六六六の獣 | 聖書早読み

聖書早読み

聖書を読めばすべてが分かる!
聖書は世界のベストセラーで全人類必読の書です。
実は、聖書には世の中の問題の根本原因と解決法が書いてあります。
聖書を読んだことがない方でも分かるような内容にしますので、どなたでもご覧頂けます。


女は自分の場所である荒野に飛んで行くために、大きなわしの二つの翼を
与えられ、そこでから逃れて、一年、二年、また、半年の間、養われます。

蛇は女の後に水を川のように、口から吐き出して、女を押し流そうとします。
しかし、地はその口を開いて、龍が口から吐き出した川を飲み干し、女を
助けます。

龍は女に対して怒りを発し、女の残りの子ら、すなわち、の戒めを守る
イエスの弟子たちに対して戦いを挑むために出て行き、海の砂の上に
立ちます。


また、一匹のが海から上って来ます。
それには角が十本、頭が七つあり、それらの角には十の冠があって、
頭には神を汚す名がついています。

この獣は豹に似ており、その足は熊の足のようで、その口は獅子の口の
ようです。
龍は自分の力と位と大いなる権威とをこの獣に与えます

その頭の一つが死ぬほどの傷を受けますが、その致命的な傷も治って
しまいます。

そこで、全地の人々は驚き恐れて、その獣に従い、龍がその権威を獣に
与えたので、人々は龍を拝み、その獣を拝んで賛美します。

この獣には大言を吐き汚しごとを語る口が与えられ、四十二か月の間
活動する権威が与えられます。

そのため、彼は口を開いて神を汚し、神の御名と、その幕屋、すなわち、
天に住む者たちとを汚します。

彼は聖徒に戦いを挑んでこれに勝つことを許され、すべての部族、民族、
国語、国民を支配する権威を与えられます。

地に住む者で、ほふられた小羊命の書にその名を世の初めから
記されていない者は皆、この獣を拝みます。


さらに、他のが地から上って来ます。
それには小羊のような角が二つあって、龍のように物を言います。
そして、先の獣の持つすべての権力をその前で働かせます。

その獣は地と地に住む人々に先の獣を拝ませ、大いなるしるしを行って、
人々の前で火を天から地に降らせることさえします。

また、先の獣の前で行うのを許されたしるしで、地に住む人々を惑わし、
先の獣の像を造ることを地に住む人々に命じます。

それから、その獣の像に息を吹き込んで、その獣の像が物を言うことさえ
できるようにし、その獣の像を拝まない者を皆殺させます。

そして、すべての人々にその右の手あるいは額に刻印を押させ、 この
刻印のない者は皆、物を買うことも売ることもできないようにします

この刻印は、その獣の名、またはその名の数字のことです。
その数字とは、人間を指し、六百六十六です。


(黙 12:13-13:18)


悪魔サタンである蛇または龍は神の王国である女を攻撃しようとしますが、
女は助けられます。

そして、サタンは女の「残りの子ら」を攻めようと出て行きます。
「残りの子ら」とは、地上で生きているイエスの弟子たちです。

イエスに信仰を持ち従って亡くなった人々は神の王国の成員として、既に
天にいます。(黙 7:4-8)


さて、13章に入ると、二匹の【獣】が登場します。
前回の記述も合わせて見ると、共にサタンの支配する国家権力を指す
ようです。

また、後のものは先のものの持つ権力を引き継ぐようです。
最後に、後のものが全世界の人々に刻印を押し、その支配下に
置こうとします。

刻印の数字は【六六六】です。
聖書で【六】は不完全を指します。(【七】は完全)
六が三つ並んで、「超不完全」という意味に解釈できます。

「人間を指し」とありますが、人間は神に反逆して不完全になりました。
サタンも同様です。


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