今回は『創世記』3章を聖書全体から見て、簡単に説明してみたいと
思います。
悪魔サタンが女(エバ)の前に現れて、「園のすべての木から食べては
ならない、と神が言われたのは本当ですか」と尋ねます。
しかし、女は「園の真ん中にある木の実以外は食べても良い、と
言われている」と答えます。
そこで、サタンは「その実を食べても死ぬことはない。それを食べれば
目が開け、神のように善悪を知るようになる」と魅力的な嘘をつきます。
すると、女はサタンの誘惑に負け、神を退けて自分で物事の善悪を
判断することにします(実を食べます)。
そして、夫のアダムにもそのように勧め、アダムも神に背きます。
それから、アダムとエバは神から隠れようとしますが、神から問い詰め
られると、アダムは神から与えられた女のせいにし、女はサタンに
騙されたと神に告げます。
それを聞いて、神はサタンを呪い、女の子孫であるキリストがサタンを
滅ぼすと予告されます。
(創 3:1-15)
この箇所は非常に重要です。
女が悪魔サタンに騙されて、人類の罪が始まりました。
夫のアダムまでも罪を犯します。
罪とは【的外れ】という意味です。
神を無視して生きることです。
人類始祖が神から与えられた命令に背いて以来、人間は神を無視して
的外れな人生を送るようになりました。
そして、時間が経つと死ぬようになりました。
しかし、神は即座に人間を騙したサタンに死刑の宣告をし、キリストを
通して人類を救うと計画されました。
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