手や足に出がちなシビレ。
腰椎のヘルニアや脊柱管狭窄症の方にもシビレはつきものです。
シビレの原因としてよく言われているが
神経が傷ついたから。
神経は脳から出て(脳自体が巨大な神経組織です)
体幹、抹消へ伸びています。
神経は脳からの指令を内臓や筋肉へ伝えるわけですが、
その命令は電気信号です。
その神経が途中で傷ついてしまうと電気が流れなくなって
その異常がシビレとして感じられると言われています。
さらに、シビレの原因として考えられるものは
血流の阻害
です。
長時間正座をした後に、足がシビレてしまうアレですね。
正座が膝の血管を圧迫したあと、膝を伸ばす時に
血液がどっと流れる時にシビレとして感じられます。
実はこの血管、神経の中にも通っているんです。
神経の断面図を見ると描かれていますが
赤いのが動脈
青いのが静脈
です。
この細い神経の中に、さらに細い血管が走っているんですよね。
ヘルニアや脊柱管狭窄症の手術をしたにもかかわらず
シビレや痛みが改善しないと訴える人に
筋肉を緩める施術をすると楽になることが多くあります。
それは、筋肉をゆるめるとこの神経の圧迫がとかれ
中の血液の流れが改善されて症状が良くなるのではないかと、
整体師の経験として思い当たった次第です。
ということで、シビレが出ている人には、
まず筋肉を緩めて神経の中の血流を良くしましょう
と訴えています。
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