木工教室:第12回踏み台を作る | 勢州たぬき工房の木工したり直したり

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2018年に小さな工房を自分で建てました。
包丁や大工道具を研いだり直したり。
他も色々作ったり直したり。
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こんばんは。たぬきです。

比良の地元イベント「感じる比良」に向けて踏み台を作って来ましたが、その仕上げを行ないました。


これがたぬき工房で進めていた頃の踏み台。

大体納まった感じ。

さて、教室に来ました。
正面の板に直径140mmの穴を自在錐で開けます。 これはネコさんが踏み台の中に入る為の穴。踏み台として売れなくても、ネコさんの家として買ってくれる人が出るかもしれませんからね。セコい考えで売れないか皮算用な訳です。

開けた穴にはトリマーで面取りします。

天板したに有ったすき間はやっぱり気に入りません。全体に首を3mm程下げて密着する様に加工し直しました。
そして接着です。もうね、組継ですから大量のクランプが必要なんですよ。
しかも転びがあるからクサビ状の治具も作ってメッチャしんどい事でありました。
次回踏み台を作る時は組継は止めようと思います。もし組継にするとしても、ネジ止め併用にします(笑)
現実な所として、摺棧にして、蟻溝にスライドのみで済ませたいですね。

接着に手間が掛かったので踏み台は教室に置いておきます。来週土曜日早朝から仕上げるつもり。それで商品になりそうなら値札付けて販売します。
どうか物になりますように💦

と言った所で、今日はここまでです。
以上、たぬきでした。ではでは。