お酒の勉強会 | 燗酒好きのカピバラさんの日常

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福島県二本松と本宮の葬儀屋さんの隣でで酒屋をやっています。お酒の事、日常の気づき、趣味の読書の事など書いています。blogを見てお酒に興味を持って貰えたら嬉しいです。

こんばんは、福島県二本松市と本宮市の街のお酒やさん

勢州屋の太田きょうじゅです。

 

今日は、福島県酒類卸株式会社さんの日本酒の勉強会に行ってきました。

場所は、須賀川市。円谷英二氏の故郷ということで、M78星雲と姉妹都市になっている街です。

 

今日の勉強会は、講演と利き酒の二部構成

一部の講演は、業界の方なら知っている方も多い「福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター 醸造・食品科 科長 鈴木賢二先生による業界の流れや今の流行などについて。

 

かつて新潟県産酒が淡麗辛口で全国で人気になりました。そして、時は流れて今は芳醇旨口がトレンド。香りがあって甘みのあるお酒が人気になってきているとのこと。

講演は、ところどころ冗談も交えながら、麹歩合や汲み水歩合など専門的な話まで幅広く行われました。ちょっと難しかったですが、とても勉強になった講演でした。

 

その後の利き酒は、まずは水の味わいの利き分け。

酸味・甘み・塩味・旨味・苦み・金属味の6種類を利き分けてみよう!!ということで、

始めに見本を味見して覚えて、その後目隠しされた中からどれがどれかを当てるというもの。

 

ただでさえ難しそうなのに、通常の水も3つ入れて9種類から利き分ける・・・。

難しかったですが、なんとかクリアしました。

 

その後は、オフフレーバーという日本酒に着くことのある好ましくない香りを利き分けるという課題。

たとえば、木香(たる酒のような木の香り)、生老ね香(生酒が熟成した時の香り)、カビ臭などなど。

見本を口にした時には、明らかに不快な香りに感じるものも、目隠しをするとどの香りだか判断するのは結構難しく、また何度も口に含んでいると徐々に舌がマヒしてきて、尚更わからなくなってきて・・・。

 

結構難しいものです!!



でも、このような香りを判断できるようになることで、美味しいお酒をお客さんに飲んでいただける力になるんですよね。

また次回も参加して、自分の舌を鍛えなければと反省した勉強会でした。

 

新しいことを知るってすごく大変だけど、とても楽しいですね。

自分のお店でもこんな勉強会を開けたらお客さんも楽しんでもらえそうだし、より一層お酒を楽しんでもらえるだろうなって思いました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

お酒を通して、皆さんに楽しい縁がたくさん結ばれますように!!


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