酒屋のオシャレアイテム？？？

こんにちは、福島県二本松市と本宮市の葬儀屋さんの隣の酒屋

勢州屋の太田きょうじゅです。

折角の祭り目白押しの今週末なのに、昨日・今日と雨です。若連さんたち風邪を引かなければ良いなぁと思います。

私の住んでいる安達郡ではお祭りに関してこんな話がまことしやかに話されています。

それは、「二本松の祭りが晴れていると、本宮の祭りは雨が降る！」

はっきりとした根拠はないのですが、地元に暮らしているとたしかにどちらかの祭りでは必ず雨が降っています。もちろん雨の多い秋の時期ですので、不思議ではないのですがそれくらいお祭りが地域の生活に結びついている証なのかななんて思っています。

さて、今日のネタは酒屋のオシャレアイテムについて！！！

酒屋さんて結構汚れることも多い仕事です。お掃除などはもちろんどんな商売でもしますが、液体を扱っているので瓶を割ってしまえばかぶる事もありますし、飲み屋さんなどに納めていれば使い終わった瓶を下げてくる酒屋さんも多いと思います。

そんな感じなので、私の中の酒屋さんのイメージは、夏ならティシャツにジーパン、冬でもジャンパーにジーパンなんて感じ。

どうでしょう？みなさんの頭の中の酒屋さんのイメージとは違ってますでしょうか？（笑）

もちろん、ワイシャツにスラックス、黒の長いエプロンをしたソムリエのようなスタイルで仕事をされている酒屋さんもいらっしゃるでしょうが、私の中の酒屋さんはサザエさんの中の三河屋のサブちゃんなので、ご勘弁を！

そんな取り立てて個性の出にくい服装を仕事着としている酒屋さんで、他の人と違いを出すアイテムの１つが前掛けじゃないでしょうか？

前掛けってとても丈夫で破れにくいですし、昔はお酒の入っている箱が木箱だったので飛び出している釘や木のささくれからも守ってくれていたんですね。

また、足首近くまである長い前掛けは物を運ぶときに肩にかけてその上に物を乗せたりもできるし、裾の方をつまむと即席の袋状になるので、その中に商品などを入れて持ち運ぶことも出来たりと結構重宝するんです。

そんな前掛けがなぜオシャレアイテムかといいますと、それぞれの酒蔵さんや酒屋さんで前掛けを作っていて、家紋や屋号、酒のラベルなど本当に色んなデザインがあるんです。

今でも自分の蔵の前掛けを作って使っている酒蔵さんも多いですし、取引している蔵元さんの中には季節の折に前掛けを送ってくださるところもあります。

そんなデザイン豊富な前掛けだからこそ、どこの蔵元のどんな前掛けをかけるかで人との違いをだすことも出来るのでは？なんて・・・。ちょっと強引ですけど。（笑）

でも意識して見てると結構おもしろいんです。たかが前掛けですが、色も長さも生地も、それぞれに違っていて、もちろん使いやすい使いづらいなどもあったりと千差万別なんですよね。

時々、見たことのない前掛けをしている問屋さんなどを見ると、「かっこいいっすね～！」とか「珍しい前掛けしてますね！」なんて前掛け話に花が咲いたりすることも・・・。

ここからは私の持っている前掛けやお店においてある前掛けコレクションを貼ってみました。

うちの店のオリジナル前掛けです。
うちの正社員のスタッフ限定の非売品です。

うちのお店に飾ってある各蔵元さんの前掛けです。

左から、常徳屋(焼酎)、タイガー&ドラゴン(四元酒造：芋焼酎)、群馬泉(日本酒)、篠峯(日本酒)、奥の松(日本酒)です。

こんな感じで、壁にかけるのもかっこよくないですか？

また、こんな使い方も。

前掛けを目隠しに使ってみました。
この前掛けは、無一物という壱岐の麦焼酎のものです。

さて、ここからは番外編です。

函館刑務所製作の前掛け
昔、人気になったのを覚えてる方はいらっしゃいますかね？

昔、姉にもらったお土産のスターウォーズの前掛け