はしご酒が少なくなったのは | 燗酒好きのカピバラさんの日常

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福島県二本松と本宮の葬儀屋さんの隣でで酒屋をやっています。お酒の事、日常の気づき、趣味の読書の事など書いています。blogを見てお酒に興味を持って貰えたら嬉しいです。

こんにちは、福島県二本松市と本宮市の葬儀屋さんの隣の酒屋

勢州屋の太田きょうじゅです。お酒は全般好きです。特に冬は身も心もあったまるお燗酒最高ですね。

 

さて、結構前から飲食業界では「はしご酒が減ったよね~。」なんて会話を良く聞きます。私の自宅は飲み屋街の端っこの方にあるので、小さい頃は夜になると酔っ払いのおっちゃんが沢山ウロウロしてました。3軒~4軒飲み歩くのなんか当たり前だった時代です。

でも今は1軒で何時間もゆっくりしてそのまま代行で帰るなんて方が多いようです。実際私の小さい頃と比べると飲み屋街を歩っている人影が明らかに少なくなっています。

理由はやっぱり不景気が大きいんでしょうね。お給料が上がらないとか、少しお給料が上がったとしても先行きが不安だからお小遣いが増えないとか・・・。もしかすると飲酒運転の罰則が厳しくなった影響もあるでしょうね。もちろん飲酒運転はいけないことですので、それはしょうがないと思います。

 

しかし、先日問屋の営業の渡辺くんと話をしていて、もしかしてその他にも理由があるんじゃないかなって思ったんです。

「最近自分もはしごすること少なくなりました。昨日も2軒しか行かなかったんですよ。」

という渡辺君。何時まで飲んでいたのか聞いたら、午前様だったらしいです。

つまり、お酒は沢山飲んでいるし、一軒あたりの支払いも多分そこそこの金額にはなっていたはず。はしご酒しても同じくらいの支払いだったんじゃないかな?

この話を聞いて、もしかしたら飲み屋さんを変える理由がなくてはしご酒しないって人もいるのかもしれないなって感じました。

飲み屋さんで美味しいものを食べたり、かわいい女の子と話をしたり、楽しいショーを見たりということが飲み屋さんに行く理由じゃなくなってきているのかもしません。その代わりに、気の置けない友達とお酒を飲みながらしゃべる場所として居酒屋さんを使うといった感覚の人が増えているのかも。その場合極端な話としては、よっぽど嫌なお店でもない限りお店はどこでも良くなってしまうのかなと思います。また、友達と話をすることが目的であれば、色んなお店を回るよりは一軒で腰をすえて食べて、飲んでした方がゆっくり出来るし、沢山話ができますよね?

 

もしそういうお客さんが増えているのだとしたら、価格やお店の立地よりも、お店の人の個性の方が重要になってくるのかもしれませんね。あの親父さんに会いたいとか、スタッフの○○くんと仲良いからあのお店に行くとか。だってお料理やお酒はある程度同じものをそろえたり、真似することが出来るかもしれませんが、そこで働いているスタッフの個性は同じにすることは無理ですから。

僕もSNSや店頭で自分らしさをもっと発信して、一人でも多くの方に「会いに来たよ!」って行って貰えるようになりたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

お酒を通して、皆さんに楽しい縁がたくさん結ばれますように!!

 

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