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本日はイエスの故郷での話です。
聖書該当箇所は以下になります。
→ ルカ4章 (文字をクリックすると開きます。)イエスはお育ちになったナザレに行き、安息日にいつものように会堂に入り、
聖書を朗読しようとして立たれます。
預言者イザヤの書が手渡され、その書を開いて、こう書いてある所を
出されます。
「主の御霊がわたしに宿っている。貧しい人々に福音を宣べ伝えさせる
ために、わたしを聖別してくださったからである。主はわたしをつかわして、
囚人が解放され、盲人の目が開かれることを告げ知らせ、打ちひしがれて
いる者に自由を得させ、 主のめぐみの年を告げ知らせるのである」
イエスは聖書を巻いて係の者に返し、席に着かれると、会堂にいる全員の
者の目がイエスに注がれます。
そこで、イエスは「この聖句は、あなたがたが耳にしたこの日に成就した」と
説き始められます。
すると、彼らは皆イエスをほめ、またその口から出て来る恵みの言葉に
感嘆しながらも、「この人はヨセフの子ではないか」と言います。
そこで、イエスは「カペナウムで行われたと聞いていた事を、あなたの郷里の
この地でもしてくれ、と言う」とナザレの人々のことを言い、「預言者は、自分の
郷里では歓迎されない」と批判されます。
それから、エリヤの時代にイスラエル全土に大ききんがあった際、そこには
多くのやもめがいたのに、エリヤはそのうちの誰にも遣わされないで、
ただシドンのサレプタにいる一人のやもめにだけ遣わされ、
また、預言者エリシャの時代に、イスラエルには多くのらい病人がいたのに、
そのうちの一人も清められないで、ただシリヤのナアマンだけが清められた
という歴史的事実を指摘されます。
会堂にいた者達はこれを聞いて、皆憤りに満ち、 立ち上がってイエスを町の
外へ追い出し、その町が建っている丘のがけまで引っ張って行って、突き
落とそうとします。
しかし、イエスは彼らの真ん中を通り抜けて、去って行かれます。
(ルカ 4:16-30)
<解説>
イエスがナザレの会堂で聖書を朗読する際、イザヤ書61章のご自分に
ついて書かれている箇所を読まれます。
すると、人々はイエスを見て、イエスは「この聖句はこの日に成就した」と
宣言されます。
しかし、人々はイエスが「ヨセフの子ではないか」と良く思いません。
そこで、イエスはエリヤとエリシャの例を出し、預言者が郷里では歓迎
されないことをおっしゃいます。
これを聞いて、人々は怒り、イエスをがけから落とそうとしますが、イエスは
逃れられます。
今回は、ナザレの人々がイエスのことを家柄で判断し、彼に信仰を持つことが
出来なかったという話でした。
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