GALLERY北野坂の建物に興味をもって、久しぶりに神戸に向かう。
日本経済新聞[私の履歴書」に安藤忠雄氏が北野で設計にたずさわったことが記載されていた。個展の
会場がその設計されたビルであった。
北野坂を歩いて、すぐに目的地がわかり、コンクリートうちぱなしの壁をさすりながら階段をあがる。
1階のオフイスがガラス越しによく見える。スタッフの人が上、上と手でサインしてくれる。あなたの行き場所は上の階です。そんな合図でした。建物の1階と2階が独立した空間でありながら、空間を共有しているひとの気遣いが感じられる不思議な空気があった。
晶子さんが笑顔で迎えてくれた。
黒いキャンバスに白い線で緻密に描きあげた鳥の目がこちらを見据えている。白い線が白いレースに見える。細やかさと迫力で新たな作品が新たな創造の世界にひきいれてくれる。

