筋反射の少し深い話 | 牛久市の健康アドバイザー兼 整体師シンイチロウのブログ

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茨城県牛久市で夫婦で営んでいる整体院です。


日々の整体の臨床例を紹介したり、『体・心・食』のことをお伝えしているブログです。

今日は、別パターンでの筋反射からの

施術の説明と少し詳しい内容を

お伝えしていきます。


※今やっているのは筋反射ではないのですが

ブログ上、筋反射のほうが説明しやすいので

筋反射ということで進めていきます。


以前のブログでもお伝えしましたが

筋反射から情報を検出してそのあとに

調整していきますが

筋肉の反射により

体から異常部位を検出して調整により

正常という反応にしていきます。  



なにで正常・異常を判定しているかというと



反射による左右の足のズレです。





筋反射は、足でも手でも自分の筋肉でも

どこでもできまして、どこを使ってもよいのですが

ここでは、わかりやすく足の長短差で

説明していきます。

この原理を知っている方が

体の異常部位を触れると相手の脳に忌避反応

がおき一瞬体の筋肉が弛緩します。

要は触られたくない異常箇所を人に触れられると

人の体は生理的に嫌がるということになり

一瞬足の長短差がおきます。

嫌いな虫を触ったり見たりすると

なんとなく嫌な感じと似ているかもしれません。


上記の原理を応用していくと、

原理を知った経験のある施術者が

異常部位をみると左右の足の長短差の反射が 

おき、その左右の足の長さのズレを

読み取っていきます。

数ミリのズレが一瞬反射としておきます。


実際には歪みとは違いますが、

歪んだら(相手の足の長短差がズレたら)

異常反応ということで考えていくと

わかりやすいかとおもいます。


左右の足の長さがズレたら異常

左右の足の長さが揃っていたら正常


オカルトでもスピリチュアルでもなく

体からしっかりズレを読み取り判定しています。


ここで受講生さんの中には

誤解してしまう方もいますが

通常のカイロプラクティックや整体と違い

体の構造的な歪みをみているわけではなく

あくまで反射をみています。

体の反射というのは、熱いところに手をいれたら

無意識に手を引っ込める反応です。



ここでさらに私がやっている筋反射の

奥深いことをお伝えしていきます。


もう少し応用していくと


症状の原因を体から検出できて

その異常を正常に調整すると

症状は緩和していきます。


施術者によって異常を検出できる

レベルみたいなものが違うという

ことがあります。


例えばですが


同じ方に2人の施術者が筋反射を行うとして

Aさん(施術者)が筋反射した場合

腰椎3番は正常であると検出されたとします。

次にBさん(施術者)が同じ方の腰椎3番を

筋反射した場合、異常と検出されることがあります。

同じ方の同じ部位を筋反射したのに、

施術者によって結果が違うことがあります。

検査結果が違うのですが

どちらかが正解で不正解とかではないんです。

(両方とも正常に筋反射できているのが条件では

あります)



基本、異常を正常にしていく施術なので

異常(相手の足の長短差)を検出できないと

そもそも施術(一括調整)ができません。

(体の反応が変わらない)



施術者の知識・経験・健康状態などが

どこまでの範囲や領域の異常を検出できるか

決まってきます。

わかりやすくご説明すると

来院者さんより施術者のほうが

内臓の状態が悪いと、その施術者が来院者さんの

内臓を筋反射しても異常を検出できない

可能性も高くなるということです。

ということは内臓調整ができないことになります。


私は10年前に筋反射をはじめて

8年前くらいに人から教わり

その時は教えてくれた方のやり方を採用して

筋反射と一括調整をしていました。


3年前くらいに食生活を土台にして

筋反射の設定を変えたのは

(オリジナルスキャンを開発して設定を変えた)

そういった理由があったからです。


不調を抱えている方で

私より食生活が整っている方は

たぶんいないと思いますので

これまでの知識と経験と普段の私の食生活の

状態から筋反射すると、来院者さんの

様々な異常部位を検出できるため、

その部位が正常になれば不調は

緩和or消失していく流れになります。


かなり複雑な方もいますので

上記のようにいかないことも稀にありますが

基本はとてもシンプルな設定に

なっています。


本日は、筋反射について少し深いところを

お伝えしていきました。