原始・姿勢反射の重要性や

 

発達しょうがいについて理解する

 

ためにも とても大事な

 

姿勢制御のメカニズムになります。

 

また 姿勢制御のメカニズム内の

 

何処かで 問題があると

 

頭痛、めまい、ふらつき

 

などの症状や歩行障害

 

身体麻痺, 認知機能障害などを

 

引きを越す要因でもあり

 

身体を動かすためには

 

とても重要なメカニズムになります。

 

 

姿勢制御とは?

 

姿勢をコントロールする能力で

 

人間が 静的・動的運動動作を行う際に

 

常にその動きに合わせて

 

身体バランスなどを無意識下で

 

コントロールしており

 

日常生活の歩いたり

 

座る、立つなどの

 

基本的な生活動作はもちろん

 

スポーツなどで行う投げる動作や

 

走る・ジャンプ・打つ・泳ぐなど

 

あらゆる動作において

 

必要とされる能力です

 

この姿勢制御は 2つの要素から

 

構成されているといわれており

 

・姿勢の定位(postural orientation)

( 定位 = 動作に関与する身体と環境との間の関係を適切に保持する能力で 重力、支持面、視覚環境、および内部表象( 身体の状態把握 )に対する身体のアライメントと筋緊張の調整制御のことをいい、質や方向性をコントロールし、予測的に行われる制御になります。)

 

・姿勢の安定((postural stability) 

( 安定 = バランスや平衡と同義とされており身体各部の位置を他の部位や環境に対して適切に保ち身体の重心を安定させるための感覚運動調整のことをいい強さや速さをコントロールし、与えられた刺激に対して起こる制御になります。)

 

の要素になります。

 

これらの姿勢を制御するためには

 

感覚情報が必要になります。

 

この感覚情報を得るための

 

重要な3つの感覚システム

 

視覚・前庭・体性感覚 があります。

 

視 覚システム

視覚は、視力(対象物の形態を識別する能力)だけではなく、物体との距離感や姿勢、動作、痛み、思考などの心身に至るすべてに影響を与える非常に複雑かつ重要な器官になります。視覚は、姿勢のバランスを維持するための感覚情報の主要なシステムの一つであるため、視覚環境を改善することで姿勢の安定性が向上します。

 

そして 視覚の制御には、2つの機能分類があり視覚対象物を見るときに眼と頭を同時に動かすことによって視線を制御する機能「視線安定化」と、眼球を動かすことにより視線を制御する機能「視線移動」があります。

(図を参照) 

 

視線安定化

視線安定化は、眼と頭を同時に動かすことによって視線を制御する機能で、眼と頭を同時に動かし対象物を見る際に網膜に映る対象物の映像がぶれないようにする働きがあり 歩いている時など頭部が上下 左右に揺れていても対象物を明瞭に見ることができる機能になります。この視線安定化は、頭の動きによる前庭(三半規管刺激)と眼球(視覚刺激)により起こる眼球運動(前庭動眼反射)の協調による視線制御になり 頭を動かした時に頭の運動方向と加速度を前庭系にあるセンサー(半規管と耳石) が捉え、頭が動いた時には目を頭と反対方向に動かし(例:頭が右に動くと、眼球は左に動く) その後眼球は反対方向に急速に動き目を正面の位置に戻す(例:頭の動きが止まると、眼球は左から右に動き正中の眼位に戻そうとする) 働きを行うことで 頭を動かしながらでも視標を視界の中央にとらえ続けることにより 網膜上の映像を固定しようとする眼球運動になります。また、視線を安定するには、両眼が同じ方向に動く共同運動が必要になってきます。

(図を参照) 

 

視線移動

視線移動は、眼球を動かすことにより視線の制御をする機能で、視覚対象が変化・移動したときに視線が制御され視覚対象を追い 焦点に合わせ捕らえ続ける働きや 対象物が静止している時には、眼球が動かないようにし視覚対象を焦点に合わせ捕らえ続ける働きなどをする機能になります。この眼球運動系には 追従眼球運動(パスート)・輻輳開散眼球運動・跳飛性眼球運動(サッケード)の3つの眼球運動システムがあり身体動作にも関わるとても重要な運動になります。

 

3つの眼球運動システム

 

⚫︎ 追従眼球運動(滑動性眼球運動やパスートとも呼ばれます)

視覚対象物の動きに合わせて視線を外すことなく滑らかに対象物を目で追いかけるために必要な運動になります。これができないと視線を正しい位置に維持できず、 目と身体のチームワークも行えなくなります。

 

⚪︎ 追従眼球運動の例として

・転がっている ボールを目で追う

・書き順を目で追う

・ものをじっと見る

など

 

また 追従眼球運動の動きが悪い状態だと

・本を読む時に文字を読み飛ばす

・文字を綺麗に書くことが出来ない

・ハサミ、折り紙など指先を器用に使うことが出来ない

などの症状が起こりやすくなります。

 

⚫︎ 輻輳開散眼球運動

両目を同時に内側に向ける運動で 遠くのものから近くのものに視線を移すときなどに両目の間の角度を変えることで前後の焦点を合わせ、視覚対象物からの距離の変化を調整し正確な距離を認識するために必要な運動になり近くを見るときに両眼が寄ることを「輻輳」と呼び、遠くを見るときに両眼が離れることを「開散」といいます。

 

⚪︎ 輻輳開散眼球運動の例として

・黒板とノートを交互に見る

・人物や風景などを描写する

・視覚対象との距離感を測る

など

 

また 輻輳開散眼球運動の動きが悪い状態だと

・手元の作業が苦手

・板書が遅い、 うまくできない

・集中力が持続しない、気が散りやすい

・運動全般、特に球技が苦手

などの症状が起こりやすくなります。

 

⚫︎跳飛性眼球運動(衝動性眼球運動やサッケードとも呼ばれます)

右から左、上から下と注視点を素早く変えるときに働く眼球運動で 視線を素早く動かす際に発生する網膜の映像の「ブレ」を認識しないように抑制する眼球運動になります。視覚対象物を追いかけている際に 眼球の動きが途中で停止する時間がありそこから瞬時にまた対象物に視線を向けるということを繰り返す運動が特徴になります。身の回りにある多くのモノから、素早く正確に自分の必要な情報だけを得るために必要な運動になります。

 

⚪︎ 跳飛性眼球運動の例として

・速く飛んでる虫を見る

・本の文字を目で追い、改行する

・人混みの中から人を探す

など

 

また 跳飛性眼球運動の動きが悪い状態だと

・読んでいる文字や列をすぐ見失う

・黒板の文字を写すのが難しい

・キャッチボールが難しい

などの症状が起こりやすくなります。

 

(図を参照) 

 

これらの眼球運動が正しく機能することで

 

情報を目から取り入れることができます。

 

 

そして この目から取り入れた

 

視覚情報を脳へ伝達する

 

視覚伝導路という

 

情報伝達経路があり

 

網膜→視交叉→視索→外側膝状体→

 

視放線→視覚野の順番で

 

視覚情報が入力され

 

脳の後頭葉にある大脳皮質

 

視覚野の一次視覚野で

 

情報処理されていきます。

 

この一次視覚野に入力された情報は

 

「腹側視覚経路」と「背側視覚経路」に

 

向かう二つの経路に分かれます。

 

また 視索の繊維のうち大部分は

 

外側膝状体に達っしますが

 

一部の視索繊維は視覚伝導路の

 

中継核ではない中脳の

 

上丘や視蓋前域に向かい

 

視蓋脊髄路から

 

眼球運動神経核や顔面神経

 

小脳と連絡していきます。

 

視蓋脊髄路は頭と体幹の運動を

 

眼球運動と協調させる役割を持っており

 

視覚性の運動反射などの

 

眼球や頭部の動きに関わり

 

特に対象物を視覚の中心で

 

とらえるときなどの動きに

 

重要な働きをします。

 

また 眼球に入る光の量の反射的調整

 

瞳孔反射など 瞳孔の大きさや

 

水晶体の厚さの調整にも関与しています。

 

(図を参照) 

 

そして外側膝状体から

 

一次視覚野に伝えられた

 

視覚情報は 色や明るさ・形など

 

物体の形状の情報を

 

主に処理している

 

「側頭葉」に向かう経路

 

腹側視覚経路」と

 

物体の位置や動きの情報を

 

主に処理している

 

「頭頂葉」に向かう経路

 

背側視覚経路

 

とに分かれます。

 

 

腹側視覚経路

この経路は 一次視覚野から「側頭葉」へ向かう「what経路(なに系)」といわれ、視覚対象が「何なのか」を理解し認知するための経路になります。腹側視覚経路の役割は、主に視覚対象の色や明るさ・形状を認識し、顔や文字・風景などの視覚情報を海馬に投射し 記憶からそれがどんな意味を持つのか分析・理解します。また前頭眼窩野にも投射されることで感情などの処理や、物の形に合わせて何かをするか などの判断がされるといわれており 左脳は言語的に、右脳はそのものが今置かれている環境に対して対象物が持つ意味について理解をしているといわれております。このように腹側視覚経路 は、物体の認識や表象(意識に上らせること)に関与するとされています。

 

(前頭眼窩野 = 感覚情報や記憶情報の統合、強化子 (reinforcer:報酬によって生じやすくした行動) の感情価 (affective value:快を求め,また不快をさけるべく行動) の表現、意思決定や期待に関連しているという考えが提唱されており 特に、ヒトの前頭眼窩野は報酬と罰に対する感受性に関連した行動計画を制御していると考えられております。) 

 

 

背側視覚経路

この経路は 一次視覚野から「頭頂葉」へ向かい その途中で下頭頂小葉へ向かう「腹背側視覚経路」と上頭頂小葉(主に頭頂間溝)へ向う経路「背背側視覚経路」とに分かれます。

 

⚫︎腹背側視覚経路

where経路(どこ系)」といわれ、視覚対象物が 3次元空間の中で「どこにあるか」といった対象物の位置についての空間的な情報と対象物の動き・運動方向や速さを知覚し分析・処理するための経路で 視覚対象物の「存在を意識する」といった意識的な認知に関与しています。

また、この経路は視覚情報を運動に変換する働きににも関わっており、コップをつかむためにコップの形状や持ち方に合わせて手や指の形を変えたりするプレシェーピング「Preーshaping」という到達把持動作があり、このプレシェーピングは、対象物を把持するまでに視覚情報による物体形状や特徴に応じて手や指の形を形態変化させ把持の準備する動作になり、このプレシェーピング動作に強く関わっている経路と言われております。

 

そして頭頂葉の下頭頂小葉が損傷や機能低下などが起こると半側空間失認という損傷の反対側の空間が認識できなくなる症状(右下頭頂小葉損傷の場合は,左側半分に見えているものを見えていないわけではないが、無視する 認識出来ないという症状です。)や構成失行という簡単な図柄の模写ができなかったり、立体的な図柄を描いたり、積み木がつめないなどといった運動ができなくなります。

 

 

⚫︎背背側視覚経路

HOW経路(どのように系)」といわれ、視覚対象物の形や位置、動きの情報を無意識的に分析・処理をし その視覚情報から対象に向けた行為(対象物に手を伸ばすといった到達運動)を無意識的にコントロールし「どのように」動作を行えば うまく行為を遂行することができるのかといった対象物にたいしての適切な行為を引き起こすための運動・動作に関与しおります。

また、この経路は前頭前野の「運動プログラム」を生成している領域につながることで、状況に則した「運動プログラムの作成」にも関与しおります。

 

そして頭頂葉の上頭頂小葉が損傷や機能低下などが起こると自分の体の一部を無視する認識出来ないという身体失認(例:自分の手が自分の手だと認識できない)という症状や複雑な一連の動作やその模倣ができないといった観念運動性失行(例:手を振る動作をするように言っても手を振れない、料理をする手順が解らない、道具を使った工程作業ができないなどの症状)・対象物に向かって手を正しい方向に動かせない視覚性運動失調といった症状が出現します。

 

(図を参照)

 

視覚の情報処理システムを 

 

簡単にまとめると

 

コップを取ろうとするときに

 

私たちが 行う行為としては

 

まず 物体がコップであることを認識し

 

手をコップに向けて動かし

 

コップをつかむといった一連動作になり

 

 「物体がコップであることを認識する」

 

ために必要な視覚情報路は

 

「腹側視覚経路」によって担われ

 

「手をコップに向けて動かす」運動を

 

到達運動といい

 

この到達運動に必要な視覚情報は

 

「背-背側視覚路」によって担われます

 

そして「コップをつかむ」は

 

把持運動といい

 

把持運動に必要な視覚情報は

 

「腹-背側視覚路」によって担われます

 

このように腹側視覚経路は

 

物体を知覚するためのシステムで

 

背側視覚経路は

 

行為をするためのシステムになります

 

これらの視覚情報処理のおかげで

 

うまく確実にコップを手に取る行為が

 

できる重要なシステムになります。

 

 

また このシステムの

 

発達に関してでは

 

「背側視覚経路」は

 

「腹側視覚経路」よりも

 

先に発達する。

 

といわれる一方で

 

発達の過程で選択的に

 

障害を受けやすいのは

 

腹側視覚経路より

 

背側視覚経路路の方が

 

障害を受けやすい

 

といわれており

 

背側視覚経路の脆弱は

 

身体を動かしながら

 

見ることが難しくなるため

 

さまざまな発達障害にも

 

関係してくるといわれています。

 

 

視覚システムは視空間認知機能や

 

運動機能「目と体のチームワーク」

 

記憶力などにも関連する

 

とても重要な機能になります。

 

そして 視覚の発達は

 

赤ちゃんのときから始まり

 

およそ12~13歳位で

 

大人と同じようになると

 

いわれており

 

視覚システムに

 

課題がある場合には

 

・探している本を本棚から見つけること難しい

・ぬり絵をするとき、枠からはみ出たり、すきまだらけになってしまう

・人の顔をなかなか覚えられない

・文章の中から特定の単語を探し出すことができない

・文字(漢字やひらがな・アルファベットなど)がなかなか覚えられない

・図形の問題が苦手

・見て覚えたり、まねしたりするのが苦手

・飛んでくるボールをうまくつかむことができない

などがあり

 

また 幼児が言語を獲得する際には

 

よりよく言葉を聞き取るために

 

口もとに注目する必要があると

 

いわれており

 

そのため視覚システムに

 

課題があると

 

言葉の獲得にも

 

遅れがみられると

 

いわれております。

 

 

視覚システムに関わる

 

原始反射としては

モロー反射

緊張性迷路反射

対称性緊張性頸反射

非対称性緊張性頸反射

などが あります。

(上記の原始反射については

ブログに書いておりますので

宜しければ 読んでみて下さい)

 

このように視覚システムは

 

とても複雑で 見るだけではなく

 

身体操作にも深く関わるため

 

とても大切なシステムの一つになります。

 

 

次回は 今回の続きで前庭系の解説と

 

視覚と前庭のトレーニング方法について

 

書いていきたいと思っております。

 

皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。

 

【お読み頂きまして ありがとうございました】

運動反射発達の順番として

 

橋・延髄・脊髄の原始反射

    ⬇︎

中脳の立ち直り反射(反応)

などの姿勢反射

    ⬇︎

大脳新皮質の平衡反射(反応)

などの姿勢反射

 

という順番で成長していきます。

 

今回の中脳は 

 

橋・延髄・脊髄の原始反射の

 

次に成長する部位になります。

 

中脳は 体を動かすときの

 

統合的な調節や姿勢の

 

保持などに関与するため

 

とても重要な部位になります。

 

~中 脳 とは~

 

中脳は 脳幹の部分のひとつで

 

脳幹の最も上の部分にあたり

 

上は間脳、下は橋に繋がります。

(図を参照)

中脳の働きとしては

 

身体のなめらかな動きを

 

可能にする錐体外路性運動系

(錐体外路性運動系=大脳皮質から出る運動の意思(随意運動)をすみやかに全身の筋肉に伝える神経伝導経路を錐体路といい、それ以外の無意識的な運動(不随意運動)の伝達路を錐体外路といいます。錐体外路性運動系は随意運動が起こるとき、全身の筋をバランスよく動かし運動を円滑にしてくれる働きがあります。 たとえば歩こうとしたとき、随意運動(意識)は足にいっていますが、同時に「無意識に」腕を振ったり体幹をひねったりしバランスをとる運動もおこなっています。 このような運動調節を錐体外路性運動系が担っています。)

 

の重要な中継所を含むほか

 

対光反射、眼球運動反射などの

 

視覚の反射作用や

 

眼球の運動に関わる

 

反射作用の中枢や

 

姿勢反射(立ち直り反射など)の

 

体の平衡感覚・姿勢の

 

維持をしてくれる中枢、

 

聴覚刺激に対し反射的に眼球や体の

 

運動をおこす中枢などがあり

 

それらの活動・抑制も行っています。

 

このように中脳は

 

無意識に運動する神経系と

 

密接に関わっており

 

思わず座ったまま居眠りを

 

してしまった時などに

 

体が「カクッ」として

 

姿勢が崩れそうになると

 

体が「ビクッ」となり

 

体を元の姿勢に戻そうとします。

 

このように同じ姿勢を

 

保とうとする働きは

 

中脳の機能のひとつで

 

無意識に運動する神経系と

 

密接に関わっていることで

 

そうした体の動きの反応を

 

可能にしてくれています。

 

また 中脳には脳神経の

(脳神経とは12対の神経で構成され、脳から直接出て頭部、頸部、体幹の様々な部位へと伸びており脳に直接出入りする末梢神経のことをいいます。脳神経の12神経には 1)嗅神経 2)視神経 3)動眼神経 4)滑車神経 5)三叉神経 6)外転神経 7)顔面神経 8)内耳神経=聴神経 9)舌咽神経 10)迷走神経 11)副神経 12)舌下神経があります。)

 

12対のうちの眼筋に関与する

 

滑車神経(第4脳神経)や

(滑車神経とは目を内下方に動かす上斜筋を支配する脳神経の一つで脳神経の中で最も細い神経であり脳の背側から走行している唯一の脳神経でもあります。体を滑らかに動かすために必要な神経の一つになります。)
 
動眼神経(第3脳神経)

(動眼神経とは主に眼球に付着する外眼筋のうち、上直筋、下直筋、内直筋、下斜筋の4種と瞼の動きに関わる上眼瞼挙筋を支配しています。また、動眼神経は目に光が入ったときに瞳孔を収縮させる対光反応や、眼の遠近の調節、瞼や角膜の反射などを調節しています。)

 

の起始核があり

 

内耳神経(第8脳神経)

(内耳神経とは側頭骨内にある前庭神経と蝸牛神経とで構成される混合神経で、平衡感覚や聴覚を伝達する神経です。)

 

の通り路でもあります。

 

また、不随運動に関係する

(不随運動=自らの意志や意図とは関係なく自動的に動く)

 

赤核

(赤核(せきかく)とは、中脳にある卵円形の神経核で大脳皮質や小脳からの情報の入力を受け、それを赤核延髄路や赤核脊髄路に出力し不随意の運動の調節を行います。)

(図を参照) 

や意識のメカニズムに関係する

 

脳幹網様体

(脳幹には、神経線維が網の目のように張り巡らされ、その間に神経細胞が豊富に分布されており、この放射状に分布している神経系を脳幹網様体といいます。脳幹網様体の主な役割は、①運動調節(筋の緊張・姿勢や運動に関するニューロンの連絡統合を行う)、②意識の保持(網様体には、身体全体から感覚情報、運動皮質からの運動情報などさまざまな情報が送られこれらの情報に基づいて意識下の活動が制御される)などの役割があり、姿勢や筋緊張の改善、痛みの抑制から自律神経系や睡眠、覚醒などにも関わる重要な部位になります。)

(図を参照) 

などがあり

 

とても重要な部位になります。

 

中脳レベルの反射(反応)としては

 

前回のブログに書かせて頂いた

 

・立ち直り反射(反応)の5種類

1)視覚性立ち直り反射(反応) : ORR

(大脳皮質レベルとする場合もある)

2)迷路性立ち直り反射(反応) : LRR

3)体に働く頸の立ち直り反射(反応) : NOB

4)頭に働く体の立ち直り反射(反応) : BOH

5)体に働く体の立ち直り反射(反応) : BOB

・ランドー反射(反応)・両生類反射(反応)

などがあります。

 

 

そして

 

この中脳を活性化する

 

方法としては

 

『 背面開放座位 』

 

という姿勢があります。

 

背面開放座位とは

 

できるだけ背面を

 

支持しない空間を

 

つくった状態で

 

背筋を伸ばし

 

脊柱の自然な

 

S字カー ブを

 

損なわない姿勢で

 

ベッドの端や椅子に座り 

 

足底をきちんと

 

接地した状態の

 

姿勢をいいます。

 

(図を参照) 

 

この背面開放座位は本来

 

寝たきりの高齢者の方や

 

意識障害者の方に提供された

 

大脳皮質の興奮に最も有利な

 

姿勢である立位に近い座位

 

ということで

 

介護やリハビリなどに

 

用いられている姿勢で

 

比較的安全で楽な

 

姿勢ではありますが

 

基底面積が狭く

 

平衡を維持するのが

 

難しいことから

 

中脳の姿勢反射

(姿勢反射=身体の空間的な位置を把握し姿勢を保持するには頸筋の筋紡錘、前庭器官(半規管と耳石器)、眼(網膜)、皮膚などからの情報を脊髄や脳幹が統合し身体の平衡をすばやく調節する反射をいいます。 また姿勢が変化する際には、視線を保つための眼球運動も同時に起こります。)

 

を最も刺激する体位

 

姿勢といわれておりますので

 

一般的健康な方や

 

お子さまでも

 

中脳を活性化する

 

方法としても

 

有効的だと思います。

 

背面開放座位の効果としては

 

○意識レベル(脳活動)の向上・改善

○頚部の自力保持の向上・改善

○呼吸機能の向上・改善

などや

 

また 寝たきりの高齢者の方や

 

意識障害者の方の場合には

 

○日常生活動作(ADL)の向上・改善

(日常生活動作(ADL)とは、Activities of Daily Livingのことで、ADLのAはアクティビティー(動作)、DLはデイリーリビング(日常生活)を指し日常生活を送るために最低限必要な日常的な基本動作で、「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」などの動作のことをいい、日常生活動作(ADL)には、基本的日常生活動作(basic ADL=BADL)と手段的日常生活動作(instrumental ADL=IADL)とがあります。)

ちなみに

・基本的日常生活動作(BADL)とは、一般的に日常生活動作(ADL)のことを指し、日常生活における基本的な「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」動作のことを指します。

・手段的日常生活動作(IADL)は、基本的日常生活動作(BADL)の次の段階を指します。「掃除・料理・洗濯・買い物などの家事や交通機関の利用、電話対応などのコミュニケーション、スケジュール調整、服薬管理、金銭管理、趣味」などの複雑な日常生活動作のことを指します。)

 

などの

 

効果もあるという

 

研究結果がでています。

 

また 背面開放座位の

 

有効的なやり方としては

 

1 回の姿勢10分~30分位を

 

1 日 1 回以上

 

行うようにすると

 

意識改善などに有効と

 

言われております。

(基本は 疲れない程度でおこなってください。)

 

また 背面開放座位を

 

おこなっている際に 

 

音楽などを

 

聴きながらおこなうと

 

なお効果が出やすい

 

ともいわれております。

 

そして

 

中脳をさらに有効的に

 

トレーニングしたい方は

 

バランスボールや

 

椅子にバランス エアーパッド 

などを敷いておこなうと

 

より効果的です。

 

あと お子様の場合

 

ふつうの背面開放坐位では

 

なかなかじっとするのが

 

難しかったりするので

 

大人の補助・監視の下での

 

バランスボールや

 

椅子にバランス エアーパッド

 

などを敷いてお遊び感覚で

 

おこなってあげてください。

 

おこなう方法としては

 

必ず足底をきちんと

 

接地した状態で

 

3~5分程度位を1回として

 

一日に何回か 

 

おこなってあげれば

 

よいと思います。

 

このように座り方を

 

少し意識するだけで

 

中脳を活性化することが

 

できますので ぜひ

 

お試しください。

 

 

あと 注意点として

 

お子さまの中脳(姿勢反射)の

 

トレーニングとして

 

おこなう際に

 

氣を付けていただきたい

 

ことが あります

 

小さなお子様にとっては

 

あくまでも中脳レベルの

 

刺激、促進方法ですので

 

中脳レベルの反射・反応が

 

出現しはじめてから

 

おこなってあげてください。

 

原始反射が

 

多く残存している

 

状態で いきなり

 

乳幼児に対して

 

成長を早めようと焦り

 

乳幼児にとっては高度な

 

背面開放座位などの姿勢や

 

高度な運動を強引に行ってしまうと

 

本来ならば原始反射で獲得する筈の

 

筋肉や神経がうまく育ちきらず

 

後に変な歩行癖や姿勢癖などが

 

つくおそれがありますので

 

ご注意して下さい。

 

子供の運動成長過程には

 

順番・順序がありますので

 

焦らずにその子の状態に合った

 

運動などをさせてあげてください。

 

急がば回れです。

 

一段一段ゆっくりでいいので

 

成長の階段を飛ばさずに

 

上らせてあげてください 

 

焦って段飛ばしなどを

 

させてしまうと

 

成長過程で つまずいたりなど

 

しやすくなりますので^^

 

 

次回も姿勢反射(反応)について

 

書いていきたいと思っております。

 

皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。

 

【お読み頂きまして ありがとうございました】

姿勢反射 (Postural Reflex) とは

 

身体の姿勢や運動中の平衡を保とうと

 

調整、維持したりする無意識の

 

反射(反応)のことをいいます。

 

姿勢反射は原則として

 

脳幹、脊髄のレベルで現れ

 

中脳の参加によって

 

統合されていきますが

  

大脳皮質も

 

関与する場合があります。

 

生後2ヶ月までの新生児では

 

脊髄や脳幹などの神経発達が

 

主になる原始的な反射運動

 

原始反射が活発になりますが

 

生後2・3か月頃になると

 

中枢神経系の随意運動や

 

思考などを司る大脳皮質や

 

姿勢保持、眼球運動などを

 

司る脳領域が発達することで

 

原始反射は徐々に抑制されていき

 

姿勢反射が出現し始めます

 

そして中脳や小脳の発達が進むことで 

 

さらに原始反射が抑制されていき

 

赤ちゃんが 自分の意志で

 

寝返りなどをする運動

 

随意運動などができるように

 

なる時期の生後

 

5か月頃になると

 

姿勢反射と原始反射の

 

パフォーマンスが逆転し

 

高度な姿勢反射に

 

取って代わっていきます。

 

姿勢反射は 原始反射と

 

混合して述べられている

 

場合もありますが 

 

原始反射と違い

 

基本的には獲得したら

 

消失することはない

 

とされています。

 

また 原始反射が何かの原因で

 

抑制が起こらずにいると

 

この姿勢反射への発達が遅れ

 

脳の発達も遅れてしまうことになります。 

 

そして 姿勢反射がきちんと

 

発達しなかった場合は

 

脳が体の防御などのための

 

高度な姿勢反射を

 

うまく使用することができず

 

後退した反射、原始反射を

 

使用するようになってしまうため 

 

脳の発達は妨げられてしまいます。

 

姿勢反射がきちんと

 

発達していない場合の症状例として

・物事や環境に適応できない。

・問題解決に既存の概念を応用できない。

・相互関係が良く分からない。

・並行的な考え方ができない。

・段階的な考え方ができない。

・ たくさんの情報を処理できない。

などの

 

高等教育には不可欠な資質が

 

欠けてしまう場合がありますので

 

姿勢反射はとても重要な

 

反射(反応)になります。

 

このように姿勢反射が遅れている

 

または欠損しているということは

 

脳の発達が未成熟という

 

サインにもなります。

 

 

姿勢反射の代表的なもとして

 

 

中脳レベルの姿勢反射

 

◯立ち直り反射(反応)

立ち直り反射は姿勢が崩れた時に正常な位置に姿勢を戻そうと働く反射です。寝返りや四つ這い移動、お座りの安定性に重要な役割を果たします。立ち直り反射は視覚性・迷路性・頸筋性・体性に分けることができます。

 

1)視覚性

⚪︎視覚性立ち直り反射(反応)

(optical righting reflex(reaction) : ORR)

乳児の体を前後や左右に傾けても視覚刺激の誘発による視覚からの情報で頭部は垂直にして直立姿勢で保とうとする反射です。お座りができるころから見られ、座らせて前後や左右に傾けると頭を垂直にして立ち直ろうとします。(大脳皮質レベルとする場合もある)

・腹臥位と背臥位:生後3ヵ月位に出現

・座位と立位:生後5~6ヵ月位に出現

~腹臥位、座位、立位ともに生涯継続 

 

2)迷路性

⚪︎迷路性立ち直り反射(反応)

(labyrinthine righting reflex(reaction) : LRR)

目隠しをして視覚からの情報をなくしても視覚性立ち直り反射(反応)と同様に乳児の体を前後や左右に傾けると迷路(耳石)の働きによる前庭機能からの情報で頭部を垂直に戻す反射のことを言います。

・腹臥位と背臥位:生後3~5ヵ月位に出現

・座位と立位:生後6~7ヵ月位に出現

~腹臥位、座位、立位ともに5歳位まで(生涯継続するとすることもある)

 

 3)頸筋性(頸の立ち直り反応)

⚪︎体に作用する頸の立ち直り反射(反応) 

(neck righting reflex(reaction) on the body : NOB)

頸部と体感がねじれている場合に頸筋群の固有感覚受容器が刺激されて、頚部の位置を起点に頚部・胸部・腰部・骨盤がその方向に丸太様に全体的に回転し体幹の回旋しねじれを解消する反射です。体を頭と同じ方向に保持するのに役立ちます。

・生後4~6ヵ月位に出現し、5歳位まで 

 

4)体 性

⚪︎体の立ち直り反射(反応)

(body righting reflex(reaction))

 

1)頭に作用する体の立ち直り反射(反応)

(body righting reflex(reaction) on the head:BOH)

体の一部が支持面に触れることで、固有感覚受容器、触覚受容器からの刺激によって、頭部の位置を正常位にする。

・生後4~6ヵ月位に出現し、5歳位まで 

 

2)体に作用する体の立ち直り反射(反応)

(body righting reflex(reaction) on the body:BOB)

頸部と体幹がねじれている場合に頚部の立ち直り反射の逆で体幹の骨盤を起点に骨盤・腰部・胸部・頸部の順に回旋しねじれを解消する。

・生後4~6ヵ月位に出現し、5歳位まで 

 

 ◯ランドー(ランドウ)反射(反応)

(Landau reflex(reaction))

乳児をうつぶせの状態で腹部を抱えて水平にすると、頭を挙げて水平を保とうとし頭を下げると腰を曲げてハイハイをするような恰好をする反射(反応)。また、ランドー反射は緊張性迷路反射(TLR)を抑制する反射で、筋肉を強くし、視覚と平衡感覚の同調をさせるために発達していきます。

・生後約6ヵ月位に出現し、18ヵ月位まで 

 

◯両棲類反射(両棲動物的反応) 

(Amphibian reflex(reaction))

両生類反射は、片側の骨盤を上げると、同じ側の腕、股関節、膝が自動的に屈曲する反射(反応)で、この反射は、まずうつぶせの状態(お腹)で、次に仰向けの状態(背中)で発達します。

両生類反射は、非対称性緊張性頸反射(ATNR)の統合が ある程度進み、腕や脚の動きが頭の位置 に依存しなくなったときに初めて発達しはじめます。子供が横這いを覚える前に両生類反射を発達させる必要があり、この反射は子供が足を曲げたり、手と膝で立ち上がったりするのを助けます。両生類反射の発達は脊髄ガラント反射を統合するのに役立ち、この反射が発達しない場合、脊髄ガラント反射、場合によっては ATNR反射が統合されていないことを意味することがあります。両生類反射が発達していない成人は、しばしば下半身が不器用になり、脚に緊張を感じるようになります。

・生後4~6ヶ月に出現し生涯継続 

 

大脳皮質レベルの姿勢反射

 

◯傾斜反応(tilting reaction)

地面(支持面)が傾斜、不安定で身体の軸を崩すほどの状態の際に傾きとは逆の方向に身体が立ち直ろうとする反応で臥位、座位、四つん這い、立位があります。

 

・臥 位:腹臥位・背臥位で傾斜台を一方向に傾けると傾斜の上側の手足を伸ばし、床面を抑えようとする。体幹と頭部は上側へ回旋し、顔面を上側へ向ける。下側の肢は体重支持のために筋緊張の増強が起こる。腹臥位で傾斜反応が出現すると肘を伸展して両手に体重を負荷できるようになる。約7~8 ヵ月位で発現し、生涯継続

 

・座 位:椅子に腰掛け傾斜台を一方向に傾けると傾斜の下側の上肢が外転、伸展し、体幹と頭部は上側へ回旋し、下側の下肢は外転し体幹の支持面を広げようとする。支持なしで座位がとれるようになるには背臥位と座位での傾斜反応が必要になる。約7~8 ヵ月位で発現し、生涯継続

 

・四つん這い:四つん這いで傾斜台を一方向に傾けると傾斜の下側の上、下肢が体重支持のために筋緊張の増強が起こり外転、伸展する。四つ這いでの移動ができるためには、座位でのバランスが十分とれ、四つ這い位での傾斜反応が出始める必要がある。約9~12ヵ月位で発現し、生涯継続

 

・立 位:傾斜台を一方向に傾けると傾斜の下側の下肢が伸展し、体重を支えるのに十分な筋緊張を示し、上側の下肢は股、膝で屈曲し、上側の骨盤の上昇が起こり、体幹と頭部が上側へ回旋する。歩行のためには、四つ這いでの傾斜反応が完全に出現し、立位での傾斜反応が必要である。また、走ることができるためには、立位での傾斜反応が完全になることが必要である。約12 ヵ月位で発現し、生涯継続

 

◯パラシュート反応(保護伸展反応 )

( parachute reaction)(腕と手に関する姿勢反射) 

乳児の両脇を持った状態で体を水平に保ち急に頭を下げるか もしくは座位で前方・側方・後方に倒すと手を広げて体を支えようとする姿勢反応です。パラシュート反応は転んだときとっさに手が出せるようになるための基礎となります。

・前方:6~7 ヵ月位で発現し、生涯継続

・側方:7~8ヵ月位で発現し、生涯継続

・後方:9~10ヵ月位で発現し、生涯継続

 

◯ホッピング反応

( Hopping reaction)(足に関する姿勢反射)

立位における傾斜反応で 立位にした乳児を支え前後左右に傾け倒そうとすると倒れないように足を踏み出し平衡を保とうとする姿勢反応です。伝い歩きが今現在できていなくてもホッピング反応が現われているともうすぐ伝い歩きができる状態だと判断することもできます。約15~18ヵ月位で発現し、生涯継続

 

◯ステッピング反応(足踏み反応)

(Stepping reaction)

両足に体重をかけ立位保持にした乳児を前後左右の一方向から押す(又は引く)と、左右の場合は一方の足が押された側に交叉して体重を支え、前後では、押された側に一歩足を踏み出し体重の移動をスムーズにする反応。つかまり立ち、つたい歩きができるようになるころより出現し始め、歩行がころばないでできるようになる。18ヵ月ごろに前後・左右ともに完成し、生涯継続 

 

◯背屈反応

(dorsiflexion reaction)

子どもの腋窩を後方から支えて、後方へ体を傾斜させると、足関節が背屈し体を垂直に保とうとする反応。約10~12 ヵ月位に発現し、生涯継続

 

◯シーソー反応

(see-saw reaction)

子どもを立位にし、同則の片足・片手とを握り、握った足を床から持ち上げ、片足で立たせる。

握った手を前方に引き、さらに側方へ引くと、平衡を保つために、力を入れて踏ん張り姿勢を保とうとする反応。約15 ヵ月位に発現し、生涯継続 

 

姿勢反射(反応)の反射(反応)名は 日本と海外 又は 専門医等で呼名が 異なる場合があります。また、同様に姿勢反射(反応)の発生期間なども若干異なる場合がありますので、あくまでも目安として参考にして下さい。また子供の発達のペースには個性などの違いもあり 早い遅いがあって当然ですので、あまり神経質になったり氣にし過ぎてしまうと お子さんにとってよくない影響を与えてしまう可能性もありますので 氣をつけてください。優しく見守ってあげることも大切です。

 

 

以上のような姿勢反射(反応)が

 

たくさんありますが

 

姿勢反射(反応)が出現

 

発達するためには

 

原始反射の発達統合が

 

重要な鍵になってきます。

 

 

次回は今回と重なる部分があるかもしれませんが

 

もう少し詳しく姿勢反射(反応)について

 

解説をしていきたいと思っております。

 

皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。

 

【お読み頂きまして ありがとうございました】

粗大運動と微細運動とは

 

私たちが日常生活を送る上で

 

必要とされる

 

運動機能は

 

大きく分けて

 

粗大運動と微細運動の

 

二つに分けられます。

 

この二つの運動は

 

運動の基礎となるもので

 

乳児期や幼児期の

 

運動発達の段階過程を

 

知る為の目安にもなり

 

脳の成長、発達の過程も

 

同時に知ることができます。

 

 

「粗大運動(gross motor skills)」とは

 

日常生活を送るために必要な体の動き

 

・姿勢の保持・座る・しゃがむ・立つ

 

・移動・方向転換・ジャンプなど

 

胴体と四肢(手足)で 大きな動きをする

 

運動動作のことをいい

 

平衡感覚、身体バランスなどの

 

発達に関係してきます。

 

また 粗大運動は 

 

微細運動より先に

 

発達する運動機能なので

 

粗大運動の成長が遅れると

 

次の微細運動 がうまく発達

 

しなくなってしまいますので

 

とても重要な運動スキルになります。

 

 

「微細運動(Fine Motor skills)」とは

 

手や指を使った細かく精密な動作を

 

必要とする運動機能のことをいいます。

 

食事の際の箸やスプーン、フォークなどを

 

上手に使ったり、絵や文字を書いたり

 

はさみで物を切るや紐を結ぶなどの

 

日常生活で身の回りのことをするために

 

必要な運動機能になります。

 

微細運動は 粗大運動機能が発達し

 

身体の中心がしっかりしてきた時期に

 

少しずつ発達していきます。

 

また 微細運動は

 

両手間協調運動

(両手が協調し同時に一緒に働くなどを可能にするための運動機能で 対称的な動き、交互の動き、利き手/支持する手の動きの3つの運動要素が含まれ前庭系と密接に関連しています。)

 

眼と手の協調運動

(「眼から取り入れた情報に対して、手を使って適切に処理する」といった 眼と手など別々に動く機能をまとめてひとつにして動かす運動のことをいいます。)

 

などの運動と密接に関わるため

 

それらに関わる

 

到達運動

(上肢の肩、肘の関節を動かし、手先を目標の位置にもっていく運動で大脳皮質の前頭葉の一次運動野、高次運動野や小脳、大脳基底核が関わる高度な運動技能になります。)

 

一次運動野、高次運動野の詳しい説明は原始反射 ⑦:バブキン(手掌おとがい)反射- 脊髄 -をお読みください。

 

視覚情報処理機能

・形態知覚 = 見たいものの色や形などを認識し形を把握する能力

・空間知覚 = 見たいものの動きや距離・位置関係にを把握する能力

 

両眼の運動機能

・跳躍性眼球運動 = ある点からほかの点まで一つずつ視線を跳ばし移動させる機能 

・追従性眼球運動 = 見たいものの動きに合わせて眼球を動かす機能

・両眼視 =眼に写った映像を左右の眼で連携し、遠近感や立体感を感じる機能

 

前庭系

(平衡感覚に必要なシステム)

*詳しくは 原始反射 ③:緊張性迷路反射(TLR)- 脳幹 -をお読みください。

 

などの運動や機能などの

 

発達にも深く関わってきますので

 

とても重要な運動スキルになります。

 

 

『生後12ヵ月までの粗大運動の発達の段階と成長の遅れのサイン』

 

生後1ヵ月~4ヵ月

 

・両方の目が同調して動くようになる

・うつ伏せ時に頭と上体を持ち上げる事が出来る

・仰向け時に頭を左右に廻す事が出来る

・背中を伸ばして蹴る

・物に手を伸ばして取ろうとする

・音のした方に首を廻す

・手全体で物を掴む

・仰向けからゆっくり起こしてやると頭を持ち上げて起きる

・物を掴んだり離したりする

・サポート付きで座る

・首が据わってくる

・仰向けからうつ伏せに転がることが出来る

など

 

成長の遅れのサイン・生後4ヵ月で

(以下のような言動をしていたら注意)

・動いている物を目で追わない

・人に笑いかけない

・首が据わっていない

・「アー」や「クー」 などを言ったり、音を発しない

・物を口に持っていかない

・身体を持ち上げて足を床につけても足を踏ん張らない

・片方又は両方の目が八方向へ動かない

 

などがサインとされております。

 

 

生後4ヵ月~8ヵ月

 

・物をつまんで持ち上げられるようになる

・物を手から手に移すことが出来る

・ボトルを持てるようになる

・物を持って遊んだり、振ったり叩いたりする

・何でも物を口に入れる

・動作を真似する

・落とした物を拾う事が出来る

・支えなしに座れる

・ずりばいで這うことが出来る

・聞いた音をまねしようとする

など

 

成長の遅れのサイン・生後6~8ヵ月で

(以下のような言動をしていたら注意)

・近くにある物を取ろうとしない

・世話をしてくれる人たちにまったくなつかない

・周りの音に反応しない

・物を拾って口に持っていけない

・母音の音が出せない(あ、え、お等)

・転がれない

・笑わない

・筋肉がとても硬い

・筋力が弱くふにゃふにゃしている

 

などがサインとされております。

 

生後8ヵ月~12ヵ月

 

・ハイハイが出来る

・長く座っていられる

・自分で食べ物を手で取って食べる事が出来る

・親指と人差し指で 物をつまめる

・物を重ねる事が出来る

・おもちゃや物を手から離すことが出来るが、まだ意識的に物を置いたりは出来ない

・自分で立とうとする

・つかまり立ち、またひとり立ちできる

・助けなしで座れる

・自分の周りの環境、動き、人たちを良く見るようになる

・簡単な指示に従えるようになる

・遠くにあるが見えている手の届かない物に手を伸ばして取ろうとする

・バイバイと手を振れる

・太鼓を叩いたりなどの真似をして遊べるようになる

・物を指差せるようになる

・自分の名前に反応する

など

 

成長の遅れのサイン・生後9~12ヵ月で

(以下のような言動をしていたら注意)

・片足に体重をかけられない

・助けてやれないと座れない

・ママ、ダダ、ババなどのような言葉を発しない

・自分の名前を呼ばれても反応しない

・家族や親しい人たちがよく分からない

・親が指を指してもそちらの方を向かない

・おもちゃで遊んでいるとき、片方の手からもう一方の手におもちゃを移せない

・ハイハイをしない

・支えてやっても立てない

・物を目の前で隠しても探さない

・言葉をまったく発しない

・頭を振ったりなどのジェスチャーを学ばない

・物を指差さない

・一回覚えた技能を忘れるこのように吸綴反射は

 

などがサインとされております。

 

日本と海外 又は 専門医等で発達過程や期間なども若干異なる場合がありますので あくまでも目安として参考にして下さい。

 

 

『生後12ヵ月までの微細運動の発達段階と成長の遅れのサイン』

 

生後1ヵ月~3ヵ月

・手を口に運ぶようになる

・手のひらに物を置いてあげると反射的に握るようになる

・手のひらに物を置いてあげると、短い間だが意識的におもちゃや物を握るようになる

・手をたたくようになる

など

 

成長の遅れのサイン・生後3ヵ月で

(以下のような言動をしていたら注意)

・腕や体が異常にぐにゃぐにゃしている

・腕や脚をある一定の方向にしか動かさない

・服を替えるときに腕や脚の動きが硬い

 

などが注意とされております。

 

生後3ヵ月~6ヵ月

・物を握り振ったりする

・両手を合わせて遊ぶ

・両腕でおもちゃに手を伸ばす

・自分の意思で物を握る

・水をばしゃばしゃする

・紙をぐしゃぐしゃする

・ボトルを持つようになる

・いろいろな物を口へ持っていく

・自分の足を掴む

・自分の足を口に持ってゆく

・片手で物を掴むようになる

・光る物や動く物を目で追跡うようになる

など

 

成長の遅れのサイン・生後6ヵ月で

(以下のような言動をしていたら注意)

・物を掴もうとするときに制限された動きしかしない

・体の片側しか動かさない

・口に物や自分の手を持っていかない

 

などがサインとされております。

 

生後6ヵ月~9ヵ月

・物やおもちゃを手から手へ移す

・物をテーブルなどに叩きつける

・片方の手からもう一方の手に物を渡す

・紙で遊ぶ

・小さな物が掴めるようになる

・小さな物を手に持ち続ける事が出来る

・中くらいの大きさの物ならば簡単に掴める

・小さな物を手でかき集める

・片手に一つずつ物を持てる

・小さな食べ物などをを拾うことが出来る

・大きな物を持ち上げるときに両手を使える

・ほとんどの時間、手を開きリラックスしている

など

 

成長の遅れのサイン・生後8ヵ月で

(以下のような言動をしていたら注意)

・片方または両方の手を拳で握り締めたままにしている

・腕がとても固い

・手の届くところにある物を掴むことがでない

 

などがサインとされております。

 

生後9ヵ月~12ヵ月

・人差し指で物を指差す事が出来る

・掴んだ物を意識的に放すことが出来る

・前や横に手を伸ばして割合と正確に物を掴む事が出来る

・物をつついて探ろうとする

・自分の手から手へ物を移動させる事が出来る

・ボールを床で転がせるようになる

・クレヨンを握りいたずら書きが出来る

・物を指先でつまむことが出来る

・小さな物をカップなどの容器に入れられる

・新しいジェスチャーを行おうとする

・人差し指で物を突いたり指差しをする

・わざと物を手放す

・おもちゃを落として拾う

・2つの物を一緒に叩ことが出来る

・自分のボトルを持つことが出来る

・バイバイなど手を振ることが出来る

 

など

 

成長の遅れのサイン・生後8ヵ月で

(以下のような言動をしていたら注意)

・物をつかんで再び手放すことが出来ない

・太鼓などを叩いたり出来ない

・体の真ん中で両手を合わせることが出来ない(例えば拍手)

・親指と人差し指を使って物を掴めない

・大きな容器などに物を入れることが出来ない

・自分でボトルを保持することが出来ない

 

などがサインとされております。

 

日本と海外 又は 専門医等で発達過程や期間なども若干異なる場合がありますので あくまでも目安として参考にして下さい。

 

 

このように運動発達には

 

あくまでも目安ですが

 

発達していく順序があり 

 

いくつかの原則があります

(図を参照)

そして この原則に沿って

 

産まれた時から

 

ゆっくり時間をかけて

 

発達していきますが

 

発達順序は決まっていても

 

子供の発達のペースは

 

それぞれ違いがあり

 

また 個性もありますので

 

早い遅いはありますが

 

その子なりのペースを

 

優しく見守ってあげることも

 

大切だと思います。

 

また 運動能力の発達には

 

視覚と触覚の発達が

 

重要になりますので

 

赤ちゃんの顔の近くで

 

歌ってあげたり

 

話しかけたり

 

笑顔や面白い顔を

 

見せてあげたり

 

などをすることでも

 

視覚機能の発達を

 

促すことが出来ますし

 

赤ちゃんの身体の

 

腕、脚、体幹などの

 

マッサージも

 

触覚や触覚の発達を

 

促すことが出来ますので

 

スキンシップをかねて

 

行ってみて下さい。

 

また 子供の発達順序について

 

もっと知りたい方は

 

原始反射 ⑧:脳と原始反射の発達過程・順序

 

もお読み頂ければと思います。

 

 

今回、前回お伝えしたお題と

 

異なりまして

 

すみませんでしたm(_ _)m

 

次回は原始反射の移行先になる

 

姿勢反射か それらに関わる脳神経か

 

どちらかについて投稿して

 

いきたいと思っております。

( また 変更になりましたらごめんなさい)

 

皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。

 

【お読み頂きまして ありがとうございました】

前回のブログはこちら

 

原始反射 ⑨:探索反射 - 脊髄及び脳幹 -

 

今回の吸啜反射は

 

前回の探索反射同様に

 

大人の方でも残存されている方が多く

 

肩や首などがこりやすいなどの症状の

 

要因にもなる原始反射になります。

 

また 最近では 

 

過剰な長時間のマスク着用による

 

口周りの皮膚感覚のストレスにより

 

吸啜反射が 再出現されている方も多く

 

マスク頭痛・肩こりなどの

 

要因のひとつにもなります。

 

また 赤ちゃんにとっては

 

出生後すぐに母乳やミルクを飲み

 

大切な栄養を摂取するための

 

原始反射になり

 

生きていくうえで

 

欠かせない反射のひとつです。

 

また 吸啜反射は

 

言葉と呼吸の関わりも深く

 

発声の基礎ともなる反射で

 

心臓・肺・胃などの臓器にも

 

影響する反射でもあります

 

また 心を落ち着かせる反射

 

ともいわれ精神性にも関わる

 

とても大事な

 

原始反射になります。

 

吸啜反射(sucking reflex)とは

 

哺乳機能の反射のひとつで

 

探して→ 捕まえて→ 吸う→ 飲み込む

(探索反射→ 捕捉反射→ 吸啜反射→ 嚥下反射)

 

という一連の動作・反射の

 

「 吸う」の反射にあたります。

 

妊娠 32週前後の

 

子宮内にいる間に発達し

 

36週まで完全には発達せず

 

出産後約1時間で最も強くなり

 

生後5~6か月頃には

 

統合されて行くとされており

 

赤ちゃんが食物の供給源を探し

 

それを手にした瞬間に

 

吸啜反射がそれを吸って

 

食物を飲み込むことを

 

可能にするための反射です。

 

そのため 探索反射と直接関連する

 

反射でもあります。

 

反射運動動作としては

 

口の周りに触れると

 

触れた物を吸ったりする反射で

 

赤ちゃんの口唇の辺りに

 

触れたり刺激すると

 

舌を出してお乳を

 

吸うような仕草をする

 

動作反応の反射を起こします。

(図を参照)

この吸啜反射で 起こる 

 

お乳を吸う運動を

 

「吸 啜 運 動」といい

 

赤ちゃんがお母さんの乳房に

 

口唇と顎で吸いつき

 

舌で吸引しながら

 

蠕動(ぜんどう)運動し

 

お乳を絞り出す

 

という運動になります。

 

また この時お乳を

 

飲んでいる間は

 

鼻呼吸と嚥下を

 

同時に行っており

 

呼吸や嚥下機能が発達

 

していないこの時期に

 

肺への誤飲を防ぐために

 

赤ちゃんにだけにある

 

機構になります。

 

大人になるとこのようなことは

 

できなくなります。

(図を参照) 

 

このように吸啜反射で

 

起こる吸啜運動は

 

口唇,頰,顎,舌な どの

 

口腔諸器官が一体となって動くため

 

舌の筋肉や咀嚼筋群が鍛えられます。

 

こうしたことから赤ちゃんは

 

吸啜運動を行いながら

 

鼻呼吸と咀嚼を

 

学習していきます。

 

こうして鼻呼吸と吸啜が

 

一体となるお乳を吸う運動は

 

顎や舌を動かす咀嚼筋を

 

発達させると共に

 

これらを司る脳も飛躍的に

 

活性化していきます

 

また 舌と顎を動かす

 

神経と横隔膜神経が

 

首のあたりにある

 

頸神経叢(けいしんけいそう)で繋がっているため

(頸神経叢=脊髄神経から分岐し頭・首・上肢のうちに頭・顔・首へ繋がる神経叢の名称)

 

心臓と横隔膜と肺をも活発化させます

 

また 舌と頬と口唇がリズミカルに

 

運動をすることでも脳が活性化し

 

赤ちゃんの脳の言語中枢が

 

特に刺激され発達します

 

脳は筋肉を動かす司令塔ですが

 

同時に筋肉を使えば脳も活性化します

 

そして 乳臼歯が生え揃う頃には

 

鼻呼吸が身についているので

 

口を閉じて食べ物を十分に噛む

 

ことができる咀嚼(そしゃく)運動へと

 

移行することが できます。

 

そして  「鼻呼吸」が

 

習慣化していることが

 

歯並びに良い影響を

 

与えるといわれており

 

鼻呼吸が習慣になっているお子さんは

 

口の周りの筋肉(口輪筋)や

 

舌の筋肉が鍛えられており

 

そのため上下の顎の発育が

 

しっかりしているため

 

将来の歯が並ぶスペースが

 

きちんと確保されております。

 

また、鼻呼吸の習慣が

 

しっかりと身につくとで

 

身体の健康にもメリットが多く

 

風邪を引きにくくなったり

 

アレルギーやアトピー、喘息などにも

 

なりにくくなるといわれております。

 

また 鼻で呼吸することでも

 

脳にダイレクトに刺激が伝わるため

 

脳の活性化にもつながります。

 

「鼻呼吸」では

 

口輪筋や舌の筋肉が鍛えられるのすが

 

「鼻呼吸」ではなく「口呼吸」に

 

なってしまうお子さまや

 

離乳食が呑み込めないお子さまは

 

口の周りの筋肉の口輪筋や

 

舌の筋肉が弱いため

 

口を閉じる習慣が身につかず

 

口を閉じることが難しいため

 

口がどうしても開いてしまい

 

口呼吸になってしまいます。

 

また 嚥下をする際に口が閉じられず

 

口の中が陰圧にならないために

 

食べ物が呑み込めなくなります

 

そうした お子さまの

 

上唇を指でつまむと

 

とても薄いお子さんが

 

多いといわれており

 

吸啜運動(お乳を吸う)期間が短かく

 

お口の周りの筋肉(口輪筋)が 弱く

 

日常の生活でうまく

 

使われていないことが

 

原因ともいわれております。

 

また 咀嚼と嚥下の

 

複雑なしくみには

 

多くの脳神経が関わっています

 

・嗅神経 = においを感じる

 

・三叉神経(下顎神経)= 舌の運動と感覚

 

・顔面神経 = 舌の感覚(味、舌ざわり)

      口唇閉鎖

 

・舌下神経 = 舌の運動

 

・舌咽神経 = 舌根(舌の付け根)

       咽頭(のど)の運動と感覚

 

・迷走神経 = 咽頭・声帯・食道の

       運動と感覚

 

脳神経の12対うち6対が 関与しております。

(脳神経・三叉神経・顔面神経の詳しい内容は探索反射のブログをお読み下さい。)

 

このように吸啜運動は

 

よく噛む子を育て

 

脳をよく育てます。

 

 

吸綴反射が 残存・再出現した際に


とりやすい行動や症状として

 

・言葉や発音の問題

・飲み込んだり、噛んだりすることが困難

・食べるのが遅い

・食べすぎる

・口が寂しい

・猫舌

・誤嚥しやすい

・食べるときに音を立ててしまう

・口がゆるい、開いてしまう

・内ほほを噛んでしまう

・口の周りの刺激に敏感

・噛み癖(指や爪・タオル・鉛筆などを噛む)

・歯ぎしり、食いしばり、かみしめ

・歯並びが悪い、出っ歯

・不正咬合Class II (下顎が奥に入っている:受け口の反対)

・話しながら同時に手作業することが困難

・書くときに頻繁に舌や口が動く

・噛んだり、話したりするときに、特に手が不器用

・イライラしやすい

・我慢ができにくい

 

など 口の周りの筋肉や舌の筋肉が

 

関わる原始反射のため


多くの行動や症状が あげられますが


あくまでも探索反射が 関与している


゛疑い ゛がある行動や症状なので

 

絶対では ありません

 

 

そして 吸綴反射(sucking reflex)の 

 

残存・再出現を確認する

 

テスト方法です

 

(二人で行って下さい)

①テストを受ける方(被検者)は

仰向けに寝て口を半分開きます。

(検者に舌が 見えるぐらい)

 

②テストを行う方(検者)は

被検者の上口唇の上あたりを指で

軽く押し当てるように触れて下さい。

 

③このときに口が尖ろうとしたり

舌が前方や上方などに動いたりすると

原始反射が残留しています。

(図を参照) 

 

◎統合を促す方法として

(前回のブログ記事の探索反射のブラッシングと併用して下さい)

 

ブラッシング:筆や柔らかいブラッシなどで行って下さい。

 

下唇から指1~1本半ぐらいのところから顎の骨の縁に沿うように顎の付け根までなぞります。

 

ブラッシングは

 

根氣が必要で大変ですが

 

反射が消えるまで

 

1セットを

 

5回のブラッシングとして

 

1日に3セット以上は行って下さい。

(必ず左右行って下さい)

(図を参照)

 

肩や首と歩行なども

 

楽になりますので

 

試してみて下さい。

 

 

また 小さなお子さまの場合

 

顔に触れられたりなどの刺激を

 

とても嫌がり不快がるお子さんが

 

とても多いと思います

 

そういったお子さまの場合は

 

耳まわりと顎の付け根まわりを

 

優しく擦ってあげてください。

 

あと ピロピロ笛(吹き戻し笛)

 

などを使いたくさん遊ぶことでも

 

口周りの筋肉が 鍛えられ

 

統合を促すことができますので

 

利用してみて下さい。

 

 

このように吸綴反射は

 

赤ちゃんの発達に大切な

 

原始反射であり

 

発育に良い影響を

 

与えてくれる反射でもあります。

 

そして「母乳」を与えることは

 

実は母親にとっても良いことが多く

 

赤ちゃんがおっぱいを吸うたびに

 

母親の体の中ではホルモン分泌が行われて

 

子宮が収縮します

 

子宮の収縮は産後の母体の回復に

 

とても大切な役割を果たします

 

また 赤ちゃんと母親 両方に

 

消化管ホルモンも分泌するので

 

消化吸収もよくなります

 

このように母乳を与えることは

 

出産後の母体の回復を促進する役目も

 

担ってくれています。

 

そして何よりも

 

母親と赤ちゃんの

 

深いコミュニケーションに

 

つながりますので 

 

母乳期間を充分に

 

与えてあげてください。

 

 

次回からは原始反射の移行先になる

 

姿勢反射か それらに関わる脳神経か

 

何方かについて投稿して

 

いきたいと思っております

 

皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。

 

【お読み頂きまして ありがとうございました】

前回のブログはこちら

 

原始反射 ⑧:脳と原始反射の発達過程・順序

 

今回は 原始反射の

 

「 探 索 反 射 」になります。

 

大人の方でも残存されている方が多く

 

肩や首などがこりやすいなどの症状の

 

要因にもなる原始反射になります。

 

また 最近では 

 

過剰な長時間のマスク着用による

 

口周りの皮膚感覚のストレスにより

 

探索反射が 再出現されている方も多く

 

マスク頭痛・肩こりなどの

 

要因のひとつにもなります。

 

また 赤ちゃんにとっては

 

出生後すぐに母乳やミルクを飲み

 

大切な栄養を摂取するための

 

原始反射になり

 

生きていくうえで

 

欠かせない反射のひとつです。

 

 

探索反射(rootingreflex)とは

 

口唇反射又は乳探し反射ともいわれ

 

 基本は脊髄レベルとされていますが

 

脳幹によって媒介され前頭葉を

 

解放させる反射ともいわれており

 

脳幹レベルとされる場合もあります。

 

この原始反射は 

 

哺乳機能の反射のひとつで

 

探して→ 捕まえて→ 吸う→ 飲み込む

(探索反射→ 捕捉反射→ 吸啜反射→ 嚥下反射)

 

という一連の動作・反射の

 

「探して」の反射にあたります。

 

受胎後 約28~30週間で出現し

 

生後 約4~6か月で 消失・統合

 

されて行くとされており

 

赤ちゃんが食事の供給源である

 

乳首、または哺乳瓶を探すのを

 

助ける反射になります。

 

 

反射運動動作としては

 

赤ちゃんの顔や口に

 

指または乳首などが

 

触れたりすると

 

赤ちゃんは 触れられた(刺激が入った)方向に

 

顔を動かすのと同時に

 

口をとがらせ

 

舌を突き出すように

 

口を開き乳首を

 

とらえようとする といった

 

動作反応の反射を起こします。

(図を参照) 

 

注意点としてですが

 

この赤ちゃんの動作反応は 

 

あくまでも反射なため

 

赤ちゃんが空腹であるという

 

サインとは 限りませんので

 

お氣をつけ下さい。

 

また 反射の仕草が

 

可愛いからといって

 

故意に反射を起こさせ

 

過ぎると赤ちゃんの

 

ストレスにもなりますので

 

ほどほどにして上げてくださいね^^

 

 

この探索反射は

 

脳神経に関わる反射で

(脳神経とは12対の神経で構成され、脳から直接出て頭部、頸部、体幹の様々な部位へと伸びており脳に直接出入りする末梢神経のことをいいます。脳神経の12神経には 1)嗅神経 2)視神経 3)動眼神経 4)滑車神経 5)三叉神経 6)外転神経 7)顔面神経 8)内耳神経=聴神経 9)舌咽神経 10)迷走神経 11)副神経 12)舌下神経があります。)

 

そのうちの顔の感覚に関与する

 

三叉神経や

(三叉神経とは、脳神経の中では最大の神経で、知覚と運動の両方の神経線維を含む混合性の神経になり神経節は橋を出て三つの枝(神経)眼神経、上顎神経、下顎神経に分かれており顔の感覚を脳に伝える末梢神経のひとつです。 顔の皮膚と、口の中の粘膜、歯と歯茎の感覚を司る神経になり また頭部・頸部などにも広く分布しています。)

(詳しくは図を参照) 

 

顔面神経などに

(顔面神経とは、表情筋など顔面の筋肉を支配する運動神経で、唾液分泌を促す自律神経や味覚を感じる感覚神経などを司る神経になります。)

(詳しくは図を参照) 

 

関わる反射になるため

 

口・顎・首などの

 

筋肉にも影響を与えます。

 

大人の方で

 

なかなか改善しない

 

肩や首のこりの症状の場合

 

もしかするとこの

 

探索反射の残存・再出現が

 

原因かもしれません。

 

また 顔面神経には

 

唾液分泌を促す

 

自律神経も関わる為

 

物を飲み込む動作である

 

嚥下(えんげ)動作にも関係してきます

 

嚥下を誘発する上喉頭神経には

 

甲状腺からのホルモンの分泌を

 

促進するという作用がある為

 

ホルモンバランスにも関わる

 

大切な反射になります。

 

 

探索反射が 残存・再出現した際に


とりやすい行動や症状として

 

・口周りの感覚過敏

・唾液が過剰に出る

・発話しにくい、話すことの問題

・どもり 早口がにがて

・噛むのが苦手

・口から食べ物をこぼす、たらす

・首 後頭部など顎に関わる筋が疲れる

・運動機能の低下(首や顎など)

・舌が前に突きだしている

・頭痛

・噛んだり、話したりするときに、特に手が不器用

・ホルモンバランスが悪い

 

など 脳神経の三叉神経や顔面神経が

 

関わる原始反射のため


多くの行動や症状が あげられますが


あくまでも探索反射が 関与している


゛疑い ゛がある行動や症状なので

 

絶対では ありません

 

 

そして 探索反射(rootingreflex)の 

 

残存・再出現を確認する

 

テスト方法です

 

(二人で行って下さい)

①テストを受ける方(被検者)は

口を軽く開きます

(歯と歯が接触しない程度で大丈夫です)

 

②テストを行う方(検者)は

被検者の唇の端あたりを指や筆などで内から外方向に向かって刺激を入れます。(左右片方ずつ行って下さい)

 

このときに口や舌 または顔や首が刺激された方向に動いたり筋肉が緊張などすると原始反射が残留しています。

(図を参照) 

 

◎統合を促す方法として

 

ブラッシング:筆や柔らかいブラッシなどで行って下さい。

 

まず鼻梁の上部から口の隅までなぞりそこから頬を通り耳に向けてなぞっていきます。

 

ブラッシングは

 

根氣が必要で大変ですが

 

反射が消えるまで

 

1セットを

 

5回のブラッシングとして

 

1日に3セット以上は行って下さい。

(必ず左右行って下さい)

(図を参照) 

 

肩や首と歩行なども

 

楽になりますので

 

試してみて下さい。

 

 

また 小さなお子さまの場合

 

顔に触れられたりなどの刺激を

 

とても嫌がり不快がるお子さんが

 

とても多いと思います

 

そういったお子さまの場合は

 

耳まわりと顎の付け根まわりを

 

優しく擦ってあげてください。

 

また 三叉神経と顔面神経を

 

活性化させる方法としては

 

゛笑 顔 ゛です

 

顔面神経は 口角や頬を

 

上げる働きをしますし

 

表情筋を使うことで

 

三叉神経も活性化します

 

そのため 笑顔を作ることは

 

三叉神経と顔面神経を

 

活性化させるのに

 

とても効率が いいです

 

また 笑顔の効果としては

 

1、脳の働きを活発にする

2、血行を促進させる

3、自律神経のバランスを整える

4、ストレス発散効果

5、幸福ホルモンの分泌

6、鎮痛ホルモンの分泌

7、免疫力の活性化

 

など たくさんの効果も

 

得ることができます。

(作り笑いでも大丈夫です。表情筋を動かして笑顔をつくることで、脳に信号が行き脳が笑っていると錯覚してくれます。)

 

小さなお子さんの場合は

 

親御さんが お子さんに向かって

 

よく笑ったり笑顔を

 

みせてあげてください

 

ミラーニューロンが

(ミラーニューロンとは = 脳の神経細胞の一つで「見るだけで真似して覚えてしまう」という、すごい能力を持つ神経細胞で「脳の鏡」ともいわれています。)

 

働きお子さんも笑顔に

 

なってくれますので

 

親御さんの

 

素敵な笑顔を

 

お子さんにも

 

覚えてもらいましょう

 

次回も原始反射の

 

説明とテスト・緩和方法などを

 

投稿していきたいと思っております。

 

皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。

 

【お読み頂きまして ありがとうございました】

今回は 前回までのように原始反射の

 

説明とテスト・緩和方法などを

 

書かせて頂こうと思っていたのですが

 

原始反射の統合に必要な知識として

 

脳の発達過程は必要と思い

 

今回 書かせて頂きました。

 

 

脳の発達過程・順序

 

脳の発達は中から外へ、下から上へ、

 

後ろから前へ、右脳から左脳への順に

 

育っていくとされております。

 

そこで 脳の正常な発達過程の

 

目安になるのが

 

原始反射になります。

( 原始反射とは 赤ちゃんにみられる特定の条件で起こる刺激反応で 赤ちゃんが外の世界で適応していくうえで必要な反射になりす。原始反射をコントロールしているのは、主に脊髄・脳幹ですが、赤ちゃんの月齢が進んで いくにつれて脳が発達していくと原始反射は自然と消失(統合)されていきます。)

 

 

脳の大まかな構造として

 

人の脳は大きく3つの層でなりたっており

 

脳の中心から外側へと

 

脳幹→大脳辺縁系→大脳新皮質の順番になり

 

脳が育つ順番でもあります。


・脳 幹(生命維持機能)

脳幹は脳の芯にあたる最下層(中心部)にあり中脳・橋・延髄という三つの部分に分かれます。

働きとしては 呼吸・姿勢・身体バランス・自律神経・睡眠といった生きるための機能を司り生命中枢ともいわれ沢山の脳神経の通り道になっており脳の要になる部分です。 0~5歳までに育つといわれており脳幹による「原始反射」は、人間が生まれながらにして備えている身体機能で無意識の反応になります。生まれてすぐに読み書きができるより食べて寝て呼吸するなどの生命維持機能の方が重要なため脳の中で最初に発達する部分になります。


・大脳辺縁系(感情)

大脳辺縁系は脳幹に覆いかぶさっている二番目の層で視床・視床下部・下垂体・海馬・扁桃体そして辺縁葉(辺縁系)と呼ばれる左右の大脳半球の最内側部などをまとめたものを指し食欲、睡眠欲、喜怒哀楽などの情動(喜び、悲しみ、怒り、恐怖、不安といった本能的で急激で一時的な激しい心の動きのことをいいます。)や自律神経及びホルモンバランスをコントロールし身体が一定の状態に保たれるように調整してくれる働きをしています。1歳頃から育ち始めるといわれています。大脳辺縁系は動物が最低限もっている感情、快・不快・怯え・怒りなどの感情を生む根源になるため「心の脳」と呼ばれたりもします。

 

・大脳新皮質(学習、コミュニケーションなど)
大脳新皮質は脳の一番外側の層で大脳皮質のうち辺縁系を除いた外側の部分で人の脳の8割以上を占める重要な部分になります。この部分は頭脳を司る部分で言語・微細運動・学習・認知・記憶・情感(物事に接したときに心にわき起こる感情で「美しい」や「素晴らしい」など人ならではの感情をいいます。)などの高度な機能を担います。10歳以降に完成するといわれています。大脳新皮質はものを知覚したり、運動を制御したり、未来の予想、計算、推理など。 まさに知性を司るといっていい器官であり中でも「前頭連合野(前頭前野)」は、思考や判断を担当する部分で人間が人間らしいこころ豊かな生活を送るために大切な部分になります。

 

(図を参照) 

このような過程で

 

脳は育っていくのですが

 

人間の赤ちゃんの最初の脳は

 

脳の形があっても神経細胞が

 

繋がっていない状態なので

 

睡眠や食欲のリズムがバラバラですし

 

しゃべることも立つこともできません。

 

大脳新皮質・前頭葉はもちろんのこと

 

脳幹や大脳辺縁系もまだ十分に

 

機能していない状態です。

 

ですので 大人の思い望むようなかたちで

 

「食べない」・「寝ない」などは

 

当たり前で当然のことなんですね。

 

そして この脳を機能させるための

 

神経細胞・神経系にも

 

繋り・育つ順序があります。

 

これを「発達のピラミッド」と

 

いわれています。

 

大きく分けると

 

ピラミッドの土台になる下から

 

中枢神経系 → 感覚システム(基礎感覚)→

 

 知覚動作発達 →行動認知発達 →

 

 認知・知性という順番で 

 

発達していくといわれています。

 

⚪︎中枢神経系

神経系の中で多数の神経細胞が集まって

大きなまとまりになっている領域で

脳と脊髄が中枢神経にあたります。

情報をすばやく処理し、その情報に

応じて生体各部を調節する器官になります。

全身に分散している部分は末梢神経系といいます。

 

⚪︎感覚システム(基礎感覚)土台一層目

・触覚

・平衡感覚(前庭系)

・固有受容覚

(自分の身体各部位の位置や動き、力の入れ具合などを感じる感覚)

・聴覚

・視覚

・嗅覚

・味覚

 

⚪︎知覚行動の発達(二層目)

・姿勢の安定

・身体両側の認識

・動作、運動の計画

・身体感覚

・反射の成熟

・入力情報を整理する能力

 

⚪︎認知行動の発達(三層目)

・目と手のコーディネーション能力

(コーディネーション能力=自分の身体を巧みに動かす能力)

・眼球運動コントロール

・姿勢調整

・聴覚言語スキル

・視覚空間認知

・注意、集中センター機能

 

⚪︎認知・知性(四層目)

・日常活動

・行動、ふるまい

・学術的学び

 

(図を参照) 

 

このように私たちが

 

学習や日常活動などを

 

していくためには

 

中枢神経と連携して

 

土台となる感覚システムの

 

五感(嗅覚・視覚・聴覚・味覚・触覚)や

 

平衡感覚・固有受容覚などの

 

「感覚器の働き」が必要になります。

 

発達のピラミッドは 下の土台から順番に

 

しっかりと積み上げていくことが

 

重要になります。

 

そして この発達のピラミッドが

 

一段一段がきちんと積み上がって

 

いるか確認・目安になるのが

 

原始反射になります。

 

通常、原始反射は

 

胎児の時期から

 

成長に必要なものが

 

順に発現していきます。

 

そして 反射運動が神経を刺激し

 

脳が活性化されることで

 

脳機能が構築されていき

 

自分で自分の身体をうまく

 

コントロールすることが

 

できるようになると

 

原始反射は役割を終えて

 

脳の片隅に押し込まれ

 

原始反射が 消失・統合されます。

 

そしてその次の原始反射が出現し

 

統合というかたちを繰り返して

 

積み重なるような感じで

 

発達・成長していきます。

 

発達部位と原始反射の種類・期間としては

(原始反射をコントロールしているのは、主に脳幹・脊髄になります。)

 

◎ 脳 幹(中脳・橋・延髄)

 

⚪︎ 橋・延髄

非対称性緊張性頸反射(胎児期後期~生後5-7ヵ月頃まで)

(↑詳しくは ブログをお読み下さい。)

緊張性迷路反射(胎児期後期~生後4ヵ月頃まで)

(↑詳しくは ブログをお読み下さい。)

モロー反射(胎児期後期~4-6ヵ月頃まで)

(↑詳しくは ブログをお読み下さい。)

対称性緊張性頸反射(生後6ヶ月~9-11ヵ月頃まで)

(↑詳しくは ブログをお読み下さい。)

 

⚪︎ 中 脳

・頸部の立ち直り反射(反応)(4-6ヵ月に出現し5歳頃まで)

身体全体を寝返るように向かせると、首から頭もついていって同じ向きに回旋します

 

・迷路性立ち直り反射(反応)

(臥位3~5ヵ月/ 座位・立位6-7ヵ月~5歳頃まで(生涯継続するとすることもある))

座位の姿勢で目隠しをした赤ちゃんを支えて、身体を前後左右に傾けると、傾けた方向と反対方向に頭を傾けて、頭を垂直に保とうとする反射

 

・ランドー反射

(第1相0-6週/第2相7週-3・4ヵ月/第3相6ヵ月-1・2 歳頃で統合される)

乳児をうつぶせの状態で水平にすると、頭を挙げて水平を保とうとするが頭を下げると腰を曲げてハイハイをするような恰好をする反射

 

 

⚪︎脊 髄

・逃避反射(胎児期後期~生後1-2 ヵ月頃まで)

新生児の足底を刺激すると下肢を屈曲させて足をひっこめる反射

 

・自立(自動)反射(胎児期後期~生後1-2ヵ月頃まで)

足の裏が平面に触れると歩行するような仕草を見せる反射

 

・陽性支持反射(胎児期後期~生後 3-8ヵ月頃まで)

赤ちゃんの体を支えて、床に体重がかかるように足をつけると、足指を上げて、足を ピンと伸ばす反射

 

・踏み出し反射(胎児期後期~生後 5-6ヵ月頃まで)

新生児の片方の足を足背を机の端にこすると下肢が屈曲してまたいで机に足をつく反射

 

ガラント反射(胎児期後期~生後 3-9ヵ月頃まで)

(↑詳しくは ブログをお読み下さい。)

乳児の背中側面の肌が撫でられると、撫でられた側に向かって揺れる反射

 

・吸啜反射(胎児期後期~生後5~6ヵ月頃まで)

本能的に口の縁に触れたものを何でも吸う反射

 

・探索反射(胎児期後期~生後5~6ヵ月頃まで)

口の近くを撫でると、それを探すようにその方向に頭を向ける反射

 

・パーマ(手掌把握)反射(胎児期後期~生後4~6ヵ月頃まで)

乳児の下の平に何かが触れると、物を掴もうとする反射

 

バブキン(手掌おとがい)反射(胎児期後期~4-6ヵ月頃まで)

(↑詳しくは ブログをお読み下さい。)

乳児の手のひらを軽く押すと、口を開き頭を前か横に傾ける反射

 

・足底把握反射(胎児期後期~9-12ヵ月頃まで)

乳児の足底を刺激すると足指が曲がる反射

 

・バビンスキー反射(胎児期後期~生後 12~24ヵ月頃まで)

足の裏を尖ったものでかかとからつま先に向けてこすると、足の親指が甲側に、他の4指が外側に開く反射

 

*原始反射の反射名は 日本と海外 又は 専門医等で呼名が 異なる場合があります。また、同様に原始反射の発生期間なども若干異なる場合がありますので あくまでも目安として参考にして下さい。

(図を参照) 

以上のように

 

脳の発育と原始反射は

 

密接な関係があり

 

脳の発育する順序もありますが

 

あくまでも目安です。

 

発達順序は決まっていても

 

赤ちゃんの発達のペースは

 

それぞれ違いがあり

 

また 個性もありますので

 

早い遅いはありますが

 

その子なりのペースを

 

優しく見守ってあげることも

 

大切だと思います。

 

ですので

 

あまり神経質になって

 

親御さんのストレスになってしまうと

 

お子さんにとって

 

よくない影響を与えてしまい

 

本末転倒になってしまう

 

可能性もありますので

 

氣をつけてください。

 

また 発達のピラミッドを

 

ご覧頂いたように

 

発育過程で 最も重要な

 

土台となるのが

 

感覚システム(基礎感覚)の

 

五感(嗅覚・視覚・聴覚・味覚・触覚)と

 

平衡感覚(前庭系)・固有受容覚になります。

 

なかでも触覚がとても重要で 

 

触覚は 皮膚(皮膚感覚)を

 

通して感じる感覚です。

 

皮膚は全身を覆っており

 

人間の感覚器官の中で

 

最も大きいものといえます。

 

また 皮膚は

 

「露出した脳」

 

ともいわれ

 

皮膚からの情報は他の

 

視覚情報や聴覚情報とは違い

 

ダイレクトに脳へと伝わり

 

脳を大いに刺激することが

 

わかっているため

 

皮膚に直接刺激を与えることで

 

脳が育つともいわれております。

 

そのことから

 

お子さんの脳を発達させる

 

一番の方法は

 

優しく触れあい

 

たくさんの愛情のこもった

 

スキンシップを

 

行なうことだと思います。

 

また

 

触れる側と触れられる側と

 

どちらにも効果が

 

ありますので

 

ぜひ 大人の方でも

 

年齢関係なく

 

愛情のこもった

 

スキンシップを

 

行ってみてください。

 

脳の活性化のためにも

 

とても良いので^^

 

次回も原始反射に関連することなどを

 

投稿していきたいと思っております

 

当院では これらの症状を

 

眼球運動・聴覚・腱反射・頭蓋骨調整などを

 

利用し脳へのアプローチを行っておりますので

 

宜しければ ご利用下さい^^

 

【お読み頂きまして ありがとうございました】

 

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 当院では 身体に軽く触れ 微刺激圧を入れることで

 ” 頭蓋骨 ” を含む全ての関節をゆっくりと自然な位置に整えるため身体に余分な負荷を与えません。 また ” 筋膜 ” や” 内臓 ”の働きを正常化へ導くことで 身体の感覚・循環なども善くなっていきます。

《 当院の施術・身体に軽く優しく触れることの効果 》

無害で優しい刺激を皮膚に与えると脳からオキシトシン(ストレスを軽減、幸福感などを感じるホルモン)が放出されます。それによって様々な神経伝達物質が関与し相互的にストレス反応の軽減・鎮痛作用などを起こすことが 解剖生理学的に解っております。この様な反応などを利用し頭蓋骨を含む全ての関節をゆっくりと自然な位置に戻していきますので 身体に余分な負荷を与えません。また頭蓋骨を整えることで脳や身体の機能などを正常化へと導き免疫力・自然治癒力・内臓などの向上にも繋がります。痛み・不快症状・慢性疾患などの症状の緩和・解消を促す施術をしております。

『身体に無理のないやさしい整体です』

☆期待出来る効果例として

◎頭の痛・頭重感 

◎眼精疲労・ふらつき・耳の違和感 

◎顎周りの違和感・痛み 

◎自律神経の乱れによる不調・寝付きが悪いなど 

◎顔面の違和感・痛み 

◎肩こり・腰・首・関節などの痛み

などの期待出来る効果が図れます。   これら以外の症状にも幅広く対応しております。

一日でも早く体調不良が無くなり笑顔で楽しく生活していただけるように施術、サポートさせて頂きます!

身体の症状で お悩み お困りの方が おられましたら『お気軽にご連絡下さい』

 

* お子様で 触れられるのが 苦手な場合には

身体に触れない施術も行っておりますので 

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( 発達しょうがいと いわれている

お子様も診させて頂いております)

 

創の手整体院は 完全予約制になっておりますので お手数ですが 

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#脳の発達

 

 

 

(前回の脊髄ガラント反射からの続きになります)

前回までのブログはこちら

原始反射 ⑥:脊椎ガラント反射- 脊髄 -

原始反射 ⑤:非対称性緊張性頸反射(ATNR)- 脳幹 -

原始反射 ④:対称性緊張性頸反射(STNR)- 脳幹 -

原始反射 ③:緊張性迷路反射(TLR)- 脳幹 -

原始反射 ②:モロー反射 - 脳幹 -

〜原始反射〜不定愁訴・慢性痛・発達しょうがい・・・

 

バブキン(手掌頤)反射は

 (バブキン(しゅしょうおとがい)はんしゃ) 

 

大人の方でも残存されている方が

 

多いと言われている反射で

 

この反射が 残ると

 

子どもだけではなく

 

大人でも様々な反応が みられる

 

といわれている

 

とても大切な原始反射の

 

一つにもなります。

 

また バブキン反射は

 

非対称性緊張性頸反射(ATNR)と

 

密接に関係しており

 

バブキン反射の発達における問題は

 

ATNRの発達に悪影響を及ぼすと

 

いわれております

 

 ATNRとバブキン反射は

 

脳の左半球と右半球の両方の

 

脳の発達にとって非常に重要で

 

これらの繋がりが中断されると

 

学習や社会的感情などにも

 

大きな課題が発生する可能性が

 

あるといわれております。

 

 

バブキン(手掌おとがい)反射とは?

(Babkin (palmomental) reflex)

 

妊娠9週目頃に発達し始め

 

出生後 3か月間活動し

 

4~6か月頃には

 

統合されて行くとされております

 

手と口の協調の発達の基礎を築く

 

原始反射で

 

授乳中に赤ちゃんが

 

乳房を刺激して

 

母乳を流しやすくするのに役立ち

 

また 乳児の授乳姿勢を整えます。

 

 

反射運動動作としては

 

赤ちゃんの手のひらを軽く押すと

 

赤ちゃんは口を開き

 

頭を前または横に曲げます。

(図を参照)

 

このバブキン(手掌おとがい)反射は

 

手と口の協調の発達と学習過程において

 

非常に重要な役割を果たしており

 

手のひらと口の調整システム

 

開発の基礎を作ります。

 

また、吸う、飲み込む、噛む、などの

 

摂食反射神経の発達にも

 

重要な役割を果たします。

 

バブキン(手掌おとがい)反射は

 

口と手の動きが関係するため

 

手・指先の繊細な動きや

 

顔の表情や頭蓋骨の動きにも関わり

 

特に顎周りの筋肉・関節や

 

骨(蝶形骨・側頭骨など)の動きに

 

影響を及ぼしやすいといわれております。

また 顔や手の平と指は

 

脳との関わりが とても深く

 

運動指令を脳幹や脊髄へ出力する

 

主要な拠点である脳の

 

一次運動野(いちじうんどうや)や

(詳しくは図を参照)

一次運動野から運動指令を

 

身体に伝える前に

 

どの様に運動を行うかの

 

計画を立てたり

 

複雑・繊細な動きや

 

運動を行う時などに

 

活躍する高次運動野などの

 

脳の発達にも影響を及ぼしやすいと

 

いわれております。

 

(詳しくは図を参照)

そして「学習障害」の中核とされる

 

発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)に

 

関わりが 深い音韻処理能力にも

(備 考)

「音韻処理:一連の音刺激(例:会話)などにおいて表記された文字とその読み(音)を結びつけたり文字を単語として認識し、意味や読み方を頭の中の記憶から探してきたりする脳機能です。音韻処理能力は 文字の読み能力に強く関わるため音韻処理の機能的問題が発達性読み書き障害の原因の一つとして考えられています。」 

 

 

直接影響を与える可能性があるとも

 

いわれております。

 

 

そのため バブキン(手掌おとがい)反射が

 

残存・再出現などで抑制されないままだと

 

運動中に口の筋肉、顎の筋肉、喉の筋肉、

 

消化管、手の筋肉にストレスが

 

かかりやすいため

 

消化不良・歯ぎしりや食いしばり

 

・頭蓋骨や脊椎・骨盤の動きなどが

 

悪くなる可能性もあります

 

また 脳の一次運動野・高次運動野などが

 

うまく働かないと

 

色々な物事が スムーズに

 

進み辛くなるため

 

つねにエネルギーを

 

消耗してしまい

 

脳と体に「ストレス」を

 

引き起こしやすくなります

 

そのため情緒が安定し辛く

 

常に何かを口に持ってくるか

 

何かに愛着することで

 

安心や慰めを得ようとします

 

いわゆる「愛着障害」を

 

引き起こす要因にもなり

 

消化器官や人格の発達にも

 

影響を及ぼす可能性も

 

あるといわれております。

 

 

バブキン(手掌おとがい)反射が 

 

残存・再出現した際に


とりやすい行動や症状として

 

・細かい動きが苦手

・言葉の遅れ

・吃音など発音や発話に問題がある(滑舌)

・大声で話しすぎたり、過度に明瞭に表現したりする

・手の緊張、手や指がぎこちない(不器用)

・指を使った細かい作業が苦痛

・手や指の運動が苦手

・顔が敏感で、化粧や、髪の毛や

 服が顔に振れることが苦手

・字を書くのが嫌い

・筆圧が高い

・書くときや楽器を演奏するとき、はさみを使うときなどに、口と舌が不随意に動く
・手が 過敏(ゾワゾワする)何か手で触れると気持ち悪い感覚がある

・噛み癖(何か口に入れときたいなど)

・歯ぎしり、食いしばり

・肩・肘に力が入って文字を書く時肩を上げ肘を曲げて文字を書く癖がある

・肩・首・顎の筋肉がこりやすい

・飲み込んだり噛んだりするのが困難

・消化不良

・身体的な落ち着きのなさ/衝動性(ADHD特性) 

・過敏症/過刺激(ASD特性) 

・学習障害 

・恐怖症/恐怖症 

 

などがあり

 

手と口に深く関わる原始反射のため


多くの行動や症状が あげられますが


あくまでもバブキン(手掌おとがい)反射が 

 

関与している


゛疑い ゛がある行動や症状なので


絶対では ありません。

 

 


そして バブキン(手掌おとがい)反射の

 

残存・再出現を確認するテスト方法です

 

   ~確認テスト方法~

(二人で行って下さい)


(二人で行って下さい)

①テストを受ける方(被検者)は

 口を軽く開きます

(歯と歯が接触しない程度で大丈夫です)

 

②テストを行う方(検者)は

 被検者の手のひらの中央を指で押します。

 もしくは ペンか何かを強く握ってもらいます。

(左右片方ずつ行って下さい)

 このときに被検者の口が少し開くか

 少し閉じたりすると原始反射が残留しています。

(図を参照)

 

◎統合を促す方法としては

 

手の指の角の四つに触れる意識で 

指全体を軽く握り指先方向へ擦ります。

一本の指に5回程度行います。

(両手の指 全てに行って下さい)

(図を参照)

肩や首も楽になりますので

 

試してみて下さい。

 

また 他の対処法としては

 

手のひらのマッサージや

 

側頭部の緊張をとる

 

耳のストレッチ

(詳しくはブログ記事の

マスク疲れをとる方法をご覧下さい)

 

などがあります

 

また 小さなお子さまには

 

手のひらや耳まわり

 

を擦ってあげてください

 

あと 授乳期間中は

 

赤ちゃんに十分な

 

授乳行為をさせて上げる

 

ことで 原子反射が

 

統合されやすくなります。

 

そして 

 

バブキン(手掌おとがい)反射

 

に深く関わる脳の

 

一次運動野・高次運動野や

 

音韻処理能力を

 

活性化する方法としては

 

株式会社わかさ生活さまの メノコト365

ビジョントレーニング無料プリント・ドリル教材30選より

 

 

下表の教材を利用させて頂きます

やり方としては

①~㊿の数字を順番に

指差していきます。

その際に指差した数字を

声に出して読み上げながら

行って下さい。

右手で1回と左手で1回を

1セットとして

疲れない程度で

数セット行って下さい。

*(声に出して読むことがポイントです)

(図を参照)

身体の歪みもとれやすく

 

なりますので

 

お試しください。

 

もし バブキン(手掌おとがい)反射が

 

残存・再出現している方は

 

上記の統合を促す方法や

 

脳の活性化方法を

 

行ってみてください。

 

 

バブキン(手掌おとがい)反射は

 

脳の発達にとても

 

深い関わりがあり

 

身体はもちろん

 

感情や社会的コミニケーション

 

などの発達にも関わる

 

とても大切な原始反射です

 

そのため 残存していると

 

前回同様にとても

 

「生活のしづらさ」や

 

「生きづらさ」 を感じる

 

原始反射になりますので

 

とくにお子さんの場合は

 

周りの人などが 氣づいたら

 

早めに対処してあげてください。

 

適切な対応をすれば

 

場合によっては

 

時間が かかる場合もありますが

 

根氣よく行えば

 

どの原始反射も必ず

 

統合されていきますので

 

大丈夫です。^^

 

 

次回も原始反射の

 

説明とテスト・緩和方法などを

 

投稿していきたいと思っております

 

当院では これらの症状を

 

眼球運動・聴覚・腱反射・頭蓋骨調整などを

 

利用し脳へのアプローチを行っておりますので

 

宜しければ ご利用下さい^^

 

【お読み頂きまして ありがとうございました】

 

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 当院では 身体に軽く触れ 微刺激圧を入れることで

 ” 頭蓋骨 ” を含む全ての関節をゆっくりと自然な位置に整えるため身体に余分な負荷を与えません。 また ” 筋膜 ” や” 内臓 ”の働きを正常化へ導くことで 身体の感覚・循環なども善くなっていきます。

《 当院の施術・身体に軽く優しく触れることの効果 》

無害で優しい刺激を皮膚に与えると脳からオキシトシン(ストレスを軽減、幸福感などを感じるホルモン)が放出されます。それによって様々な神経伝達物質が関与し相互的にストレス反応の軽減・鎮痛作用などを起こすことが 解剖生理学的に解っております。この様な反応などを利用し頭蓋骨を含む全ての関節をゆっくりと自然な位置に戻していきますので 身体に余分な負荷を与えません。また頭蓋骨を整えることで脳や身体の機能などを正常化へと導き免疫力・自然治癒力・内臓などの向上にも繋がります。痛み・不快症状・慢性疾患などの症状の緩和・解消を促す施術をしております。

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#緊張性迷路反射(TLR)

#脊椎ガラント反射

#バブキン反射

(前回までの原始反射の続きになります)

前回までのブログはこちら

原始反射 ⑤:非対称性緊張性頸反射(ATNR)- 脳幹 -

原始反射 ④:対称性緊張性頸反射(STNR)- 脳幹 -

原始反射 ③:緊張性迷路反射(TLR)- 脳幹 -

原始反射 ②:モロー反射 - 脳幹 -

〜原始反射〜不定愁訴・慢性痛・発達しょうがい・・・


脊椎ガラント反射は

 

ADHD(注意欠如・多動性障害)と

 

誤診されやすい原始反射で

 

大人の方でも 多少なりとも

 

残留・再出現している方が

 

多い原始反射の一つにもなります。

 

脊椎ガラント反射とは?

(Spinal Galant Reflex)

 

子宮内(受胎後20週目)で出現し

 

出生時に活発化します

 

赤ちゃんが生後3~9か月になるまでに

 

統合されて行くとされております

 

反射運動動作としては

 

腰周辺の背骨の横を上下撫でると

 

撫でられた側の股関節が曲がり

 

腰も同じ側に曲げます

 

(図を参照)

 

この原始反射は

 

赤ちゃんが出産過程で

 

産道に沿って通り抜けるための

 

お尻・股関節の動きを

 

助けるために存在しており

 

また 胎児が子宮内の音の振動を

 

脊髄から耳に送ることで 聴覚を育て

 

聞いて感じることを学びます。

 

この脊椎ガラント反射は

 

聴覚および聴覚処理の発達において

 

重要であり

 

また 歩行や這う準備として

 

股関節の可動域を広げる動きを促し

 

腰、骨盤領域、脚の筋肉の発達を

 

サポートします。

 

脊椎ガラント反射は

 

とても敏感に反応してしまう

 

原始反射の為

 

この反射が残っていると

 

タイトな服や特定の素材の質感

 

衣服のウエストのゴムやタグ

 

または 椅子の背もたれなどが

 

原始反射を活性化させてしまい

 

背中に対する刺激反応を起こしてしまうため

(例として背中に虫が這っているような感覚に襲われます)

 

じっと座っていることができない

 

そわそわする・もじもじするなどの

 

おちつきがない状態になり

 

常に身体の位置を変え

 

絶え間なく動いている必要があるため

 

注意力と集中力に大きな影響を及ぼし

 

短期記憶にも影響を与えます。


また 膀胱排尿反射を含む神経系も

 

刺激されやすくなるため

 

排泄のコントロールが難しい傾向にあり

 

寝ている際に敷き布団やシーツなどによって

 

反射が刺激されてしまい

 

意図しない排尿反射を引き起こし

 

おねしょを繰り返してしまう可能性もあります。 

 

そして 脚と体幹部の協調性や

 

全体的な運動協調性を発達させる

 

原始反射のため 

 

残存してると

 

歩行のバランスが崩れたり

 

足を引きずるような歩き方や

 

頻繁につまずくなどの

 

兆候がみられると

 

いわれております。

 

また そわそわや注意力の低下など

 

ADHD(注意欠如・多動性障害)の

 

特徴的な症状が 含まれている為

 

ADHDと誤診されやすく

 

(ADHDも存在する可能性がありますが)

 

多くの場合 注意力の問題を

 

引き起こしているのは

 

脊椎ガラント反射の不快感が 

 

要因だといわれております。

 

 

脊椎ガラント反射が 残存・再出現した際に


とりやすい行動や症状として

 

・ADHDのような症状
・自閉的な行動を取る、あるいは自閉症

・脊柱側弯症の発展要因

・パニック発作

・アスペルガー症候群

・摂食障害

・くすぐったがり

・背中が固い

・ウエストを締め付ける服やきつい服を嫌う

・ピッタリした服が着れない

・ヒップ周りのゆったりとした衣服を好む

・トイレが近い。夜間にトイレあるいはおねしょ

・椅子より床に横たわって宿題をしたり、テレビを見たりすることを好む

・仰向けで寝られない

・猫背

・過敏性腸症候群

・落ち着きがない

・仰向けが苦手

・腰痛

・ぎこちない歩き方

・腰や顔に触られること をイヤがる

・注意力と集中力に問題

・体の柔軟性や機敏さの問題

・じっと座る能力(もぞもぞ、たえず身体を動かしている、そわそわ落ち着きがない)

・ぎこちない歩方

・物を操作するときの不器用さ

・腰痛や背中の緊張

・ADD(注意欠陥障害)ずっとしゃべり続ける

 

などがあり

 

脊椎に深く関わる原始反射のため


多くの行動や症状が あげられますが


あくまでも脊椎ガラント反射が 関与している


゛疑い ゛がある行動や症状なので


絶対では ありません。

 

 

そして 脊椎ガラント反射の

 

残存・再出現を確認するテスト方法です

 

   ~確認テスト方法~

(二人で行って下さい)


①テストを受ける方(被検者)は

 四つん這いになり両足と両手を同じ幅に開き 

   床を見るように顔を下に向けます。

 

②テストを行う方(検者)は

 被検者の背骨の縦線より横 

 1~3㎝離れた位置を

 背骨の縦線に沿って

 おしりの方へサッと

 撫でて下さい。

(左右行って下さい)

 

 このときに被検者の上体や腰が

 クネッと動いたり

 背中を反らしたりすと

 原始反射が残留しています。

(図を参照)

 

◎統合のトレーニング方法は

 

1)仰向けで寝て手足を閉じます。

 

2)手足を同時に外に開いたり閉じたりします。

(手は耳に着くぐらいまで開いて下さい)

 

3)手足を同時に打ちに閉じます

 

4)最初の状態に戻ります

 

*1)~ 4)を1セットとし3セット位

 または 数セットを疲れ過ぎない

(図を参照)

 

また 他の対処法としては

 

背中へのマッサージ

 

背中に少し強めのシャワーを当てる

 

少し粗めのタオルで背中を洗う

 

指で背中に文字を書いてもらい

 

何の文字を書いたか当てる。などで

 

根氣よく背中に刺激を

 

入れていくことで

 

統合されていきますので

 

もし脊髄ガラント反射が

 

残存・再出現している方は

 

統合トレーニングを含め

 

行ってみてください。

 

 

脊髄ガラント反射は

 

とても敏感に感じ

 

反応してしまうため

 

残存していると

 

「生活のしづらさ」や

 

「生きづらさ」 を感じる

 

原始反射になりますので

 

とくにお子さんの場合は

 

周りの人などが 氣づいたら

 

早めに対処してあげてください。

 

適切な対応をすれば

 

場合によっては

 

時間が かかる場合もありますが

 

根氣よく行えば

 

どの原始反射も必ず

 

統合されていきますので

 

大丈夫です。^^

 

 

次回も原始反射の

 

説明とテスト・緩和方法などを

 

投稿していきたいと思っております

 

当院では これらの症状を

 

眼球運動・聴覚・腱反射・頭蓋骨調整などを

 

利用し脳へのアプローチを行っておりますので

 

宜しければ ご利用下さい^^

 

【お読み頂きまして ありがとうございました】

 

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 当院では 身体に軽く触れ 微刺激圧を入れることで

 ” 頭蓋骨 ” を含む全ての関節をゆっくりと自然な位置に整えるため身体に余分な負荷を与えません。 また ” 筋膜 ” や” 内臓 ”の働きを正常化へ導くことで 身体の感覚・循環なども善くなっていきます。

《 当院の施術・身体に軽く優しく触れることの効果 》

無害で優しい刺激を皮膚に与えると脳からオキシトシン(ストレスを軽減、幸福感などを感じるホルモン)が放出されます。それによって様々な神経伝達物質が関与し相互的にストレス反応の軽減・鎮痛作用などを起こすことが 解剖生理学的に解っております。この様な反応などを利用し頭蓋骨を含む全ての関節をゆっくりと自然な位置に戻していきますので 身体に余分な負荷を与えません。また頭蓋骨を整えることで脳や身体の機能などを正常化へと導き免疫力・自然治癒力・内臓などの向上にも繋がります。痛み・不快症状・慢性疾患などの症状の緩和・解消を促す施術をしております。

『身体に無理のないやさしい整体です』

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◎頭の痛・頭重感 

◎眼精疲労・ふらつき・耳の違和感 

◎顎周りの違和感・痛み 

◎自律神経の乱れによる不調・寝付きが悪いなど 

◎顔面の違和感・痛み 

◎肩こり・腰・首・関節などの痛み

などの期待出来る効果が図れます。   これら以外の症状にも幅広く対応しております。

一日でも早く体調不良が無くなり笑顔で楽しく生活していただけるように施術、サポートさせて頂きます!

身体の症状で お悩み お困りの方が おられましたら『お気軽にご連絡下さい』

 

* お子様で 触れられるのが 苦手な場合には

身体に触れない施術も行っておりますので 

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( 発達しょうがいと いわれている

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創の手整体院は 完全予約制になっておりますので お手数ですが 

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(施術中は お電話に出ることが出来ませんので 留守番電話に

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