こんばんは。たぬきです。
ケースの続きを。
先日挽割った鏡板ですが、それぞれ勝手な方向に反っています。今日はこれらを2分厚に整えます。
鉋を研ぎます。研承成#6000→中山からす。
硬さは5段階で4-。普段5とか5+の砥石を使っていると、ちょっと柔らかく感じますね。
小鉋を研ぎました。この後、福三郎寸八も研ぎました。
これは、以前台打ちした福三郎寸八。
勢州たぬき工房謹製、台直し定規で下端を調整します。
定規で直角を出してから
台直し鉋で削ります。
小鉋で荒削りした面を浚っていきます。
大切れを刃先だけ立てて研いでいます。なので本調子ではないと思いますが切れますね。
元々はリサイクルショップでさびさびになっており、ゴミ手前でした。それを透直して染直して研ぎ直して台打ちして、ようやく使えるまでに復活しました。今後もたぬき工房で戦力となって欲しい。
作業台周りが鉋屑だらけになりましたが、厚さがそろいました。
鉋掛けの感触から挽割った時よりも乾燥が進んだようです。もう2分厚の板ですから、ここからは一気に乾くと思います。
と言ったところで今日はここまでです。
以上、たぬきでした。ではでは。