木工教室:第9回工具箱の引出を作る | 勢州たぬき工房の木工したり直したり

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2018年に小さな工房を自分で建てました。
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こんばんは。たぬきです。


先々週は第5土曜日で教室はお休み。
先週土曜日は仕事が入ってしまいお休みしました。
2週間空いて久しぶりの教室です。
引出しは接着の際、圧締不足を指摘されました。例えばこれ。
しっかり締めればくっつくはずだそうです。たぬき工房ではハタ金で締めましたが力不足だそう。ここはポニークランプ等の強力なクランプで締めるべきでした。

ここもクランプ不足。

ポニークランプは水道管の様に厚肉の鉄パイプに固定して使うクランプです。パイプを長くすれば幾らでも伸ばせる便利な物ですが、中々高価で買いづらいクランプですねぇ。でもまぁ、これを機会にそろそろ買いましょうか。
6本で2万円超えるでしょうね。古道具屋に安く転がってないないかなぁ。見たこと無いけど。


仕口が出来ていてもクランプ不足だと全部おかしくなりますね。今迄は比較的小さい物ばかりだったのでハタ金でいけてましたが、これくらいのサイズになると力不足になるんですね。あーあ。

極めつけはカネがメッチャ狂ってました。
接着時は確認しながら締めるのでカネが出ていたはず。ハタ金掛けてから狂ったのでしょう。これも締付が弱かったからでしょうかねぇ。

教室では、矧いだ板をテーブルソーで切り出しました。その後、組継から墨付け。

工房に持ち帰ってから、続きをしています。14日(日)現在、組継と天秤差しまで墨付け出来ました。

次回の木工教室までに加工まで終わらせておきたいですね。そして教室で接着したい所。


と言った所で、今日はここまでです。

以上、たぬきでした。ではでは。