足元がふらつく、左の親指が痛い | 牛久市の健康アドバイザー兼 整体師シンイチロウのブログ

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茨城県牛久市で夫婦で営んでいる整体院です。


日々の整体の臨床例を紹介したり、『体・心・食』のことをお伝えしているブログです。

昨日は、かなり久しぶりに当院にいらしている

方のお母さんの施術をさせていただきました。


症状は、

・右肩が痛い

・左親指が痛い

・足元がふらつく

・疲れやすい


このようなものでした。


久しぶりにお体をみましたら

見た目でわかるほどすごい右肩が下がっていて

背中も丸まり、右背中が素人の方がみても

わかるくらいぼこっと盛り上がっていました。

背骨も側弯しているようでした。


スキャンしていくと

心臓や腎臓が弱っている反応があり

顎とかみ合わせに問題があるとのこと


話を聞いていくと、

・入れ歯があっていない

・歯を抜いた影響

・片噛みをしている


この3つが関係していました。


下顎骨は、下肢(足に)につがっていて

その原因の大元が整体領域でみていくと

こめかみの骨の蝶形骨でした。


座位で足首に力がはいっているかどうか

検査をすると、両足首とも力がはいっていない

状態で嫁に右のこめかみを蝶形骨として

意識して嫁が触れた状態で足首の検査を

すると、ガッチリ力がはいりました。

別の骨に触れて検査しましたが

力ははいりません。


次に太もも前側の筋肉(スクワットで鍛える筋肉)の筋力テストをしましたが、両足で力がはいらず

右の蝶形骨を触れて検査するとガッチリ力がはいります。


ここで、

右蝶形骨と顎の調整が必要なことが

お互いにわかりました。


実際には、右蝶形骨・下顎骨・後頭骨

を調整しました。


調整後は、両足に力が入るようになりました。



顎だけが原因ではありませんが

顎やかみ合わせの問題が下肢(足)まで

影響していることは多々あります。

また、かみ合わせは歯医者さんの調整が

必要な場合もありますが

歯だけしかみていない治療だと

全身バランスが逆に崩れてしまうこともあります。

また、麻酔薬の影響も肝臓や腎臓などに

悪影響があるケースがみられます。


●次に左の親指(手)が痛いに対して


スキャンすると、

左の母指球筋と周辺神経が疲労している反応あり

話を聞くと、土いじりが好きでかなり親指を使うとのこと


何故、右は大丈夫なのか?


その原因は、膵臓(血糖値)の問題でした。


膵臓と左広背筋と左上腕三頭筋(二の腕)が

神経支配でつがっています。


膵臓の機能低下により、左の背中と左腕の筋肉

が弱化したことにより

土いじりの負担が左の母指球筋と神経に

通常よりも負担がかかりやすくなったようです。



さらに何故?膵臓の機能低下が起きているのか?



冷えた甘いジュースが関係しているとのこと


冷えたカルピスをよく飲むようです。


また冷えにより脾臓にも影響がでていました。

脾臓は、血液中の古くなった赤血球をこわすはたらきをしています。

 また、からだの中に入ってきた病原菌(びょうげんきん)や細菌(さいきん)などとたたかう抗体

(こうたい)を作ったり、

新しい血液を溜(た)めるはたらきをしています

この時期、冷えた飲み物で機能低下している方が

います。


調整後は、左の親指を動かしていましたが

楽になったようです。

ただ、また同じような食生活(飲み物)と

土いじりをすると、痛みが戻る可能性があります。


原因をお伝えして、

食生活をどうするかはその方次第です。

気をつけていける方は、

症状はだんだんでなくなっていきます。


このように、スキャンで紐解きながら

実際の体で筋肉や関節の力の入り具合や

歪みなどを確認して施術をしています。


また、日常生活や食生活のアドバイスも

スキャンからわかったことをお伝えしています。