こんばんは、福島県二本松市と本宮市の街のお酒屋さん
勢州屋の太田きょうじゅです。
どんな仕事でも同じだと思うのですが、自然とプロの知識が身につくことなんてありえないですよね。それぞれの業界でプロとして認められている方々は、当然そう呼ばれるだけの努力をしているから多くの方から憧れられ、信用されるのだと思うのです。
私は、まだまだ尊敬する酒屋の先輩方からしたら、足りない部分がたくさんあります。
的確な味わいの説明もできないですし、知識も十分ではないと思います。それでも、約15年酒屋をやってきて、自分の好みの味わいも少しずつわかるようになってきましたし、お客さんともお酒の話をすることができるようにもなりました。
酒屋の息子として生まれたので、アサヒビールのスーパードライとか超有名なものは小さい頃から知っていましたが、仕事として戻ってきたばかりの頃は知らないことばかり。
だから覚えるために沢山本を読みました。本屋さんに行くたびにお酒の本を買ってきて、配達の合間や家に帰ってから、出かけるときにも本を持ち歩いて、色々な本を読みました。
また、味も分からず沢山のお酒を飲みました。
姉も、ワインの勉強をしていた頃(今ももちろんしているのですが)、毎朝早く起きて必死で勉強をしていました。毎日毎日。
でも、それって仕事であればやるべきなのかなって思います。お客さんから見たら、入ったばかりのスタッフも、何十年も仕事をしている人も全てプロなんですもの。お酒のことを知っていて当然と考えると思います。
パソコンのこと分からなかったら、電気屋さんの店員さんに聞きますよね。
車の調子が悪かったら、車屋さんに聞きますよね。
そんな時に少しでも自分で答えられるように勉強しなきゃいけませんよね?いくら自分でアマチュアだと思っていたとしても、お客さんから見たらプロなんですから。
毎日仕事をしていれば自然とプロの知識が身につくなんてことはないと思います。
酒屋としてまだまだですが、少しずつ少しずつでも前に進めるように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
お酒を通して、皆さんに楽しい縁がたくさん結ばれますように!!
たまにつぶやきます。
空の写真とか、お酒の写真を時々あげます。
「♯飲みたくなる写真対決」で検索してもらうと、いわきのしのぶやさんと対決している写真がでてきます。
日々の仕事の事、お酒の事、その他全く酒屋に関係ないこと、あげてます。
お暇なら見てくださいね。