1円の利益と1円の経費 | 燗酒好きのカピバラさんの日常

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福島県二本松と本宮の葬儀屋さんの隣でで酒屋をやっています。お酒の事、日常の気づき、趣味の読書の事など書いています。blogを見てお酒に興味を持って貰えたら嬉しいです。

こんばんは、福島県二本松市と本宮市の街のお酒屋さん
勢州屋の太田きょうじゅです。

以前先輩酒屋さんから言われた言葉です。
「1円の利益を出すことと1円の経費を減らすことは同じことだよ」と。

また、1円の利益を出すためには販促を打ったり、POPを書いたりとしなければいけない。でも、1円の経費を減らすことは以外と簡単にできるんじゃないかと。

もちろん経費を減らすといっても、なんでもかんでも削ればいいと言うことではなく、無駄にしているものがないかどうか?確認をしましょう!ということです。

それを聞いたときにすぐに浮かんだのが「包装紙やのし紙」でした。
もちろん、お客さんにできるだけ包装紙やのし紙をださないようにするってことではありません。
無駄に捨てられているのし紙や包装紙を減らすことで経費を削減できると思ったんです。

うちの店では、プリンターでのし紙を印字するのですが、お客さんから耳で聞いただけだと結構聞き間違いが多く、印刷し終わってから「違うよ!」って言われたり、また「お祝い」と「お礼」を間違えて印刷したりと使えないのし紙が多かったんです。

同じように包装紙も、上手く包装できなかったときにグシャグシャにして、捨てていることが結構ありました。
1枚あたりは、たかだか5円や10円かもしれませんが、積み重なれば結構大きな金額になります。その上、やり直す分お客さんをお待たせする時間も長くなってしまいます。

そこで、その話を聞いたときに改めてのし紙や包装紙、レジ袋などの金額を調べなおして、事務所に張り出すことにしました。何かの拍子に目に入れば思い出してくれるでしょうし、新しいスタッフなどが入って説明するときにも実際の数字で見たほうが分かりやすいと思って貼ることにしました。

もちろんのし紙を無駄にしないために、レジでお客さんに名前を書いてもらってから印刷するようにもしました。ミスをしたのし紙などはメモ用紙にしたりもしています。

少しずつではありますが、無駄に捨てられていることが減ってきていると思います。

来月中ごろからは、お中元用のギフトが入ってきます。もう一度みんなで再確認して包装紙やのし紙の無駄をさらに減らしていきたいと思います。できれば経費は、少しでもお客さんが喜んでいただけるところに使いたいですものね!



お酒を通して、皆さんに楽しい縁がたくさん結ばれますように!!


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