製作:令和4年の神棚を作る1 | 勢州たぬき工房の木工したり直したり

勢州たぬき工房の木工したり直したり

2018年に小さな工房を自分で建てました。
包丁や大工道具を研いだり直したり。
他も色々作ったり直したり。
元々は生産設備の開発屋。
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こんばんは。たぬきです。

年末ですね。毎年恒例の工房の神棚を作らなくては。

 

今年1年はこの神棚でした。
正面の板は、市販の本実継ぎの壁板で作っています。

 
今年一年で、多少は腕も上がったはず。なので、今回はもう少し神棚ぽい物を目指します。
市販の神棚を参考にしつつ、オリジナルの神棚を作ります。たぬきでも作れる様に、出来るだけシンプルに設計しました。
 
材料は地元の美杉産の檜を使います。
木取をどうするか、鉛筆と曲尺で罫書いては消しを繰り返します。木目の通りを考えると、中々難しい。パズルです。
 
木目に沿って斜めに取ったりしながら最適な木取を探します。残った材から「こけら」も切出したいので、どこから取るか考えておきます。
 
柱は四方柾を狙います。
とにもかくにも毎日見るものです。神棚を適当に作ろうとは思いませんが、自分の下手さ加減に毎日嫌な気分になるのは避けたいところ。
柱の木目が斜めに走っていてはげんなりします。
下手なリにも、これはこれでいいな、と思えるものを作りたいですね。
 
と言ったところで、今日はここまでです。
以上、たぬきでした。ではでは。