整備記録:ジムニーパンク修理 | 勢州たぬき工房の木工したり直したり

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2018年に小さな工房を自分で建てました。
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こんばんは。たぬきです。

ジムニーのパンク修理の話を。

 

数年前に修理したパンクですが、再び空気が抜けるようになりました、2週間ほどで0.5kg/cm2程になってしまします。当時は外側から直しましたが、今回は内側から直したいですね。

で、内側からならタイヤをホイールから外さねばなりません。自分でやるならビードブレーカーとタイヤレバーですね。あと、コンプレッサーも要るか。

 

ガソリンスタンド等で、タイヤを外すと1500円/本位掛かりそう。この先、タイヤ交換なんかも考えれば、自分でやるのもアリでしょう。最近は手動式のタイヤチェンジャーが安く売られてます。YouTubeのレビューでも使い物になりそうな感じです。

 

という訳で、チェンジャーを探した所、ヤフオクで送料込5000円チョイで出ています。

アタリかハズレか分かりませんが勢いで落札しました。

箱が破れてますが届きましたよ。中身は問題無いようです。

 
組立てました。A4の組立図1枚しかありませんが、組立ては簡単です。簡単すぎてタイヤに当てる部品の向きを間違えました。写真は反対についてます。ありゃ恥ずかしい💦
組立図と本体のコーションシールは、「マニュアルを読んでから作業しろ!」と警告してくるのですが、マニュアルは付属してませんねぇ。
 
ジムニーのホイールを外しました。バルブの位置にペイントマーカーで印をつけておきます。
虫を外します。
 
ビードブレーカーの向きを正しく直してからビードを落とします。素直に落ちました。ちゃんと使えますね。
 
この後、裏側も落としました。
 
ホイールを作業台にセットします。本当はクローバーという大きなレバーをホイール中心の棒に引っ掛けてタイヤを外します。しかし、この作業はチェンジャーを地面にしっかり固定する必要が有ります。そこで、普通のタイヤレバーで外しました。段ボールの切れ端はビードプロテクター代わりです。
タイヤレバーなら地面に固定する必要は有りません。ジムニーの様に扁平率が大きく、柔らかいタイヤなら、タイヤレバーでもすんなり外れると思います。
 
もう一方を外す時は、チェンジャーを踏みつけながら作業しました。ここは、地面に固定して置いた方が絶対楽です。作業は単純ですが力が必要です。
 
スローパンクチャーしてた所。
外側から直した跡が見えますね。これはニッパで掴んで外しました。ここからは通常のパンク修理です。ヤスリ等で表面を平滑にしてからゴム糊を塗って、乾かしてからパッチを貼って、叩いたり押し付けたりして空気を追い出します。
 
はい直りました。
サイドウォールのパッチもついでに交換しました。何となく浮いてるように感じたので念の為。サイドウォールは動きが大きいので剥がれやすい気がします。なので自転車用の薄手のパッチを使っています。
たぬきが子供の頃は、自転車のパンク修理は男の子の嗜みでしたが、今のチビッ子はこんな汚れ作業が出来るかな(笑)
 
ホイールに組戻します。シリコーンスプレーをビードに吹きます。本来はビードワックスを使う所ですが持っていないので。
 
柔らかいタイヤなので、レバーを使わずとも手で入ります。外すよりも簡単です。たぬきの体重が役に立ちます。
 
入ったら、バルブとペイントマーカーの印を合わせます。
 
タイヤに虫と空気を入れてビードを出します。車に取付けて空気圧を確認して完了。
チェンジャーをバラして元の段ボールに仕舞います。
半自動溶接のスパッタだの、ワイヤーだのがあちこちについてます。安物に文句言ったらダメですね。笑いながら自分で取りました。
自分で手直ししないと、まともに使えないだろうと思っていました。なので、すんなり使えたのは意外です。当たりを引いたようですね。
 
と言ったところで今日はここまでです。
以上、たぬきでした。ではでは。